三月になってしまった!


三月です。
またまたすっかりご無沙汰でごめんなさい。
冬はやっぱり苦手(笑)なんて言い訳にならないね。
暖かくなったので頑張ります。
それにしても長い冬でした。
でも、こんな風に雪の下からけなげに緑の芽が伸びてきています。


と言うことで、冬の統括、一気にいきます。
まず、1月14日は恒例の弘前川柳社新春川柳大会へ。
鉄男さんの絶妙な挨拶で始まりました。
参加者のスナップをどうぞ。

1月22日は、某所で行われたとある会に参加しました。
久しぶりにお会いした方々と楽しいひと時を過ごしてきました。
画像はその時のお料理のひとつ。
二次会にも参加して八戸の夜の街へと繰り出しました。

一月は他にもいろんなイベントがあって、結構忙しかったです。
でもカモミールの活動がずっとお預けになっていたので
そっちを書かせていただきます。

12月の忘年句会の様子です。
ランチをしながらまったりと。
この日はカモミール初めての封筒回しを行いました。
その日の作品の一部をご紹介しますね。

「肉」

ハンバーグのまん中で父さんに出会った  滋野 さち


「曳く」

曳かれてる牛の陽射しを画いておかねば  細川 静


「笑」

「笑」の筆順 生きづらさの笑窪  三浦 潤子

 梟が笑って少うし後でボクも笑う  細川 静


「お尻」

一番はお尻二番目はお月様  滋野 さち


「流星」

流星を飲み干したまに女です  三浦 潤子

息止めてただ今流れ星の時間  笹田 かなえ

泣いていいですか双子座流星群   守田 啓子


「舟」

もう舟は出たか 大根洗ったか  笹田 かなえ


「神」

恋人のようで神様のようで…雪  守田 啓子



一月のカモミールは会場の都合で初めてホテルの会議室で
行いました。


これは席題の「月光荘の鉛筆」。

その日のそれぞれの作品です。

8Bの鉛筆尖ってはいけません  三浦 潤子

8Bな気持ちで晩年をゆくわ  守田 啓子

鉛筆舐め舐め月光荘チャップリン  細川 静

鉛筆かハサミか決めかねている冬日  滋野 さち

・・・なので私 今期しばらく休みます  笹田 かなえ

さて、いよいよ2月のカモミール
「えんぶり吟行」です。

この日、昼頃の八戸は寒かったけれど
町歩きには大丈夫なくらいな天気でした。
一斉摺りと言って、街中の通りにえんぶり組が全員終結して
一斉に摺りを行います。

あちこちの組のそれぞれに特徴のある烏帽子や舞を
見ることができました。
この烏帽子のしろい花は、ウツギをかたどったものです。

お昼は近場のお店で会食。
ちょっとお酒の入った人もいらっしゃいましたね(笑)

そしていよいよ句会。
みなさん、真剣です。
合評でも鋭い意見がバンバン。


そして記念撮影も。
参加してくださった
むさしさん、五郎さん、一艘さん、しんのすけさん、冬鼓さん、
本当にありがとうございました。
実はこの日の帰りは大変に天気が荒れて、
弘前方面からお車でいらした一艘さん、しんのすけさんは吹雪の中を
命からがら無事にお帰りになったということで、
申し訳なかったと思っています。
吟行、これからは季節も少し考えますね。

では、作品を少し紹介させてください。

軍事パレード 吹き抜ける烏帽子の朱   三浦潤子
弾力があるのよ八戸の根雪   三浦潤子

尻もちをつく目の前に春らしきもの   守田啓子
重要無形民俗文化財の月   守田 啓子

裏道で春のドレスに火をつける   須藤しんのすけ
視界良好おひとりさまの長い列   須藤しんのすけ

春節の通行止めに紛れ込む   熊谷冬鼓
自撮棒マイナス五度は映せない   熊谷冬鼓

小雪が舞うと崩壊熱である   小野五郎
脇差も陣羽織も桃である   小野五郎

エンコエンコ この世はすべて味噌握り   奈良一艘
ぞろぞろと三月 びっしりと鱗   奈良一艘

春をぶら下げえんぶり組が来てしまう   むさし
ジャンギじゃらじゃら次に死ぬのは僕ですね   むさし

お前の中を終始夜汽車が通る   細川 静
産院灯るドーサイえんぶりから   細川 静

脛布・爪子 一揆が駆けていく雪野   滋野さち
俵編む父よみがえるえぶり舞い   滋野さち

ひるがえって鬣うしろ姿が消える   笹田かなえ
ドライフラワーの続きを少し話そうか   笹田かなえ

この画像がそのドライフラワーです。
むさしさんからいただきました。
はい、もうドライフラワーですから(笑)
むさしさん、ありがとうございました。
ネコ達に齧られないように大事にとっておきます。

ちなみにこの日は、羽生結弦選手が平昌冬季オリンピック
歴史的な快挙を成し遂げ、金メダルを取った日でもあるんですよね。
で、私、ユヅくんと握手したことあるんです。わぉ!
何年か前のアイスショーで来た時に、見に行ってしっかり握手してもらいました。
そのころのユヅくんは華奢でよく転んでいました。
多分、まだ技に体がついていかなかったのかなと。
今なら言えることですが。
ちょっと、自慢でした。

