なな友 - 川柳日記　一の糸

東北地方もやっと梅雨明けとか。
暑い日が続いております。
皆様には、どうか体調など崩されませんように。
昨日は、この町に強風警報が発令されるという
めちゃくちゃな天気のなか、お芝居を観に行ってきました。
地元の若手グループの舞台です。
9月の私たちのお芝居にも出演するひとも参加しています。
面白かったです。オリジナルの脚本もそれなりの出来だったし、
何より、二十歳代の男性がお芝居をしているのが新鮮で、
「演劇の町　八戸」もあながち、掛け声だけでないなと思えたのでした。
ちなみに、このプログラムの向かって左側から二人目の男性は、
今度の芝居の私の旦那さん役のひとです。
わたしよりとても若いです♪
セリフが入らないの、動けないのと弱音を吐いていられないね。

弘前川柳社の濱山哲也くんから、暑中見舞いをいただきました。
すごく芸の細かい作品です。
ミラーボールのお月さまには笑ってしまいました。
唄っているのはだれの持ち歌かしら？
やっぱり哲也くん？
哲也くんありがとうございました。

昨日はななの月命日。
一か月経ったんだね。
近所の花屋さんで花を買って祭壇に供えていたのですが、
今日、ななの最初のかかりつけだったあおば動物病院さんから、
お花が届きました。
向かって右側のアレンジメントがそうです。
「ななちゃん　安らかにお眠り下さい」と、メッセージが添えられていました。
それを見たとき、ここしばらくは落ち着いていた涙が、
また、溢れてしまったのでした。
娘も、泣きました。
あおば動物病院さんはとてもいい病院でしたが、五月の連休中に
ななが発熱して、お休みでもやっている病院に罹り、
そのままそこに転院してしまいました。
あおば動物病院さんにも、ななが亡くなったことを知らせていたのですが、
まさかこのようにお花を貰えるとは思ってもみませんでした。
ありがとうございました。

なながらみの花に関してもうひとつ。
この白木蓮、今月の初めに庭師さんから剪定してもらって、
「しばらく花は咲かないでしょう」と言われていたのですが、
今日、何気なく見たらこのように白い花を四つ五つほど咲かせていました。
この木の下のさつきの植え込みの下は、ななのお気に入りの場所でした。
そういえば去年の今頃、この木に登って下りられなくなったこともありました。
季節外れの白木蓮の花。
ななが元気出してねって言っているようです。

そのさつきの植え込みの下で、ななはよくこんな風にして
寛いでいました。これは、今年の4月9日の撮影。
病状が落ち着いていたころです。

で、今日のブログのタイトルの「なな友」になりますが、
最近、この子が来てここにこんな風にいるようになりました。
この子はTさん家の外猫です。Tさんの近所で飼われていたそうですが、
そこの家の飼い主であるおばあさんが亡くなり、捨て猫となり
Tさんのところに住みつくようになったとか。
そのおばあさんは５匹のネコを飼っていたそうで、その5匹全部、
Tさん家にお世話になっています。
そしてこの子ですが、五月の最初の頃にトラが我が家に「ご飯ちょうだい」と
連れてきたのです。
ななはその頃は外に出さないでいたのですが、
トラの気配はわかるので、最初にトラだけと思って
トラにご飯を出したところ、ちゃっかりトラに出したご飯を食べていたのでした。
面白いでしょう。その様子を風除室で見ていたななは、とてもおかんむり。
「わー、にゃー」とおおさわぎしていました。

これがその時の様子。熱がまだあって具合が悪いだろうに
私の膝の上に乗っかって、今にも飛びだしそう。
その後この子、家へはあまり来なかったのですが、ななが亡くなるころから
頻繁に来るようになり、その度にご飯をあげていました。
ななの散歩中にもよく遭遇したので、「しるこ」と名前をつける
ことにしました。本当は「しろこ」にしたかったのですが、
動物病院で知り合ったネコちゃんに「しろこ」ちゃんがいたので
同じら行の「しるこ」です（笑）
実は、ななはしるこが嫌いです。
散歩中に会うと、よく「うーっ」したものです。