3.11のこと。

カモミール句会設立五周年記念誌上句会のご案内


カモミール句会は、川柳における個性を大事にし、お互いを切磋琢磨するという趣旨の下、勉強会として2015年に発足し、2020年に設立5周年を迎えることとなりました。
つきましては、それを記念して誌上句会を開催いたします。
 佳い川柳を書きたい、佳い川柳を読みたいと願われている皆さまの、こぞってのご参加をお待ちしております。
 
     
兼題【自由吟】 2句提出(6名による共選)
*男女各3名、合計6名による『自由吟』の共選です。
選者
 柳本 々々 (東京都在住・無所属)
 細川  静 (青森県在住・「カモミール句会」会員)
 楢崎 進弘 (大阪府在住・「連衆」会員)
 高鶴 礼子 (埼玉県在住・「ノエマノエシス」主宰)
 なかはら れいこ (岐阜県在住・「川柳ねじまき」発行人)
 三村 三千代 (青森県在住・古典文学研究者)

締め切り… 2020年 4月10日(金曜日)(当日消印有効)厳守
参加費… 一口 一,000円(切手不可・小為替等で)/発表誌呈
       *お一人何口でも参加可能です。
投句用紙… 自由(郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記してください)
投句先…  〒031―0056 八戸市新荒町7 滝沢方 笹田かなえ
             TEL 090‐2998‐7277

賞 … 選者特選の各一名に青森県特産のさくらんぼ 「ジュノハート」一箱進呈
     (ジュノハートとはハート型のさくらんぼで一粒350円×12粒)

*他に入選数の多い作品には青森県特産品を予定しております。


発表は7月上旬発行予定の「川柳カモミール 4号」誌上にて。
 ジュノハートで夏のバレンタインはいかがでしょう。


主催 カモミール句会

 

 

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画像は今回の選者のお一人、柳本々々(やぎもともともと)さんが出された
「バームクーヘンでわたしは眠った」の本です。
々々さんは、川柳はもちろん短歌も俳句も詩も書かれるという、
才能あふれるとてもお若い方です。
「バームクーヘンでわたしは眠った」は、川柳と散文が日記風につづられています。
挿絵は安福望さん。
やわらかいタッチと色調に心が潤います。
そして、々々さんの作品も文章も素敵です。
私は本を読む時に一気に読むタイプですが、
この本は、毎日少しずつ読むのがいいと途中でその日のお楽しみに
して、一篇ずつ読んでいます。
日付ごとに読むと、親近感が一層増します。
読んだ後にいつも思うのは、「星の王子様」の
「いちばんたいせつなことは目に見えない」という言葉。
切ない気持ちになりながらも、温かいものに満たされています。

ちなみに3月24日は

 桜餅ちいさな声で話し合う  

という川柳が載っていました。
読んで、かすかにニッキの匂いを感じました。

 

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さて、季節外れで本当に申し訳ないのですが、9月のカモミールです。
この日は、仙台から須田たかゆきさん、青森市から野沢省悟さん、熊谷冬鼓さん、
八戸市内で積極的に活動をしている松ちづ子さんが参加してくださいました。
この日の合評吟は「スリル」と「おしゃれ」。

 

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画像は席題で細川静さんの描いた絵です。
各自の作品です。

水面からはみ出す鈍色の鎖骨 潤子
刺すまで母だった長月の湖面 啓子
秋の空むかしのことは聞かないで ちづ子
白樺の向こうへ消えた夏帽子 たかゆき
虐待の顔をしている沼の月 省悟
十億の精子が死んだ水面に風 静
非常口出ると九月の乱反射 冬鼓
怖いものがなくなって来た水すまし さち
私かどうかわからないまま溺れている かなえ

 

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新型コロナウイルスの感染がものすごい勢いで世界中に広がっています。
色々なご意見もあろうかと思いますが、何しろ未知のウイルスです。
情報もさまざまですが、正しい情報を見極めて自分に活かすようにしたいです。
手洗い、うがい、アルコール消毒、よく寝て、ちゃんと食べて
心身の健康を保つように努めましょう。
私は、100年前に流行したスペイン風邪の時の記事をネットで調べてみました。
すると、あの時代とは医学も交通網の発達も全然違いますが、
対処法はあまり変わっていないのです。
手洗いは特に推奨していませんが、うがいとマスク着用、人込みへ行かないなど、
時代は変わっても、現代とさして変わらないことにびっくりしたのでした。
特効薬もなく、治療に当たったお医者さんの処方にも対処療法しかありません。
患者は隔離と安静です。
治療法に「玉子酒」というのもありましたよ。
通りすがりにみた神明宮で行っている「厄除開運祈願」。
はい、お参りしてきました。

 

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そしてこちらもまた、通りすがりにあった、とある権現様のお札とお護符。
何でもこの日に権現様は神様の国にお帰りになられたそうです。
「弓神楽」は「悪魔退散」という神徳があるそうです。
皆様にもご利益がありますように。


ネコにいきます。

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ぱんだとじろ。
まさしく〇ー〇ーせっしょく(笑)。
ぱんだもじろも元気です。
このふたりが病むと高くつくから、もうヒヤヒヤです。
頼むから元気でいてね!

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さばみは以前ならカメラを向けると即、逃げていましたが、
最近はこのようなカメラ目線までするようになりました。
あとは抱っこだね。

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ありす。
仔ねこの身体能力のすごさには、毎日ビックリ!
な~このお気に入りの場所を陣取って、
「どんなもんだい!」のどや顔(笑)。

 

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な~こ。
以前にも書きましたが、な~こは震災の年の秋に
福島で保護されたネコです。
八戸の動物愛護支援の会にやってきて、
しばらく一時預かりさんのところにいましたが、
譲渡会で娘が一目ぼれして家族になったこです。
最初のころは威嚇がすごくて、私も正直こわごわと接していたのですが、
娘と一緒の部屋に寝起きしているうちにだんだん打ち解けてきたのでした。
な~こが保護された時の推定年齢は1歳半くらい。
それからすると、今年は11歳になるのかな。
人間でいうと60歳!
でも、まだまだジャンプ力もあり遊ぶのも好きです。

 

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今年の3月11日は新型コロナウイルスの影響で、
追悼式が中止になったりしました。
でも、式がなくても心の中ではきっと悼んでいたと思います。
私はたとえ3月11日でなくても折に触れ、その時の事が鮮明に
浮かぶ時があります。
そして泣きたくなります。
そんなに被害のなかった地域に住んでいてさえそうなのですから、
大きな被害にあった方々にとって、まだまだ悲しみは癒えないと思っています。
そして、必死になって立ち直ろうとしているのです。

くんじろうさんの絵手紙展「くんじろうの絵手紙展366展」が
今年は石巻赤十字病院で行われています。

https://ameblo.jp/kunjiro

私も神戸で開催された時に見ましたが、
くんじろうさんの被災地に寄り添う心が伝わってきて、じんとしました。
画像は散歩の途中でみつけた福寿草
この時期、この明るい色に元気をもらっているのです。

 

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今日の美味しいもの。
須田さんのお土産の仙台駄菓子。
飽きない甘さと適度な歯ごたえで、
大好きなお菓子の一つです。
須田さん、ありがとうございました。
また、是非いらしてくださいね。