青森市まで

今日も時折雪のちらつく寒い一日でした。
この間の陽気はどこへやら、せっかく芽を出した
はこべや雑草の緑が、うっすら雪をかぶって寒そうです。
でも、明日になればきっと融けるでしょう。
降っても積もらない春の雪、なごり雪だと思っています。


さて、この土曜、日曜と青森市までのっぴきならない用事のため、
二往復しました。
土曜日は娘と、日曜日は一人で。
気ぜわしい休日でしたが、何事もなく行ってこれました。


☆『川柳文学コロキュウム』50号記念全国誌上川柳大会のご案内〜

 ★ 自由吟(3句まで・新作に限ります)を専用用紙またはB5原稿用紙に書いて投句してください。
 ★ 6名による共選です。
   選者 おがわひであき(山口県) 高鶴礼子(埼玉県) 浪越靖政(北海道)
      ひとり静(奈良県) 丸山 進(愛知県) 赤松ますみ(大阪府
 ★ 投句料 1,000円(定額小為替を同封してください。(発表誌呈)
 ★  賞  上位入選句に賞贈呈。
 ★ 締 切 2011年6月5日
 ★ 発 表 川柳文学コロキュウム50号誌上(2011年9月発行予定)
 ★ 投句先 〒665‐0874 兵庫県宝塚市中筋5丁目19番8の904
                        河津方 誌上大会事務局

★問い合わせは上記誌上大会事務局、または川柳文学コロキュウム編集部まで。


という案内が来ています。
各選者の一句をご紹介いたします。

 ○を描いて端っこに座る   おがわひであき

 空の星 君が人間だったころ   高鶴礼子

 私を知りすぎているバーコード   浪越靖政

 自分からバケツに入るお月さま   ひとり静

 水割りの水の部分は真面目です   丸山 進

 ざぶとんが並ぶと一揆かと思う   赤松ますみ


五月、六月は川柳の大会が続きます。
投句はどうぞお早めに!


さて、今日の最初の画像は、青森駅そばの「A-FACTORY」。
12月4日の東北新幹線全線開業とともにオープンしました。
気になっていたものの、なかなか行く機会がなくていたのですが、
この間ののっぴきならない用事のおかげで、行くことができました。

店内の様子です。
県内の名物の野菜や果物、ジュース、加工品などなど、青森県民の
私でも、欲しくなるものばかりでした。

シードルの工房です。青森県産のりんごで作っているんだそうです。

この日は娘と一緒だったので、軽く食事をしてきました。

こんな席で食べてきました。
テーブルの上のは私のぶんで、雪ニンジンのポタージュ、
ビーフシチュー、かぼちゃとりんごのサラダ、ごはんで750円。

娘もやっぱりビーフシチュー、岩塩のスープ、みず菜のサラダと
ごはんで、やっぱり750円。『アオモリスープ』さんのメニューです。
やさしい味付けで、野菜の風味が生きていました。
特に雪ニンジンのポタージュは、ニンジン嫌いの私でも、
とっても美味しく食べられました。お勧めです。

階段がこんな風になっていて、雪でも滑らないようにとの
配慮でしょうね。

こちらの建物は、今評判のねぶたの家「ワ・ラッセ」。
「A-FACTORY」と隣接しています。

中の様子です。こんな風に回廊になっていて、胎内回帰もかくやという
ような足取りで進みました。
闇が落ち着くんだろうね。

天井の金魚ねぶたが幻想的です。

上から見るねぶたは初めて。
宙に浮いているように感じました。

ねぶたは全部で5台あるんだそうです。
〈ねぶたのすべてを一年を通じて体感することができる
夢の空間です〉と、もらったチラシに書いてありました。

一番好きだったねぶたです。
水滸伝 混江竜 李俊」とタイトルがありました。
ここをプロデュースしたひとは、本当にねぶたが好きなんだろうなと、
つくづく感じさせられた時間でした。
まさしく「じゃわめぐ(ぞくぞくする、かな)」を体感してきました。

そうそう、この日は「はやぶさ」の一番列車が走行した日でも
ありました。新青森駅の構内でちらりと見ることができました。

こちらは、「いくべぇ」。青森の大型観光キャンペーンの
マスコットキャラクターだそうです。
ひょこひょこと大変そうに歩いているのが、なんとも
可笑しくて可愛いかったです。

最後は「A-FACTORY」の「スキップエッグ」の「オムレープ」。
くどくない甘さで、食事のあとのデザートにぴったりでした。


青森市も今、とっても熱い。



仙人はどきどき座る竹の節   玉

光射す節穴神様の視線   かなえ