「ノエマ・ノエシス」

今日は、午前中は少し雲がありましたが、
午後からは、爽やかに晴れました。
晴れたから、と言うわけでもないのですが、
美容院に行ってきました。
先だっていったばかりなのですがその時のカットが
どうにもしっくりこなくて、毎日とても気になっていたので、
思い切って、この町の今一番評判のいいお店に行ってきました。
そのお店は若いひとばかり行ってるような気がして、ちょっと気後れして
いたのですが、どうせ行くんなら評判のいいお店にいった方がいいと、
お天気もいいことだしと、出かけました。
行って正解でした。
カット、すっきりと仕上がりました。
今まで通っていたお店には悪いんですが、今度から
こっちのお店にしようと思っています。
ただ、そのお店、いままで私が通っていた美容院の
筋向いにあるんですよね…。



さびしさは鳥語の聴けてしまう耳   高鶴 礼子


ノエマノエシス」という川柳誌があります。
この本も定期購読しています。
一年に3回の発行。
発行人兼編集人は高鶴礼子さんです。
一度もお会いしたことはありませんが、時実新子先生のお弟子さんとして、
新子先生の「川柳大学」でご活躍なさっていました。
そして現在は「ノエマノエシス」の発行人兼編集人をなさっています。
ノエマノエシス」はずっしりと重いものをいつも届けてくれます。
読み物として「河野春三『風』の時代」が、圧巻です。
資料を丹念に調べられ、裏付けをなさっているご様子に
いつも深く、感銘してしまいます。
私の知らない川柳の一時代を、このようなかたちで読むことが
できるのは、奇跡に近いものがあります。
私にはちょっとむずかしいときもありますが、
かつて新子先生の「花の結び目」を読んだときのように
読んでいます。
ノエマノエシス」のもうひとつの楽しみは、
礼子さんによる、会員さんと誌友さんの投句からの選句とその選評のページです。
本当によく読み込んでいらっしゃると感心するとともに、
とても、勉強になります。
礼子さんも、川柳に選ばれたひとなのだと、
ノエマノエシス」を手にするたびに思います。


遠い瞳をしている海の瞳をしている   玉

海を見にいきませんかとくる電話   かなえ