では、ネコちゃんいきます。

さばみ。
寒いせいか、最近ようやくネコ部屋にも入ってくるように
なりました。ときどきぱんだの「来るな」攻撃にもあいますが、
めげずにちょこちょこ入ってきます。

そのぱんだとなーこ。
このふたりは微妙にライバル意識を持ちあっているようです。
このように仲良さげですが、このあとにプリンタの上を巡って
小競り合いをしてました。

じろとぱんだ。
じろは本当に甘えんぼ。寒い時はぱんだに
しっかり寄り添って寝るのです。
出かける時にストーブは消すのでこのように毛布を掛けていきます。
この毛布、ななのお下がりです。
なかよしさんだね。



今日の美味しいもの。
弘前の大会の前の夜に連れて行ってもらった
焼き鳥屋さんで食べた焼き鳥です。
塩だけでも深みのあるお肉の味がして、
本当に美味しかったです。

そういえばヤツメウナギもメニューにあって、
哲也さんが頼んで、私もちょっとひとくち食べてみました。
うーん、タレで食べたかったかも(笑)


句集と柳誌のことは、もう少ししたら書きます。
もう、内容の濃いものばかりで、ただいま整理中。
関係各位の皆様方、御礼は改めて申し上げますが、
本当にありがとうございました。

追記 三月のカモミールは3月31日13:00〜 はっち 3F はち庵で
行います。この日は大学の国語の先生をお招きして文法の勉強をする予定です。
興味のある方はどうぞいらしてください。

お正月です


新年おめでとうございます。
すっかりのご無沙汰でした。
こんな私になりかわりまして、我が家のぼーいずとヤンママが
ご挨拶させていただきます。

と言うことで、大変遅くなりましたが昨年の十和田市現代美術館吟行から
ご報告をさせていただきます。

まずは「フラワーホース」がお出迎え。


 
そして巨大アリの「アッタ」。
アリもこうなるとちょっと怖いよね。


 外堀を埋めに来たのは巨大アリ   冬鼓


館内では各々自由に鑑賞。
私が写した画像、少しですがご紹介いたします。
そうそう、館内は一部を除いて撮影が自由なんですよ。

「ザンプランド」。
白い椅子に乗って穴から覗くと海底が見えるらしいのです。
らしいと言うのは、私この椅子に乗るのがちょっと怖くて
挑戦できませんでした。すごく残念でした。

  

  老がスッとあいて天井裏は海   啓子

  モノクロになった古希の空と海   さち


「光の橋」。
この橋は音が聞こえます。
中を歩くと不思議な感覚に包まれたのでした。
五感が刺激されました。

 そしてまた光の橋で見失う   かなえ


「ユーズ・アンド・エフェクト」。
ちょっと見、何が何だか分からないのですが、

拡大したもの一部です。
人体彫刻が肩車をして連なっているのです。
輪廻転生的なものがモチーフだそうです。
圧巻の光景でした。

 
 一億が登り続けるクラゲの手   隆行


そんなあんなを観て、いよいよ句会です。
美術館の一室を借りることができました。
コピーの使用もOKだったのはとてもうれしかったです。


最後にあのお方の前で記念写真。
メンバーは仙台から須田隆行さん、一艘さん、むさしさん、冬鼓さん、十和田市の「たてがみ」の
ミノリさん、昌子さん、さちさん、啓子さん、かなえの9人でした。
こうして時間が経って振り返ってみると、
神経を刺激をされながらも楽しかったという記憶が蘇ってきます。
十和田市現代美術館は大人のおもちゃ箱なんですね。

 

 大っきい偏平足でグリムを書くのです   一艘

 母さんがだいだらぼっちだったのか   むさし


 
では、皆さんの他の作品も紹介させてください。



月のない庭に漂流する小舟     守田啓子
箱物は嫌(イヤ)カアカアと鳴いたのに   村上昌子
赤いアリ フラワーホースで見たつもり   漆館ミノリ
あしたからアリスの森にいないウサギ   須田隆行
鏡の部屋を素通りしてはいけません  熊谷冬鼓
第三展示室からオノ・ヨーコの欠片   奈良一艘
Ver.1「魔女からママに戻れない」   むさし
空っぽででっかいツノであらがって   滋野さち
まんなかをゆっくりずれていく小舟   笹田かなえ



参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
今年もカモミールはあちこちに行く予定です。
その時はまた告知しますので、ご参加よろしくお願いいたします。


12月2日、「おかじょうき」の忘年句会に行ってきました。
(写真も撮ってきたのですが、そのデータがおかしくなっていて、アップできませんでした。ごめんなさい。)
その日は会員のきさらぎ彼句吾さんが「第6回東北川柳文学大賞」を
受賞され、その記念に句集「たまゆら」を上梓されたお祝いもありました。

たまゆら」です。
お祝いに何人かが句集から5句選んで句の朗読も行いました。
私も朗読させていただきました。
私の朗読させていただいた句です。


閂はずされる 月がずり落ちる
そばにいさせてよ金魚でいさせてよ
指先から満ちる 肩先から堕ちる
言い聞かせても言い聞かせても立つ埃
雨百ヶ日雪百ヶ日 まだかかし


たまゆら」は表紙の写真の帯締めのように、
読む者をキリキリと締め付けてくるような句集です。
読みながら忘れかけていた痛みを覚えたものです。
彼句吾さん、ありがとうございました。


今日の美味しいもの。
昨年、高校時代の友人と食べに行ったランチ。
合鴨のロースト。
お肉はもちろん、野菜もお味噌汁も美すごく優しい味わい。
デザートも充実していて、満足、満足でした。

さて平成30年。どんな年になることやらですが、
こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

まずは、1月14日の弘前新春大会でお会いしましょう!


