フェデリコ・フェリーニの「81/2」と言う映画を8/6に衛星第2で放映するそうです。
観たかなぁ…観てないなぁ、きっと。でも…あれだったかなぁと記憶が曖昧です。

「道」は忘れられません。
もう、30ン年以上前、映画好きな良き知人達が集まって映画愛好会みたいなの作って
そこに何も知らない私が、ちょこちょこ混じらせてもらって観た映画の一本です。
ジェルソミーナのいつも涙をこらえているような必死なまなざしが、印象深いです。
ザンパノーに虐げられるたびにおどおどして、自分は何の役にも立たない人間だと訴える
ジェルソミーナに綱渡りのキ印は小石をジェルソミーナの手に乗せて
「この石だって、何かの役に立っているんだよ」と励まします。
泣きました。泣き所だとわかったけれど、泣きました。


人間をゆっくり落ちていく石だ   玉

火になるかと石のどこまでも落ちて   かなえ