信長さん

ブログを書くようになってから、本をあまり読まなくなりました。
ちょっとさみしいです。
でも、寝る前に軽いものをちょっとは読んでいます。
やはり時代もの。同心が出てきます。
「よわむし同心信長」早見俊というひとのものです。
アマゾンでなんとなく注文したのですが、深刻でないところがいいです。
織田信長が大好きな、頼りない同心がひょんなことで、頭の中から
織田信長の声が聞こえるようになり、その声に叱咤激励されながら、
事件を解決したり、危ないところを助かったりと言う設定なんですが、
この物語に出てくる信長さん、結構優しいんです。
たとえばこの同心に婚約者がいるのですが、気おくれしていて、
「わたしにはもったいないです」と頭の中の信長さんに
気の弱いことを言ったりすると
『そう思うなら、あの娘にふさわしい男となれ』と叱咤するんです。
なんか、ほろっとしました。
私も「枕草子」や「源氏物語」一所懸命読んだら、
頭の中に清少納言や、紫式部が出てきてくれるかなあ。(笑)
でも、そんな風に好きなことや好きなもの続けていれば、その何かから
何かの拍子に囁かれること、ありそうな気がします。


今日、職場のひとから沢山のお野菜いただきました。
だだちゃ豆ししとう、モロヘイヤ、きゅうり、真っ赤なトマト、
黄色いプチトマト。無農薬だそうです。
プチトマト、口の中で甘くはじけました。
ありがとうございました。


原始人のままの歯で嚙む肉の色   玉

一日中着ていて肉の匂う服   かなえ