追伸:年賀状ですが、もう少しおまちください。
と言うのも去年作った賀状ソフトがまたまた行方不明になっていて、
もう一度住所の入力しなきゃならなくなったの。
もっと早く取り掛かればよかったのにと、
今年もまた懲りないドジな私です。
*1月6日に少し訂正及び加筆をいたしました。

仙台etc.


早いもので、川柳杜人創刊70周年記念句会・山河舞句追悼句会からもう一週間が過ぎました。
主だった人のブログはすっかり杜人の句会のことを書き終えています。
遅ればせながら11月3日から5日までのこと、書きますね。
11月3日、ねじまき句会から参加される丸山進さん、青砥和子さん、
なかはられいこさん、瀧村小奈生さんと待ち合わせのホテルへ。
今回は、青砥たかこさんもとい青砥和子さんのご尽力により、
ねじまきの皆さんと同じホテルに宿泊できました。
和子さん、本当にありがとうございました。
ホテルで合流して、仙台るーぷるバスで瑞鳳殿の見学。
ここは仙台藩伊達政宗公を始めとした伊達家三藩主の霊屋です。
まだ紅葉には少し早かったものの、秋の樹の匂いが濃厚に立ち込めていました。


その次は土井晩翠が晩年を過ごした「晩翠草堂」へ。
どこかなつかしい落ち着いたたたずまいに土井晩翠の人となりが
偲ばれます。


そうこうしているうちに、前夜祭の時間です。
賑やかで美味しい時間が過ぎていきます。
画像はこのあたりの名物、腹子飯。ぷりぷりのイクラが絶品。
たまたまですが、わたしとれいこさんが一緒の席になったお方は、
佛渕雀羅さんとおっしゃって連句の世界ではとても著名な方なんだそうです。
(杜人では水本石華さんというお名前で川柳も書いています)
連句と聞いて、怖いもの知らずの私は恐る恐る連句のお願いをして、
小奈生さん、和子さん、れいこさんとともにホテルのお部屋に伺ったのでした。(わおっ!)
それの面白かったこと面白かったこと!
連句はネットで2,3回ほど巻いたことはありましたが、実際に膝を突き合わせての
ことは初めてだったので、雀羅さんの捌きの巧みさにすっかり魅了されてしまい、
終わってホテルに帰ったあともその興奮覚めやらずで、その夜はとうとう一睡も
できませんでした。次の日は本番の句会だというのになんということでしょう!
でもいいんです。すごくいい時間だったから。
雀羅さん、本当にありがとうございました。


さて、いよいよ句会です。
会場でまず目に入った山河舞句さんの遺影。
去年お会いした時に、今日の句会のことをお話ししていらしてたのにと
思うと、残念でなりませんでした。
舞句さんの遺影を飾っているお花は、森中惠美子さんから送られたものだそうです。
舞句さんの優しい微笑みによく似合っていました。


席題です。
白いねこ!
思わず「ななちゃん!」と心の中で呼びかけてしまいました。



句会はお料理をいただきながらと言う、今まで経験したことのない
方式で、最初はちょっと戸惑いましたが、お料理が進むにつれて、
なるほどこういう形もありだなと思うようになりました。
披講が終わってお料理をいただくというのが今までの句会、大会の在り方でしたが、
もし自分の成績があまり芳しくなかったら、お料理の味がどこかにいって
しまうこともあるでしょう。
でも、今回はたとえ思ったような成績でなくても、お料理で緩和されるのではないかと
思ったからです。
画像は今ブレイク中の芹鍋。
根っこが入っているのが特徴です。

桜エビの混ぜご飯、香ばしくて美味しかったなぁ。
ほかにもたくさんあったけれど、これで我慢してください。(笑)

私の座った席はねじまき句会のみなさんと一緒でした。
凛さん、桐子さん、啓子さんは特選賞をget。
啓子さんは二つもgetして拍手喝さい。

当日は事前投句で、投句者とその作品が予めプリントアウトされて配られたので、
じっくりと確かめることができました。
詳しい結果は発表誌を待つことにして、主だった人の句を
少し紹介させてください。


