遅ればせながら。



2017年が明けました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
長いご無沙汰でした。
体は元気です。
忘年会もクリスマスもお正月も滞りなく済ませ、やっと日常に戻りました。
最初の画像は今年の年賀状です。
娘が作ってくれました。
万年ネコの年賀状。
あ、今年は鳥も参加。
我が家のオカメインコちゃんのふぅくんとひめちゃん。
そしてセキセイインコの雪音ちゃん。
酉年につき特別参加です。
さて今年の年賀状ですが、去年パソコンを新しくしたために
今までのソフトが使えなくなりました。
それをすっかり忘れていて、いつものように紅白を観ながら
年賀状に取り掛かろうとした馬鹿な私です。
作動しないソフトを前に途方に暮れて、すっかりやる気をなくした三が日。
でも、せっかく作った年賀状を無駄にするわけにもいかず、
また新しいソフトを購入して、最初から住所の入力をしたのでした。
なので、新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいした。
早くに年賀状をくださった方々には大変不調法をいたしました。
お詫び申し上げます。ごめんなさい。
これに懲りずに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


さて、去年のカモミール句会の報告をいたします。
まず、11月23日のこと。
仙台から須田隆行さんにお出でいただきました。
博識の須田さんのおかげで、いつもよりもずんと中身の濃い句評、
選評の時間を過ごすことができました。
では、それぞれの作品をご紹介いたします。


ほうれい線に私はネコを飼っている  三浦潤子

瘦せ方と天動説の信じ方   守田啓子

通り過ぎた後に見つからない虚数  須田隆行

ドッテンカイメイ理科室の人体標本   滋野さち

落ちていく朽ちていく秋はオススメ  笹田かなえ




席題は「軍手」

重なったふりしていち抜けるあなた  三浦潤子

ちぐはぐな私達 霜月の軍手  守田啓子

追憶の中の六番目の指  須田隆行

軍手軍足スーダン行きの船  滋野さち

軍手のて 何を掴んできたのだろう   笹田かなえ



句会の後はまた「かん東」お寿司を食べて、カクテルのお店「プリンス」へご案内いたしました。
翌日は潤子さんの運転で「新陸奥旅館」と「櫛引八幡宮」へ。
須田さん、来八ありがとうございました。
またいらしてくださいね。


12月句会にいきます。
この日はそれぞれの都合があって3人での句会でした。
前もって投句があったので、時間はいつも通りでした。

作品を書きます。


ずるっ ずるっ サンタの袋からカジノ  三浦潤子

ラクリも何も 生まれて死ぬだけの  守田啓子

使わない約束の銃が戦場へ   滋野さち

みんなからくり雨天晴天常夜灯   横澤あや子

極月へまた山茶花の曲がり角   笹田かなえ


席題はなく、その代わり今後のカモミールのことを話し合いました。
やっぱり句会報を作らないとね、とか、会員をもっと増やしたいとか。
句会報、夏あたりまでに出したいとひそかに画策中。

今度、私ヤフーメールのアドレスも取得しました。
初めての方、ご質問などありましたら、こちらにご連絡ください。

kanae_7234@yahoo.co.jp


お気軽にお出でくださいね。

1月は1月26日(木)12時からランチをしながら「イマココカフェ」という、いわとくパルコにある喫茶店で行います。
見学だけでもいいですよ。
来月は2月20日(月)に「えんぶり吟行」を予定しています。



それではネコ達にいきます。

さばみちゃん、どうやらぱんだと相性が悪いらしく、
さばみハウスからなかなか出てこられません。
本当はネコ部屋にいて欲しいのですが、ぱんだと唸りあいのケンカをするのです。
じろやなーこは割合好意的で、じろにいたっては時々夜中にふたりそろってお散歩したりしています。
ネコも折り合いをつけるのに時間がかかるものです。

そのぱんだ。
ストーブの上がお気に入り。
この座り方、かっこいいよね。
お顔も相変わらず可愛いし。これでさばみちゃんに意地悪しなければ
最高なんだけど。

なーこ。
娘の布団に潜り込んで寝ているのが、なんともかわいいこと。
ネコでなくまるで人間みたい。
なーこのこの無邪気さにはホント、癒されます。

じろ。
ベッドに寝っ転がってじろり横目使い。
ハチ割れの目を映すの、難しいのですがこれはよく撮れたほうです。
冬になってますます体重が増えて、どうしましょう。
かあちゃんと一緒にダイエットしましょうね。


今日の美味しいもの。
このトラックに積み荷、美味しそうでしょう(笑)


と、冗談はさておき。


須田さんからいただいた、奥様お手製のチーズケーキ。
みんなでお土産にして、ほっぺたが落ちそうにそれはそれは美味しくいただきました。

今日の一句。

玉さんは句会の「手袋」で。
私は仙台の松島吟行から。


もう泣くかまだ泣かぬか問う軍手   玉

赤い橋迷子のようにして渡る   かなえ