つらつら

いい天気が続いています。
今日、午前中に川柳のお仕事の原稿を郵送しました。
安心したせいか、今、とっても眠いです。(笑)


仕事の帰りに行きつけの文房具屋さんにちょっと寄ったら、
もう、来年のカレンダーが並んでいました。
早くないですか?
そう言えば、この間、職場のひとから年賀状の購入、頼まれました。
身内の方が郵便局にお勤めとかで、毎年、そのひとから年賀状買うのですが
「もう?」って言っちゃいました。だって、いつもは10月頃じゃなかったかしら?
そのひとも「そうなの。今年は早まったみたい」ってことです。
夏服だってまだ全部仕舞っていないのに、お正月のことなんて考えられません。
いや、考えたくないです。
その、文房具屋さんには本売り場もあるので、そっちにも自然に足が向きます。
で、時代小説の文庫本2冊と現代ミステリーの文庫本を1冊購入。
今晩から早速読もうと、わくわくしています。


川柳のお仕事の原稿書いている時も、寝る前にちょっとずつですが、
時代小説、読んでいました。
   若さま同心 徳川竜之介「幽霊剣士」
風野真知雄という作家のものですが、このひとの書く本は肩が凝らなくて
好きです。やっぱり、同心とか、お奉行さまが出てきます。(笑)
シリーズものはほとんど持っています。
全体にのんびりした感じで話が進んでいくのですが、人間や風景の描写が
細やかなんです。
たとえば、江戸前寿司の代表とされる「しんこの寿司」のことを
寿司職人が江戸前の豊かな海に感謝をこめて捧げる味。なんて
描かれたら機会があったらぜひ食べなくっちゃと思ってしまいます。
たとえば、恨みをかって殺されたひとのことを
――他人に厳しく当たる男は、どこかで自分を嫌っていたりするものなのだ――
身の回りのあんなひと、こんなひと、私だって、と、つらつら考えてしまいました。



えんぴつの条件いっぴきが生きる   玉

男の子だから泣いてはいけません   かなえ