ナフタリンだったところが優しいの   瀧村小奈生

ビロードで出来ている姉さんの寝息   酒井かがり

くず餅のぷるん雌馬の鬣   くんじろう

去勢した犬が優しい嘘をつく   月波与生

とっぷり日が暮れ誰よりも樹木希林   守田啓子

東京タワー こひびとよりもなつかしき  高橋かづき

持っている赤と待っている秋へ   なかはられいこ

晴れているだろうか待っているだろうか   青砥和子

首すじを空席のまま通過中   松山芳生

招待はコントラバスな湿度から   岩田多佳子

核の傘真下にパシリ用の椅子   滋野さち

海のとなりの席一冊の絵本  妹尾 凛

ハッシュタグの海へ溺れてしまいそう   平尾正人

歩道橋の上から僕を呼ばないで   須田隆行

昼寝する前はジプシーだったのに   樋口由紀子

歌舞伎町にて海峡の霧を売る   水本石華

唐辛子真っ赤になって待っている  浮 千草

弟の空が壊れるまで眠る   加藤久

待針を刺して目鼻といたします   佐藤みさ子

バス代はキャッシュで払うおばあさん   鈴木節子

選外のところでじっと待っている   鈴木せつ子

メロンパンみんな優しい人ばかり   都築裕孝

雨上がりの虹と忌野清志郎   丸山あずさ

皆さんと言われ皆さん的になる   丸山 進

デリケートゾーンに迷い込む ららら   浪越靖政

ほしかったのは桃缶の缶の味   八上桐子

座りなさい空気を入れてあげるから   広瀬ちえみ

水の匂いだと気がつくまでのそのちょっと   かなえ


参加者名簿と照らし合わせて書いたのだけれど、間違っていたら
すみませんがご連絡ください。


閉会の挨拶のちえみさん。
時々言葉に詰まったような感じがあって胸を打たれました。



今回の句会で高橋かづきさんのフォト句集
「ふあんのふ ふしぎのふ」をいただきました。



自転車にはじめて乗れた日のように   かづき


大好きな句です。初心に戻ろうとは思わないけれど、
初心は忘れたくありません。初めて自転車に乗れた日のドキドキした
気持ちはいつまでも宝ものです。
迷ったりしたときにこの句をそっと心に転がしています。

句集購入をご希望の方は
〒981-3213 宮城県仙台市泉区南中山2−7−5 広瀬ちえみさんまでどうぞ。



句会のあとの懇親会も終わりカラオケへ。
予想通りくんじろうさんオンステージでしたが、

この方、「長い夜」を熱唱。


そしてれいこさんまでもがマイクを握ったのでした。
長い付き合いになりますが、こういう姿を見たのは初めて。
曲は山口百恵の「夢先案内人」。可愛かったよー。
画像、緊張のあまり手がぶれてしまってごめんなさい。
仙台の夜はこうして激しく熱く終わったのでした。
ちえみさん、杜人の皆様お世話になり、
楽しい時間を本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。

さて、いよいよ仙台最終日。
この日は前日に突然決まった宮城県立美術館吟行。
画像は企画展のフィンランドデザイン展の入り口。
メンバーはれいこさん、小奈生さん、桐子さん、私の4人。
結果はねじまきのブログをごらんください。


http://nezimakiku.exblog.jp/

まさかエゴン・シーレ松本竣介の絵がみられるとは
思わなかったものだから、もうひたすら感激。
今もときどき思い出してはにっこり。
一生の思い出になりました。
連句、川柳、川柳にまみれての仙台2泊3日の旅でした。
さあ、次はどこで遊ぼうかと今からいろいろと画策中。


そうそう、10月のカモミールのこと。
今回の席題は「クレヨン」。
自然のものを原料にして作ったクレヨンだそうで、
見た目はちょっと地味だけど優しい色合いですよ。


多いねぇ悲劇のヒロイン(自称)  潤子

混ざり合ったぶつかり合ったタンポポの綿毛   啓子

人の心が見えないパントマイムは荒野   静

2Kに婆ちゃん一人鬼ぐるみ   さち

もう少し経ったらみんなふきのとう   かなえ


この次のカモミールは吟行です。


時       11月23日(木・勤労感謝の日

場所      十和田市現代美術館(句会会場は受付の方にお聞きください)

開会      13:00〜 

投句締め切り  13:30

会費      500円

入場料     お得なセット券1000円(企画展+常設展)

企画展600円

常設展510円

      (個人負担)

閉会      16:30?17:00?

 ※13:00までに各人で現代美術館を見学し昼食を済ませて下さい。

ご参加をお待ちしております。

あまり寒くならないことを祈るばかりです。

ご参加いただける方は(09029987277)までご連絡ください。



えーっと、今回のネコ達は珍しく4人そろい踏みの一枚。
私が仙台に行っているときのもの。
みんな今か今かとちゅーるを待っています。
欲しいものがあるときのひたむきな目は、
なんとけなげでうつくしいことでしょう(ただしネコに限ります)
みんな、おるす番ありがとネ。


今日の美味しいもの。
吟行のあと仙台で食べたお昼。
偶然見つけたてんぷらのお店。


れいこさん達の天丼。


私は仕上げに天茶も出来る天丼。
それぞれに大満足のおいしさでした。

9月と10月 ご報告


9月も10月もすっ飛ばしてしまいました。
お芝居が10月14日、15日にありまして、今回私はキャストでは
ありませんでしたが、制作及び小道具というスタッフで頑張りました。
昭和の小道具探し、本当に大変でしたー!
まあ、お芝居のことはあとで書くということにして
すっ飛ばした9月、10月のことにいきます。
最初の画像は、東北連盟川柳大会弘前大会の前夜祭の清興の一コマ。
(最近、アトラクションのことを「清興」って書いてあるのをよく見るので真似しました)
彼女たちは青森が誇るご当地アイドル「りんご娘」です!
名前は向かって左からジョナゴールド、とき、王林、彩香です。
スカートの色がりんごなの。
可愛くて元気いっぱいのステージに、おじさん、おばさん、そうでない人も
大盛り上がりでした。
そして第6回 東北川柳文学大賞はきさらぎ彼句吾さんの「たまゆら」が
受賞なさいました。彼句吾さん、本当におめでとうございます。
更なるご活躍をお祈りいたします。

