行ってきました!「散歩会」!!


またまた4月をすっ飛ばしてしまいました。
いやはや、まったくもってごめんなさい。
さて、行ってきました!「散歩会」!!
ずっと憧れていた、墨作二郎さんの「散歩会」。
やっと参加することができました。
とても刺激的で充実した時間を過ごすことができました。
では、その時の様子を書かせていただきます。
散歩会の場所は京都御所の近衛邸桜苑。
あっ、その前に前日のことから行きます。
4月3日、同行の守田啓子さんと八戸駅から新幹線で京都へ。
午後2時過ぎに京都着。そのあとうろうろしながらホテルへ。
実は今回、京都在住の内田真理子さんに案内をお願いして、
京都観光をすることにしていたのです。
私たちのホテルまで真理子さんに来ていただいて、
2年ぶりに再会。真理子さんは相変わらずチャーミングで
とっても素敵でした。
京都観光は、とりあえずホテルから歩いて行けるところいうことにして、
最初の目的地、六角堂へ。
最初の画像です。今年は全国的に桜の開花が早かったので、
ここももう散りかけていました。
それでも桜の花びらがあちこちに舞って、
いかにもはんなり京都です。

次は「本能寺」。
もちろん、あの時と同じ建物ではないのですが、
やはり信長ゆかりの地と思うと、ちょっと身が引き締まりました。

三番目の目的地は、私が特にお願いした坂本龍馬が潜伏していた「酢屋」へ。
「酢屋」はお酢のお店ではなく、290年以上も続く材木商です。
海援隊の隊士も匿っていたそうです。
二階には龍馬が泊まっていた部屋が再現されていました。
机や硯の複製もあって、感慨深いものがありました。


そしていよいよ、龍馬終焉の地、近江屋跡へ。
ここは建物こそありませんでしたが、
立っているだけで、もう胸がいっぱいになりました。
ずっとずっと来たかった場所です。
記念に真理子さんから写真を撮ってもらいました。
ここで龍馬は31歳の生涯を閉じたのです。
私が龍馬のファンになったのは、
原田芳雄主演の「竜馬暗殺」と言う映画を観てからです。
あの革靴と白粉の匂いがしてきそうな画像は、
モノクロだからこその迫力に満ちたものでした。

長くなりました。
次、行きます。
ここは錦市場です。
すごい人だかりでした。
玉子焼きとか朝堀りのタケノコとか、
あちこちに欲しいものがいっぱい。
美味しそうな食べ物の匂いもいっぱい。


最後の目的地は祇園でしたが、
その前に八坂神社に連れていっていただきました。
ここには大国主命も祀られていて、
恋愛成就のパワースポットになっているとか。
私たちが行った時も、すごく真剣な顔の二人連れがお参りしていました。
真理子さんと啓子さんをここで一枚。


そして夕闇迫る祇園界隈を歩いたのでした。
祇園は本当に情緒あふれるところです。
どんなに暗くてもほのかに桃色が滲んでいる感じです。
それは夜桜のせいばかりでないような気がしました。

かにかくに歌碑。
かにかくに 祇園はこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる 吉井 勇

こんなものまで発見。
うーん、京都はやっぱり見どころがいっぱい(笑)


真理子さんのご尽力のお陰で、京都の魅力をたっぷりと味わうことが
できました。
真理子さん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

では、いよいよ本番の「散歩会」にいきます。
4月4日10時に今出川駅に集合。
私たちはその少し前に行く約束していました。
啓子さんと二人で地下鉄に乗って、無事時間通りに
今出川に到着。
本多洋子さんにお会いして、今日の御礼をしているうちに、
桐子さん、小池さんも到着。
他の初めての方々にもご紹介を頂いて、京都御所へ。
で、近衛邸の枝垂桜を見たのですが、写真を撮るのを忘れてました。
次からの画像も順番通りでありませんので、ご容赦を。

