「新青森駅」〜「おかじょうき忘年句会」


今日は、体がきゅっと引き締まるような、
風の冷たい日でした。
乾いて冷たい風が吹いている街は、
どこか拒絶するような貌を見せる時があって、
ふと、不安にさせられます。
師走もこうして過ぎて行くのでしょう。
師走と言えば忘年会ですね。
ということで、「おかじょうき川柳社」の
忘年会に行ってきました。
そう、あの新青森駅まで「はやて」に乗って。
画像は、その新青森駅の様子です。
新青森駅から青森駅までは、在来線に乗り換えなければ
いけません。乗り換える電車はけっこう本数がありますので、
いったん外に出てあたりを見てきました。

外に出るとこんな鏡面のオブジェがあります。
中を通り抜けられるようになっていて歩いてみると
ちょっと不思議な体感がありました。
体がふっと消えるような、目がどこかに
行ってしまうというような、迷路を歩いているような
そんな感じでした。

こちらは、開業の日に盛んに宣伝されていたお土産店街の
「旬味館」の様子です。
飲食ゾーンを入れて18店舗もあるそうです。
ほんと、青森県民の私でも知らない食べ物のお店が
ずらりと並んで、呼び込みがとても賑やかでした。

金魚ねぶたがあたたかい雰囲気ですね。
これから、どんどん人が来てくれて、
賑わっていけばいいなと思いながら見て歩きました。


「おかじょうき」の忘年会は1時からでしたので、
割合、のんびりと会場に行くことができました。
会場の受付にいた啓子さんと冬鼓さんに挨拶して、
席につくと、まもなく席題の発表です。

今回の席題、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の
ジグソーパズルと木彫りのスイスの山の神様。
これを見ての印象吟になります。
各題二句ずつ。選者は共選ですので、八枚書かなければ
いけません。
うーん、むずかしかったよぅ。
玉さんだったら得意そうな題じゃないかな。
結果は、発表号が出たら、お知らせしますね。
さすがおかじょうきという句が沢山出て、
楽しみましたし、刺激になりました。


句会のあとは、懇親会です。
まず、オードブル。
お腹が空いていたのでモリモリ食べました。
隣の席が黒石市の三浦蒼鬼さんで、沢山お話を
してきました。
蒼鬼さんは、岸柳さんのお弟子さんで、今でも
岸柳さんをとても尊敬していらして、その教えて
もらったことを、次へ伝えなければいけないということを
とても熱く語っていました。
私もそういうことは、ほんとうにそうだと思います。
私もあちこちの方々からお世話になりながら
ここまで川柳続けることができました。
どういうことを伝えればいいのかよくわかりませんが、
それでも、これからの人達のために及ばずながら
何か出来たらという気持ちではいます。
蒼鬼さんは、今年の県川柳大会の特別選の「遥か」で
天位でした。


神様に一番遠い蟻である   蒼鬼

こちらの画像は、岸柳さんの色紙や、そのコピーです。


さて、句会のあとは近くのスナックで二次会。
いやー、言葉に出来ないくらい楽しい時間でした。
私なんか、最初予定していた時間を大幅に超過して、
結局、最終の新幹線にしたほどです。
今回は、カラオケがメインだったのですが、
みんな、歌が上手いことにまずビックリ!
Sinさん、蒼鬼さん、はるひさん、まきこさん、、。
そして、何よりも州花さん彼句吾さんの和服の
お二人が、山本リンダの「狙いうち」を唄ったのには、
拍手喝さいでした。州花さん、フリも少しやったんですよ!
感激しちゃいました。
こんな楽しい二次会、めったにないことでした。
むさしさん、古錘さん、スタッフのみなさん、
本当にお疲れさまでした。そして、ありがとう
ございました。
そうそう、二次会の会場の隅っこで、
香田龍馬さんに、お願いしてこっそりマッサージを
してもらったのも嬉しかったです。
龍馬さん、ありがとうございました。
朝8時30分に家を出て、帰ったのは夜の10時40分でした。
遊んだものです(笑)。

最後は今回のお土産です。
新青森駅のものもあれば、いろいろです。

*忘年句会でむさしさんと村井規子さんとの掛け合い川柳があったんですが、
その川柳がおかじょうきの掲示板に載っていますので、
こちらからどうぞ。むさしさん、押されています(笑)   
  ↓
http://www.okajoki.com/bbs/index.php


シャボン玉きっと根性無しなのさ   玉

この世とはずっとあなたを追うところ   かなえ