大会当日、私も選者を仰せつかりまして、大先輩の方々の前で緊張いたしました。
画像は大会の清興で津軽笛の演奏。力強くて透明感のある音色が素敵でした。
ちょっとだけ希望を言えばマイクを通さないで聞きたかったな。
奏者はさとうぶん太さん。世界的にも有名な方だそうです。
私はこの日まで津軽笛を知りませんでした。
津軽三味線津軽笛に津軽富士。津軽って奥が深いですね。
大会の結果は発表誌が出ましたらお知らせいたします。
この大会のあとで、仙台の丸山あずささんから、とても温かいコメントを
いただきました。あずささんの言葉、すごく励みになりました。
あずささん、あらためてありがとうございました。
11月に仙台で会えるかな。

9月17日、高校の同期会に出席しました。
なかなか思い出せない人もいればすぐにわかる人もいました。
でも高校時代の友達はみんなが友達って感じで、すぐにその時代にもどるんですよね。
お芝居の券もたくさんの人に買っていただきました。
皆様、ありがとうございました。
同期会翌日は、演劇部仲間三人と恩師の小寺先生宅へお邪魔してきました。
そして、先生の奥様の手料理を御馳走になりながら、
昔の思い出話に花を咲かせたのでした。
奥様もすごく喜んでくださってとても楽しかったです。
奥様、お元気でいてください。
来年もまたお伺いいたします。
アカちゃん、運転ありがとうございました。


9月23日、「薪能」に行ってきました。
狂言野村万作野村萬斎がやっぱり光っていました。
画像は暗くなる前の舞台の様子。
火入れ式はとても厳かでした。
たったこれだけの舞台装置なのに、演目が始まるとそこは家の中だったり川だったりに
なったりするんです。背景の欅の大樹が何もかも包み込むようにそびえていて、
夢幻、幽玄の世界に引き込まれました。



9月30日、「第25回カモミール句会」。
と、ここまで書いて、8月のカモミール句会の様子を報告してなかったことに
気が付きました。
8月24日、「第24回カモミール句会」がありました。
写真は8月の様子からで席題での「青いタオル」。
8月は短歌を書いていらっしゃる、
小瀬川喜井さんにもちょこっと参加していただいて、
選に加わっていただきました。
喜井さん、ありがとうございました。
では、みんなの作品の一部を紹介いたします。

「恋人つなぎ」を咬まずに述べなさい   三浦潤子

忘れかけた八月使い古しのバスタオル   守田啓子

丁寧にタオル洗えば象の寿命   細川 静

八月の音は正しく響いたか   滋野さち

夏の終わりの始まりの音 か゜き゜く゜け゜こ゜  笹田かなえ


喜井さんの句評のなかにあった「王道」と言うのが印象的でした。

9月30日の「第25回カモミール句会」の作品を書きます。
席題は「ピーラー」。

みんなの作品です。

剥いても剥いても秋のブルー  三浦潤子

リセットする前にしっかり皮をむく  守田啓子

紅葉始まる皮剥きストンとうろたえる  細川 静

ポロポロと文字転げる秋の手紙  滋野さち

じゃんけんにピーラー出して叱られる   笹田かなえ

カモミールも2年経ったのですね。
会員は増えそうにもないけれど、まっ、いいか(笑)

まだまだ9月は色々あったけど、ここまでにして10月にいきます。


10月に入ったらもうお芝居一筋の日々でした。
毎晩10時過ぎの帰宅が続き、さすがに疲れましたね。
でもおかげさまで舞台は大好評でした。
主役の十日市秀悦さんの卓越した演技力全開という舞台で、
観客の皆さんに感動していただけました。
今回のお芝居は、去年急逝した二人の仲間の追悼公演でした。
かつての劇団の仲間はほとんどが離れてしまって、動けるのは私を含めて
3人しかいない中での公演は物理的にも精神的にも苦しいものがありました。
それでも、たくさんの方々の尊いご協力のおかげで素晴らしい成果を
あげることができました。
あちらの世界の先生も仲間もきっと喜んでいると思っています。
参加してくださった方々、観に来てくださった方々、本当にありがとう
ございました。心から感謝申し上げます。

焼肉屋での打ち上げの様子。
みんないい笑顔でした。


では、ここで大切なお知らせ。

11月23日(木)勤労感謝の日ですがカモミール句会で
吟行を行うことにいたしました。

   ↓

時       11月23日(木・勤労感謝の日
場所      十和田市現代美術館(句会会場は受付の方にお聞きください)
開会      13:00〜 
投句締め切り  13:30
会費      500円
入場料     お得なセット券1000円(企画展+常設展)
企画展600円
常設展510円
      (個人負担)
閉会      16:30?17:00?
 ※13:00までに各人で現代美術館を見学し昼食を済ませて下さい。

ご参加をお待ちしております。
あまり寒くならないことを祈るばかりです。
ご参加いただける方は(09029987277)までご連絡ください。

長くなりましたね。
ということで、お約束のネコにいきます。


このごろ甘えることを覚えたさばみ。
撫でると、以前はゴワゴワだった毛並みがすっかり
しなやかになっています。
一番若いので動きもそれは敏捷です。
ぱんだが未だに喧嘩を吹っ掛けるのですが、
爪の鋭さがすごいので反撃がすごい。

そのぱんだ。
こうしていると殊勝ですが、私たちの目を盗んで
隙あらばさばみに攻撃するのです。
私たちの知らない時代に、さばみみたいなネコと
何かがあって恨みでも果たしているのかしら?
さばみいじめさえなければ完璧なネコなんだけどなぁ。

