八月です

今日もヤマセが吹いて、うすら寒い一日でした。
あの暑い日々はもうお終いなんでしょうか。
それともこれからドカーンとくるのでしょうか。
今年の天候ばかりは予想がつきません。
そして、今日から八月。
お約束の玉さんの表紙絵です。
ヒグラシの鳴き声が聞こえてきそうでしょう。
三角をちぎったような切れっぱしみたいなものは
なんなんでしょう。
ちょっとものがなしく気だるい、夏の夕暮れって感じですね。


こちらは、ここのブログでもおなじみの濱山哲也さんから
いただいた、書中見舞いです。
すごく丁寧に描かれていて、私だけで見るのがもったいないので
勝手に載せちゃいました。
ヤドカリに麦わら帽子をかぶらせるなんて、哲也さん流の
ジョークが効いてますね。
哲也さん、ありがとうございました。

郵便つながりでもう一枚。
写真家で川柳も書かれる藤田めぐみさんから、おかじょうきの
大会でお会いしたときに写してもらった写真を送って戴いたのですが、
消印が「銀座」となっています。
なんかおしゃれだなぁって、またまた勝手に載せちゃいました。
めぐみさん、ありがとうございました。
お返事、もう少し待ってね。


さて、この街で夏の最大のイベント「八戸三社大祭」が始まりました。
今年は、残念ながら休日にかからないので、ちゃんと見ることは
出来そうにありませんが、なんとか仕事帰りにでも
見たいものです。
昨日が前夜祭、今日がお通り、そして明日は中日、あさってがお還り、
しあさっては後夜祭と五日間も続きます。その上今年は中日に、
なんと東京ディズニーリゾートスペシャルパレードがあるんだそうです。
夕方の5時半からで、残念ながら見ることができそうにありませんが、
少しでも多くの子どもたちが見ることができればいいなと思っています。
町でも評判になっていて、今日の帰りに街中を通ってきたら、
ワクワク感が漂っていました。


こちらの画像は、通りすがりの山車小屋の様子から。
お通りが無事済んでホッとしたところでしょうか。
この山車のタイトルは「琵琶湖竹生島縁起絵巻」というらしいです。
こういう山車がでるのが八戸のお祭りです。
今年は、東日本大震災からの復興を願って、例年よりもさらに
縁起のいいものが多いと聞いています。
最終日の後夜祭までに、なんとか沢山の山車の写真を撮りたいものです。


さて、黒石在住の北山まみどりさんが、句集を上梓されました。
随分前から評判になっていましたが、限定版ということで、
ちょっと手に入らなかったのですが、増刷となり
「おかじょうき川柳社」で取り扱うようになり、入手しました。

中の一ページだけこっそりとアップしました。
絵は「もろと」さんとおっしゃる青森県出身の漫画家さんだそうです。
巻頭の一句、

寄り道をする傘ですがさあどうぞ   まみどり

が、句集の内容を語っているような気がしました。
郄瀬霜石さんが句集の跋文に
「北山まみどりは、黒石の二人の良き先輩の良き部分ー
岩崎眞里子の美しさ(詩性)と大黒谷サチエの逞しさ(大衆性)の
二つの美点ーを内包している(略)」と書いていらっしゃいましたが、
まさにそういう個性の作家だと思いました。
まみどりさん、本当におめでとうございます。

こちらは、最近はまっている我が家のお味噌汁。
具はオクラとなめことネギ、食欲がないときでも割りと
すんなりと喉を通ります。コツは、お味噌を溶くときに
普段より心持ち少なめにして、その分お塩を入れると、
いい感じです。よろしかったらどうぞお試しください。


まみどりさんの句集の下に敷いてあるのは、男性用兵児帯
再利用して作ってもらったスカートです。
知り合いがリサイクルショップでアルバイトをしていて、
以前に覗いたときに勧められ、パンツとスカートを作って
貰ったところ、とても動きやすく着心地もよく気に入っています。
一応正絹なので、肌触りもサラサラと夏にぴったり。
ということで、今日の二人の句は「リサイクル」の題の
入選句からです。



ごみ箱の君をひろっていいですか   玉

雑巾になるまで待ってくれないか   かなえ