池に桜の花びらがいっぱい。
わたし、実は御所の桜、ほとんど写してなかったのです。
これがせめても桜の画像です。

紫宸殿。

そして、高御座(向かって左)御帳台(向かって右)。
まさか本物を見られると思っていなかったので、感激しました。
天皇の退位は来年なんですよね。

清涼殿。
そういえば、清涼殿に雷が落ちたこともあったよね。


蹴鞠の庭。
意外に狭いと思いました。


他にもいろいろいろ見てきましたが、
書ききれないのでこの辺にします。
京都御所の一般公開の日に吟行ができて、
ものすごく運のいいことでした。

句会の様子です
27名の参加で、集まった句は1000余句。
投句数は無制限なのです。
それを各自手分けして書き写し、人数分コピーするという手順でした。
配られたA3のコピー用紙の分厚いことにまず圧倒されました。
その中から10句選です。
ものすごく集中して選ばせていただきました。
でも、私たちは帰りの時間の都合があって、途中から抜けなければなりませんでした。
啓子さんは桐子さんに、私は芳賀博子さんに選んだ句の代返をお願いして、
後ろ髪をギリギリと引かれる思いで会場を後にしたのでした。
みなさんの披講を聞けなかったのはすごく残念でした。
桐子さん、博子さん、本当にありがとうございました。
「この次に参加するときは、2泊して最後までいようね」と、
啓子さんと帰りの新幹線で約束したのでした。
と、まあ、こんな感じの京都の二人でした。
そうそう、京都は初夏のいい気候でしたが、
八戸駅に着いたら雪が積もっていました!
これもまたいい思い出です(笑)

散歩会でお会いした皆様、本当にお世話になりました。
また、参加させていただきたいと思っておりますので、
その時は、どうぞよろしくお願いいたします。
つくづく、墨作二郎さんのご存命中にお伺いしたかったと今更ながら
悔やまれてなりません。

当日の句会の作品は本多洋子さんのホームページでご覧ください。


http://www7a.biglobe.ne.jp/~yoko-senryu/newpage19.html


さて、カモミール句会の報告です。
3月31日に「文法の時間」と称して、大学で教鞭をとっていらっしゃる
岩崎真梨子先生をお招びして、文法の勉強をしました。
鈍くなっている頭に、バチバチって電流が走り抜けたような気がしました。
その様子をICレコーダで録音したので、カモミール2号に掲載します。
先生には、講義のあとも句会に参加していただき、ワクワクした
賑やかな時間を過ごしたのでした。
先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
なお、カモミール2号はただいま鋭意編集中です。
内容につきましては、またのちほど告知させいただきます。


では、当日の作品です。
席題は映画のチラシ。
さちさんからの出題です。

明日からピアノを弾くの遠くまで 岩崎 真梨子
エイプリルフールに会いたい人がいて うふふ 三浦 潤子
ローマの休日コーヒールンバお薬手帳   守田 啓子
視床下部ゆるり狂ってゆく春日 細川 静
証人席のカッコウが鳴かない 滋野 さち
馬鹿がつくほど“父”だ賢治のお父さん   笹田 かなえ

こんなに長くなったけど、お約束のネコにいきます。

ぱんだとなーこ。
ぱんだ「そこ、どいてくれないかな。」
なーこ「やーだね。早いものがちだよ。」


じろ。
「あーあ、はるはねむいね。」

さばは、なかなか写真を撮らせてくれないので、この次に。


今日の美味しいもの。
京都で真理子さんと夕食をご一緒させていただきました。
他にもいろいろ食べたのですが、またまた写真を撮りそびれてしまって、
この一枚だけです。ごめんなさい。
真理子さん、何から何まですっかりお世話になって本当にありがとうございました。
また、是非、青森にいらしてくださいね。

5月12日(土)にカモミール句会では、弘前市のりんご公園で
りんごの花吟行を行います。
この様子は、また後日に報告させていただきます。