なーこは一番大きい体なのに一番仔猫の習性を残して
いるように思えます。
きっと福島にいるときにいっぱいいっぱい可愛がられたんでしょうね。
撫でると首をかしげるようにする仕草がとてもあどけないのです。
なーこのもとのお家の方はまだなーこのことを探しているかもしれないと思うと
胸が痛みます。そしてなーこのことを伝える術のないことに忸怩たる思いがあります。
あの震災から6年。なーこ、私たちを受け入れてくれてありがとう。
まだまだ元気いてね。

じろはますます甘えん坊になりました。
私が芝居の稽古から遅く帰ると、玄関で出迎えてくれました。
そして撫でろ攻撃です。
お芝居の稽古の間中、気のせいか毛並みが少し悪くなったようです。
なので最近はいつも以上に撫でています。
撫でるのを手抜きすると満足するまで寝っ転がっているものだから
忙しい時は困ります(笑)



今日の美味しいもの。
今年はなぜか葡萄に縁があります。
向かって左から
サニールージュ、シャインマスカット、キャンベル。
今まではキャンベルが一番好きだったのですが、とあるところで
シャインマスカットを食べてから、虜になりました。
本場物には及びもつかないのですが、地元の物が手ごろな値段で
買えるのを知って、ときどき食べています。

東京〜種差海岸〜三沢


あんなに暑かったのに、秋の気配がたちこめています。
このまま秋になってしまうのでしょうか。
そうだとしたら寂しいものがあります。
さて、何から書こうかと悩むくらいにたくさんのことがあった夏でした。
最初の画像は、7月23日に行われた「川柳スパイラル東京句会」の様子です。
小池さんと桐子さんとの再会に喜びました。
飯島章友さんや、中川東子さん、いなだ豆之介さん、川合大祐さん、千春さんに
初めてお会いできてお話できたのもとても嬉しかったです。
作品評が主な句会で、若い人の活発な意見がとても好もしく、また頼もしかったかったです。
私はともすれば、言い古された言葉で作品を語ろうとする傾向がありますが、
若い人は、きちんと自分の経験値から紡ぎだされた言葉で語っているのが、
新鮮で、刺激になりました。
結果は小池正博さんのブログに発表されておりますので、
そちらでご覧になってください。


http://6900.teacup.com/senspa/bbs

深海ははじまっているひざ頭       笹田かなえ

当日の私の最高得点句に対して、
「年配の方の膝に水が溜まり始めているのではないか」
という読みがあり、ちょっと苦笑い。
一番の年配者だった私の書いた句としてバレバレだったのですね。
私は膝はまだ大丈夫ですが、体に不具合が生じているのは
事実ですから、無意識のうちに句に出ていたのかもしれません。
ある意味、とても鋭い読みだったと思いました。

八上桐子さんのブログもご覧になって、様子を感じていただければ幸いです。


http://kurageabuku.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-1c4f.html

「真鍮の把手のついている地名」というタイトルの頁です。

東京はいつものように日帰りでしたので、
終わったあとの懇親会も途中で抜けてきたのが心残りでした。
また、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。



そして、いよいよ7月27日の種差海岸吟行。
当日はお天気にも恵まれ、絶好の吟行日和でした。
画像は、ハマナスと海です。
種差らしいアングルだと自負しています(笑)

こちらは遊歩道。


そして、静さんが海苔巻きとお稲荷さんのお弁当を持ってきてくれました。
ちなみに静さんは、男性です。
朝早く起きて作ってくださったとのとこで、大変おいしくいただきました。
静さん、ありがとうございました。
今回の参加者は、弘前から奈良一艘さん、青森から渡邊こあきさん、
熊谷冬鼓さん、夏草ふぶきさん、そしていつものカモミールのメンバー
滋野さちさん、細川静さん、守田啓子さん、三浦潤子さんに私。
つわものぞろいでしょ。
作品を紹介させてください。


君の鎖骨の遊泳禁止区域   潤子

エゾフウロの産毛死ぬときはひとり  啓子

土用波忘れちゃいないよ蒼いヒゲ   ふぶき

大岩が守る一輪エゾフウロ   こあき

好き勝手に生きて七月ノカンゾウ   冬鼓

千夜一夜を語る海が一枚畳まれる   一艘

国会の答弁干からびた 蚯蚓   静

波立ってないで別れなさいカズヨ   さち

潮の匂い濃くなるところ逢うところ   かなえ


今回の吟行での反省。

➀うっかりして句会の様子の写真を撮り忘れました。

②皆さんに飲み物の用意も忘れました。

③時間配分がうまくいかなくて合評の時間があまりとれませんでした。

今後は気を付けて、こういうことのないようにいたします。
また、吟行の計画をしますので、どうかまたご参加ください。



8月1日は八戸三社大祭
相変わらずどこを見ていいかわからない山車の行列でしたが、
阿弖流為」というこの山車は好きでした。
我が身に潜む蝦夷の血が騒ぎました。(笑)



では、次の話題。8月6日に行われた
寺山修司記念館20周年特別公演 幻想市街劇
田園に死す」三沢篇を観てきたので、その様子です。
最初の画像はオープニングのパフォーマンス。


このあとに市内各所に散らばって、それぞれの会場で繰り広げられる
劇を観るのです。その数およそ60カ所。
全部なんて観られるわけありません。
渡された地図を片手にあっちこっちを歩き回りました。
というわけで、私が遭遇した劇などの写真を載せますね。
そうそう、観客もメイクしてもらったり、衣装も借りられましたよ。

アノニマスからの逃亡ー記憶列車」というタイトルで。
場所は米軍基地専用線あと。

観てたら、こういう人が来て、

こういうのを書いて私の背中に貼ってくれました。
嬉しかったわー!


