「北貌」と「LONG SHOT」と

今日は、曇りがちながら晴れた一日でした。
寒がりな私はちょっと寒かったのですが、
そうでもない人は、それなりに過ごしやすかった
ようです。
遠くに見える木々が、うっすら紅葉し始めています。
日が落ちるのがみるみる早くなっています。
北国の秋らしい日々が続いています。

今日の仕事の帰りに、久しぶりにマッサージを
してきました。
いつもの花の名前の整骨院です。
いつもなら骨盤矯正もお願いするのですが、
今日は、時間の都合でマッサージ30分2000円の
コースにしてきました。
気持ちよかったです。
肩も背中も腰も重だるくガチガチだったのが、
途中から、すっと軽い感じになって、体がほかほかしてきて
血液が、全身をサーッと流れるのを感じました。
頭からつま先まで、揉みほぐしてもらい、
もう、このまま眠ってしまいたいくらいでした。
これで、少しは頭の血の巡りが良くなって
「音」ができるといいのですが(笑)


郄田寄生木さんが発行なさっている「北貌」の44号と
45号が届きました。
「北炎抄」という会員作品のコーナーがあるのですが、
毎号、そこから何人かのひとが4句ずつ作品を選んで
載せる、「北碧抄」というコーナーに、私も参加させて
いただき、その発表号です。
私は、

白湯が好き日差しが出たり入ったり   渡辺敏子


を、特選に選ばせていただきました。


45号は、第37回・川柳同夢「土」の入選発表が
載っていました。


大賞

人間の叫びを抱いてくれた土   吉田保雄(十和田市


9/24(金)の東奥日報新聞の夕刊に郄田寄生木さんの記事がありました。
「創作の旅路」『本県・短詩型文学の人々』というシリーズがあって、
今回は、寄生木さんでした。
寄生木さんが「かもしか」という川柳誌を発行していて、
2002年に終刊となり、その後に現在の「北貌」を発行なさったのは、
以前にここに書かせていただきました。
「かもしか」は、通巻431号、39年の歴史ある川柳誌でした。
記事の中で寄生木さんは、おっしゃっています。
『70歳になって、高齢の人のための柳誌も必要と思った。私にとって
川柳は人生の終盤を生きるエネルギー。人生の後半戦で川柳に
かかわっている人たちを励まし、励まされながらやっていきたい』。
「北貌」と「かもしか」を合わせて500号にすることが
目標だそうです。
このような川柳の、人生の先輩の言葉にまたまた、
大きく心がゆさぶられました。


今日の画像は、偶然ですが、9/24の夕焼けです。
こんな夕焼けを見るのは久しぶりでした。


こちらの画像は、濱山哲也さんの川柳と藤田めぐみさんの写真とのコラボ、
「LONG SHOT」から。
若い二人の、伸びやかで清々しいセンスが眩しい一冊です。
何かの記念の限定版だそうですが、こういう形で残される
写真と川柳、これからもっと出てくるのではないかと思いました。

哲也さん、貴重なもの本当にありがとうございました。
大事にさせていただきます。


ポッペンの女と別れてきたばかり   玉

浮世絵の女髪から脱いでいく   かなえ