冬戦争

今日も、ひえびえひえびえとした一日でした。
でもスカート、穿いていきました。
最近の厚手のタイツは、なかなかすぐれものです。
裏側が細かなループ状で、肌触りもしっとりしていて、
寒さをしっかり防いでくれます。
暮れにせっかくスカートのサイズ直しをしたことですし、
明日も頑張って穿いていくつもりです。(笑)


最近の寝る前の読書は、石田衣良
池袋ウエストゲートパーク」のシリーズです。
「半自殺クラブ」と「Gボーイズ冬戦争」。
このシリーズはほとんど読んでいるので
再読になるのですが、細かなところ、けっこう忘れています。
ちょっと、マンネリかなとも思いながらも
あれこれ考えさせられました。
小説とは言え、知らなければ知らないで済んだはずの闇が、
目の前に重く垂れこめてきて、読むのが辛くなったりします。
それでもたまに読んで情報を仕入れておかないとね。
あー、だけど、そろそろ時代小説が呼んでいます。(笑)


新聞の川柳の紹介をさせてください。

「橋」

天位  陸橋から青空深く手を伸ばす   澁田紀子

地位  少し酔い牛若丸と橋で会う   田村三之助

人位  橋の上歩幅が少し広くなる   川守田秋男


秀逸  たんぽぽと私が飛んでゆく橋だ   細川静
    仙人の足裏好む丸木橋   加藤文男
    避けていた人とばったり橋の上   淡路和
    渡りきるその先にまた新しき   鈴木久徳
    夜露ふみ働く母を待った橋   大峠珠江


九月二十九日の掲載でした。個性ある句が増えてきた気がするのですが。
明日は「メール」です。


ものさしの上を尺取虫が這う   玉

踏み外す月の階段寒椿   かなえ