道路のあらゆるところにチョークで言葉が書かれています。
白線引きも時々遭遇しました。

そこをこういう人が走っていました。
誰かが話しかけない限り、止まることはできません。

これも雰囲気がありますね。


「便所のマリア堕落と想像力」の小屋。
勇気のある男性がマリア様の餌食になっていました。


琵琶の弾き語りで寺山修司の短歌を聞きました。


そんなこんなを観ながら公園でのパフォーマンスの時間になりました。
これもまた圧巻のダンスというか舞踊というか。

息を呑んでみてしまいました。


フィナーレは公会堂でした。
雛段が舞台中央に現れて、会場は「田園に死す」の赤に染められました。
この日は正午開演で終演は午後7時。
街中がおもちゃ箱みたいに楽しくてわくわしながらの一日でした。
世界はまだまだ言葉に溢れていると実感した一日でした。
今回のこの市街劇に全国各地から沢山の皆さんがお見えになったようです。
私も奈良からいらした母娘のお二人と偶然知り合いになり、会場を一緒に回ったのでした。
寺山のファンと言う方で色々勉強をさせていただきました。
また、こういう機会があったら是非観に行きたいです。

では、ボーイズにいきます。


まず、さばみとなーこのツーショット。
ほのぼのしますね。
なーこはさばちゃんに威嚇しなくなりました。
色違いの縞々模様がいい感じ。

ぱんだは本当にものおじしません。
お盆でお客さんがくると、ほかの子たちは逃げるのに、
ぱんだはチェックに来るのです。
来客用セットもこのようにチェック。
「しっかり用意できたか」と気合をかけているのでしょう。

じろのチャームポイントの一つの肉球
黒豆まじりが何とも言えません。
肉球は鼻の色と同じと言われますが、
じろのお鼻にはぽっちりほくろがあるので、
こんな風に黒豆になったのかもしれません。



今日の美味しいもの。
年に一度のお約束のうに丼
至福の時でした。

6月と7月


暑い日が続いています。
7月にこんなに暑いのはちょっと記憶にありません。
それでも寒い夏よりはずっといいです。
今年は梅酒と梅シロップを作りました。
梅シロップはもう飲めます。
麹の甘酒と梅シロップで今年の夏を乗り切りましょう!
最初の画像は八戸の七夕祭りの様子。
大きな町の七夕には及びもつきませんが、
それでも若い人たちが大勢で楽しんでいる様子は、
見ていて嬉しくなります。
まもなく三社大祭。北国の夏はただいま絶好調!


さて、7月の話題と言えば「おかじょうき」の川柳ステーションですね。
今年のトークセッションはゲストに柳本々々さんをお迎えして
「難解句芸人」というテーマで、月波与生さん、奈良一艘さんの三人が
熱く語らいました。
どういう感じだったかは「おかじょうき」の発表号を読んでいただくとして、
印象に残った言葉などを少しだけ書きますね。

*川柳を実際に作ってみるとむずかしい。普段の常識に縛られている自分がいるのに気づく。
*ゆるく結びつく。
*言葉がイキイキする句。

司会者の質問の
「読み」のスキルを意識して書いているか?
については
与生「わかってくれたら嬉しいな・・・くらい」
一艘「わかってたまるか みたいなところがある」
々々「十人のなかの一人でもわかってくれたらそれでいい」

と、こんな感じでした。
(表記とか間違っていたらごめんなさいね)

私も今回の大会では選者をつとめさせていただきました。
お題は「九」
その特選に選ばせていただいた句を書かせてください。

「九」特選  小林麻央 九八 72   Sin

ちょっと表記に自信がないのだけれど、ともかくすごくインパクトがありました。
句箋がまるでお位牌のように見えて、正直ちょっと手が震えました。
九八の九が苦労の苦と通じるものがあるのではとか、
九九算の九×九の一つ前の九×八であるところに小林麻央さんの
無念を表しているのではないかとも想像しました。
久々に面白い句を読ませていただいて嬉しかったです。

今年の大会は静岡から明日歌さんが来てくださいました。
明日歌さん、楽しい時間をありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう。


さて、カモミール句会です。
6月は第二土曜日に行いました。
でも、これからはそれぞれの都合があるので開催日は固定しないことにしました。
もし参加ご希望の際にはご一報ください。


では6月の作品にいきます。
6月のお題は「梅雨」あるいは自由吟。

冷凍庫から言葉を一つ出そう 梅雨  三浦潤子
折り畳めない心引きずって 梅雨   守田啓子
誠意って言った目元が花曇り   滋野さち
牛は草食む母逝った日は皆既月食   細川 静
輪郭はメゾソプラノに梅雨の入り   笹田かなえ


そして席題は、ちょうどはっちで開催中だった
工藤紅花さんと大橋逕花さんの書道展の吟行を行いました。

「紅花・逕花書道展吟行」

ほとばしる墨汁梅雨を真っぷたつ  三浦潤子
見上げればポツポツと六月の黒  守田啓子
草行書流れて行きぬ仮の世に   杉山 敦
悪運が硯の隅にしがみつく   細川 静
海図から漁火ヒュンと滑り出す   滋野さち
うす墨をまとうこの世の言葉たち  笹田かなえ

