ありがとう!「川柳文学コロキュウム」

もう4月も終わり。

今年は、八戸の桜もすごく早くてあっという間の桜でした。

という事で、大阪で開催された「川柳文学コロキュウム終刊記念の集い」に参加してきました。

「川柳文学コロキュウム」は20周年を迎え、100号を発行しましたが、主宰の赤松ますみさんが、終刊を決意。100冊の「川柳文学コロキュウム」誌を発行されてきたますみさんにとって、苦渋の決断と思われますが、ほとんどおひとりで頑張ってきたことを思うと、「お疲れさまでした」と「ありがとう」としか言えません。

「終刊記念の集い」は、鳥取の会員である平尾正人さんが発起人となってくださって、当日は青森や宮崎から33名ほどの参加者でした(ほどと言うのは当日急な欠席者も有りで)。

大阪は梅田の会場の「がんこ梅田本店」のお座敷は熱気にあふれかえりました。

「川柳文学コロキュウム」は、ますみさんが大阪の歴史ある「川柳文学社」という結社の主幹がお亡くなりになった後、休会中だった「川柳文学社」の顧問の方から、引き継いでほしいと頼まれ、悩みながらも「川柳文学コロキュウム」としてスタートしたと記憶しています。

当時、ますみさんは本当に孤軍奮闘でご苦労されたけれど、大阪に「川柳文学コロキュウム」を大きく展開させました。全国大会や各地の川柳大会に出席するたびに、みるみる会員や誌友がを増やしていって、それは目覚ましいものがありました。

会員自由吟自選のコーナーの「カレイドスコープ」、あるいは「ぜりぃびぃんず」という勉強会のネーミングの際も、いかにしたら川柳を楽しんでもらえるかを常に考えていたのを覚えています。

私は大阪に行くと、ますみさんに大阪市内を案内してもらったり、蛍池で「ぜりぃびぃんず」の勉強会があった頃に一度参加させてもらったりして、思い出がたくさんです。

 川柳文学コロキュウムの終刊はものすごく寂しいけれど、大先輩の中前棋人さんのブログにあったように「でわでわみなさん 新しいステージでのご活躍を」のように、またそれぞれのステージでお会いするのを楽しみにしております。

最初の画像は、川柳強者集結!

静岡の水品団石さんのブログに詳しく載っていますので、

そちらもご覧ください。

団石さん、楽しかったよ!ありがとう。

https://danseki1962.wixsite.com/odangoishi/blog

 

ますみさんと中前棋人さんのブログはこちらから。

https://shinyokan.jp/senryu-blogs/

 

集いでは、事前投句2句として、赤松ますみ選でミニ句会もありました。

   

 春一番輪廻転生五分前   かなえ

 

 私も一句採ってもらいました。

 

        

二次会。

桂晶月さん、毛利由美さん、岡谷樹さん、宮井いずみさん、お世話になりました。

そして散会のあと、ホテル組は寝酒の時間(笑)。

22時30分に解散でした。

翌日は、お初天神に連れて行ってもらい楽しく散策。

石澤はるこさん、お初さん、まみどりさん、ますみさん、西恵美子さん、徳兵衛さん、遊んでくださってありがとうございました。

ランチはここでたこパー。

そして、飛行機組と新幹線組に分かれそれぞれ帰路につきました。

北山まみどりさんの提案で、コロキュウム同窓会も計画しているらしいです。

皆さん、その時は元気でお会いしましょう!

 

ちょっと前後しますが私の大阪での行動もご紹介。

私は4月21日の午後に大阪入りして、あべのハルカスを見学。

地上300メートルからの眺めは圧巻でした。

この次大阪に来たら、新世界と通天閣に行ってみようっと。

22日の集いの前に梅田をうろうろしていたら、こういうたこ焼き屋さんを発見!

美味しかったです。

 

さて、遊んでばかりいられません。

カモミール」のことを書きます。

カモミール」は1月と2月はリアル句会は行いませんでした。

メールとハガキでの句会です。

以下に各自の作品です。

 

1月のお題は「うさぎ」1句と雑詠1句。啓子さんの出題。

あの日カメに抜かれたウサギです しかし  潤子

ピョンと跳ね句読点へと着地する  川守田秋男

さざ波のここが引き際ですからね  守田啓子

野ウサギ跳んで跳んで明日が芽吹く森   細川静

民間人殺戮 ウサギの耳折れる  滋野さち

弦月が奏でる白鳥の湖  笹田かなえ

             

2月のお題は「おやつ」かなえ出題。

 おやつを分ける係わたしは長女です  潤子

屋根雪が落ちれば春のパンまつり  守田啓子           

お三時よ集まれロシア・ウクライナ   細川静

幸せな押しくら饅頭だった家  滋野さち

甘酒のぬくみ一夜の一片食  笹田かなえ

 

3月はリアル句会ができました!

宿題は「ファッション一切」潤子さん出題。

句会場はブックセンターで。

席題は桜餅。春ですから。

セロファンをはがせば停戦の春だ  潤子

 真っ白な綿のブラウス恩送り  守田啓子

 春を着る道の広さもMサイズ  川守田秋男

 料理にポン 玉子一個がファッションで  細川静

 キャタピラも桜前線もジグザグ   滋野さち

  根開きのふわりスカート広がった  笹田かなえ

 

では、ネコ達にいきます。

ありすとぱんだ。

風除室で日向ぼっこ。

スマホを向けると眠そうに「なんのごようですか?」のありすと、

堂々と昼寝を続けるぱんだ。

ぱんだと奥にさばみ。

ぱんだはさばみのそばにいたい、でもさばみは離れていたい。

ぱんだは推定16歳。歯がぼろぼろで食が細くなりました。

さばみは推定10歳。ぱんだをウザながりながらも一緒にいてくれます。

もう、老々介護だね。。。

ありがとう、さばみちゃん。

 

 

今日の美味しいもの。

がんこ梅田本店のお料理。

このほかに生湯葉の入ったお魚のお鍋やお造りやお寿司、

てんぷらも美味しかった!

大阪の味を堪能してきました。

そしてデザートまで。

デザートの飲み物、最初に紅茶かコーヒーかの希望を取ってくれたのが感激でした。

 

最後に大事なおいしいもの。

中前棋人さんからいただいた「猫ぎゅうぎゅう詰め川柳」。

帰りの新幹線で堪能。

ネコあるあるで、ほのぼのしながら一気に読みました。

棋人さん、本当にありがとうございました。

*「川柳文学コロキュウム」の設立のきっかけと「ぜりぃびぃんず」の記憶違いを訂正いたしました。

申し訳ございませんでした。