カモミールのこと。


能登半島地震からひと月余りがたちました。寒さと雪でなかなか進まない復旧に、いたたまれない思いでいます。
暖かくなって少しずつでもいい、日常に戻れるようにと祈るばかりです。

さて、昨年の夏にお騒がせしました「川柳カモミール」7号ですが、無事に発行できました。
そのご報告もないまま年を越してしまって申し訳ありませんでした。
実は、「川柳カモミール」は7号で終わりとすることにいたしました。
突然のお知らせとなりましたが、私の体力的な事情により、今までのように編集作業などができなくなったからです。
応援くださった方々には、このようになりましたことのお詫びと心からのお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
カモミール句会のリアル句会は引き続き継続して行います.
一期一会の句会として、今後もワイワイやっていきたいと思っております
そして、次からですが「川柳カモミールネット句会」として新たな出発をすることにいたしました。
ネット句会の内容とネット句会の会員の作品を載せて、一句評も考えております。
現在、メンバーと色々と話し合っているところですが、みんな楽しそうなアイディアを出してくれています。
今年の夏の発行を目指して、頑張ります。
引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

カモミール句会の「川柳カモミール7号」からの会員作品です。

月蝕が始まる 本心を聞こう 潤子
母さんのお墓はいつも話し中 守田啓子
茶柱を一気に倒す次男坊 川守田秋男
失ったものに半月・絹・毒針 細川 静
満開になれない種でごめん母さん 滋野さち
お月さまおやつのこころありがとう 笹田かなえ

一句評は野沢省悟さんと八戸のフリーアナウンサーをしている中島美華さん。
「一句のスゝメ」は毛利由美さん、須藤しんのすけさん、平尾正人さん、西恵美子さん。
そしてネット句会は5回、6回分が赤裸々(笑)と載っております。
新生「カモミールネット句会」に関しては、また改めて内容をお知らせいたします。
今しばらくお待ちください。

カモミール句会会員の11月と12月の作品を以下に記しますね。
11月のお題「霜」「ピアノ」

猫ふんじゃった」響かせ家庭奮戦記   潤子       
逢いにゆくなら霜月の霜の夜       守田啓子              
正解の道に連なる霜柱   川守田秋男          
子にいのち繋いで歩く霜の朝   細川 静             
白鍵も黒鍵も武器を捨てなさい  滋野さち              
霜が降る少し掠れる試し書き    笹田かなえ  

12月のお題「のぼる」

私を登り切った3冊の童話    潤子
やり直すならばふたご座流星群   守田啓子
父の樹を登りきるまで蝸牛  川守田秋男
初日の出森羅万象躍り出る   細川静
ネジバナは偉いてっぺんまで咲いた  滋野さち 
ケセラセラ クリスマスツリーを登る  笹田かなえ

 

1月21日に開催された第88回新春川柳大会に参加しました。
4年ぶりの開催で、会場内ははちきれんばかりの熱気にあふれていました。
主幹の千島鉄男さんの「会場いっぱいの美男美女のみなさま…」の言葉も聞けて、
とても楽しかったです。


今年の冬は、思いがけずにあまり寒くなくて、外出が楽で嬉しいです。
スケートを見に行ったり、公会堂にモダンダンスの舞台「プロメテの火」を観に行ったり。
もちろん、映画「鬼滅の刃」の「柱稽古編」も観に行きましたよー。
春からのテレビ放送が楽しみです。

では、ネコ達に行きます。

ありす。
実はありす、こんなかわいい顔をしているくせに、
ものすごいやきもち焼き。特にまーくんに対してがすごい。
遭遇するとしっぽをモップのように膨らまして、
「シャーッ!」と威嚇するんです。
そして、そんなありすを叱るのがぱんだ。
ありすが何かしそうになると、すごい勢いで追いかけまわすのですから、
人間が仲裁に走り回ります。
じろの写真に「ぱんだくんがあたいをいじめるのー」といいつけているのかな(笑)

さばみ。
さばみもなんかじろに話しかけているよう。
夜のディナーのお相手がいなくて「つまんないわ」とでも言っているのかな。
それでも毎晩、12時過ぎに一緒にディナーしていた場所でご飯を食べる姿はけなげです。
さばみを撫でてていると、無心になれます。
そして川柳が浮かびます。
なんだろうね。さばちゃん、いつもありがとう。


さて、ぱんだとまーくん。
ぱんだは目の病気になって一週間ほどエリザベスカラーをすることになったのでした。
これがなかなか大変で、ごはんやお水、トイレにも不自由そうでした。
それでもその姿のまま階段の昇り降りをしたり、40センチほどの高さをジャンプしたり。
おまけにまーくんを威嚇するありすを追いかけたりしました。
まーくはぱんだを好きなようで、こんな風に傍にいてくれました。
ぱんだのエリザベスカラー、今は無事にはずれました。
このふたりが並んでいる姿、尊くて涙が出そうになります。

今日の美味しいもの。
去年の暮れに、高校時代の友だちとお蕎麦屋さんを2軒、食べ歩きました。


こちらは「そば処おきな」の蕎麦。
おきなは創業が明治40年といいますから、もう老舗中の老舗。
少し濃い目のそばつゆですが、充実した味わい。


こちらは「番丁庵」。

創業は昭和の終わりごろかなあ。
気が付いたら”在った″という感じでした。
やはりここでも食べたのは天ざる。寒くても暑くても迷っても天ざるのわたし。
美味しかったです。