そしていよいよ種差吟行が近づいてまいりました。
以下にスケジュールを記しますね。
日時は7月27日(木)13時 種差インフォメーションセンターに集合。
出句締め切りの14時20分まで種差近辺を散策しながら句作。
そのあと手分けして清記して15時から句会となります。
会費は500円。筆記用具をご用意ください。
ご参加、お待ちしております。


と言うことで、ネコたちに行きます。

先月お騒がせいたしました「漣くん」。
譲渡会で無事、里親さんに引き取られました。
もう、ずいぶん大きくなったでしょうね。
いつかこっそり会いに行きたいものです。

さばみちゃん。
暑さにばて気味。
近くにななの使っていた扇風機を置いています。
うちのこ達は冷房よりも扇風機の方が好きらしく、
ぼーいずにも大きな扇風機を用意してあげたら、
喜んで、扇風機の風の通り道にいます。

そのぼーいず。
ぱんだとなーこのこのシチュエーションは珍しい。
やっぱり暑さのためにお互い妥協したのかしら(笑)
なんたってじろが一番気持ちいい場所陣取っちゃったんだもんね。
こういう時のじろにはなーこもぱんだも叶わないようです。
まだまだ暑い日が続くけど、頑張って乗り切ってね。


今日の美味しいもの。
ステーションで出たごちそう。
今年から開催場所が変わったので、ごちそうもいつもと違います。
デザートも充実していて、美味しかったです。
おかじょうきのスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
お世話になりました。
また、来年お会いしましょう!

いろいろありますね。



今日は桜桃忌。
早いもので、6月ももう下旬になります。
本当ならそんなに忙しいこともないはずの6月でしたが、
色々ありまして、またまたバタバタとしていました。
ということで、まずはカモミール句会のことに行きます。
5月25日、いつものようにはっちで1時からの句会でした。
画像はその時の様子です。
ティーポットのそばにちょこんと寝っ転がっているのは、
当日の席題です。出題はさちさん。
事前投句と席題の句について話し合うこと、たっぷり3時間半。
いい時間を過ごすことができました。
そうそう、大事なお知らせ。6月から、カモミールの開催日が変更になります。
今までは毎月第4木曜日でしたが、6月から毎月、第4土曜日の1時からです。
6月は6月24日(土)1時〜。場所は変わらずにはっちです。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
そして、7月はいよいよ吟行です。
吟行は、都合により、土曜日でなく7月27日を予定しています。
詳しくは7月になってから連絡いたします。
では、5月のカモミールの作品をどうぞ。



寝顔には自信があってネコ科ヒト   三浦潤子
髭つけて猫を休んだことはない     〃

無防備な形で夜が傾いでいる       守田啓子
大切なとこにちょこんとはつなつの帽子   〃

寝っ転がったオレの全身神である   細川 静
猫が轢かれた 青い青い空       〃

フクシマの猫老衰となる時間   滋野さち
一面の緑の先の溶融炉       〃

縦縞のまどろみ どこにいるの 私   笹田かなえ
愚かとも思う猫を抱くときのかたち    〃


5月のもう一つの大きなイベントの「朗読会」も無事終了。
すごく緊張しましたが、特に大きな失敗もなく終わることができて
本当に安心しました。
懐かしい方々にもたくさんお会いできました。
懐かしいポスターや台本も見ることができました。
遠い日の過ぎた時間の大きさを改めて知りました。
失敗もあったし恥ずかしいことばかりの日々だけれど、
それでもあの時間を精一杯生きたことは、やっぱり大きな財産です。


友達から、素敵なお花をもらいました。
みんな本当にありがとう。
背中にみんなの愛を背負って頑張りました!
また、会おうね。
先生の奥様には来年お伺いすることお話しておきましたから。

さて、6月には「雅楽」の鑑賞をしたり、恒例の中島美華さんのコンサートに
行ったりと、楽しい時間を過ごしました。


そしてこのこに会ってしまったのです。
名前は蓮くん(仮名)。♂。年齢は1歳未満。
6月13日の午後2時頃に町中の三春屋さんの前で見かけ、ちょうど約束があって、
急いでいたのでそのまま通り過ぎたのですが、夕方になってもそのままそこに
いたので、その辺に集まっている人たちと騒ぎながら、野良猫らしいということで
私、とうとう保護してしまいました。
でも家では置ける場所がありません。なので、知り合いのネコ好きさんに無理を言って
3日ほど預かってもらい、その間に動物愛護支援の会や保健所や警察に連絡をして情報を集めました。
で、土曜日に行きつけの動物病院で去勢してもらいました。
動物病院を退院したら一時預かりさんが見つかるまで家で面倒をみようと、
2段のケージを買いました。

まだ、麻酔が切れないみたいで、少しもうろうとしています。
似ているでしょ。ななに。
娘はもうメロメロでした。
動物病院のスタッフさんも「ななちゃんに似ていますね。」と言ってくれました。
私も、一目見た時からそれこそ「ズキューン、バキューン」とやられてしまったのでした。

わがやのボーイズ、蓮くんが気になって仕方がありません。
こぞって様子を伺っています。
でも、蓮くんはたった1日我が家に居ただけで、愛護の会さんの口利きで一時預かりの
お宅に行きました。
さみしかったけれど、これでよかったと思います。
長くいたら、きっと情が移って大変な事になっていたでしょう。
5匹はいくらなんでも無理だもの。
蓮くん、いっぱいいっぱい幸せになってね。


今日の美味しいもの。
朗読会での差し入れのお弁当。
季節の食材がふんだんで優しい味わいがうれしかったです。
ありがとうございました。