立待月

今日も少しですが、外を歩きました。
思ったほど風は冷たくなくて、歩くにはちょうどいいくらい。
雲の多い空でしたが、過ごしやすい一日でした。


川柳のお仕事の資料が届きました。
書きにくい題にも関わらず、先月と同じ句数です。
一句、一句、真剣に題に取り組んでいる様子がうかがえて、
襟を正しました。
私が選ぶのではなく、投句された方々に選ばれるのだと
またひとつ、気がつきました。
本当にありがとうございます。


今夜は立待月。
ものの本によると、昨夜の十六夜の次の月ということで、
月の出が遅くて縁側などに立ちながら待っていると、
ようやく月があがってくる様からこの名があるそうです。
立待月、すこぅし欠けていましたが、きれいなお月さまでした。
お月さまのきれいな夜は、なんだかほっとします。
ちなみに、仲秋の名月の夜に曇りで月が見えなくて、
空がうっすら明るい状態を「無月」、雨になったら「雨月」と
言うそうです。それもまた、風情がありますね。


昨日、食材を買いに出かける道すがら、二軒の和菓子屋さんの前を
通ったので、何気なくお店の中を覗いたところ、あったんです。
「お月見団子」。(笑)
一軒は「つきかえし」、もう一軒は「蒸し団子」。
どちらも彼岸団子よりふたまわりほど小さくこじんまりとしていて、
餡子入りで、「蒸し団子」の方は薄の焼き型が押してありました。
買いましたよ。2個ずつ。
買い物もそこそこに帰って、まず1個ずつ食べて、
残りの1個ずつは、夕飯のあとにゆっくりといただきました。(笑)
あれほど食べ過ぎないようにと念じていたはずなのに、、、。
明日も、歩きます!



古狸子たぬき和尚様が好き   玉

子狸の初恋萩の髪かざり   かなえ