夏、etc.


この頃の雨のすごさは、今までに経験したことのないものですが、
皆様には、お変わりありませんでしょうか?
一昨日の夜も、お芝居の帰りに想像を絶する雷と豪雨に、
しばし足止めされてしまいました。
せっかく、いつもの時間より早く帰れたというのに。
雨宿りしているビルに、ずぶぬれで駆けこんでくる
人が何人もいました。
お盆のあたりからから、ほとんど毎日、お芝居の練習に通っています。
帰りも早くて9時半過ぎ。最近では10時半近くになっています。
さすがに、ちょっと疲れていますが、でも大丈夫ですから。
新聞柳壇の原稿も「連衆」の原稿も無事、書き上げたし、
あとはお芝居に邁進するのみ。
頑張ります。
この夏もいろいろありました。
まず、最初の画像ですが、高校の同窓会に行ってきました。
同期会には出たことがあるけれど、同窓会は初めて。
何しろ、お芝居のチケット、売らなければね。
ということで、お芝居の参加者何人かと一緒に参加してきました。
おかげさまで、私も何枚か売ることができましたし、
他の仲間も沢山売っていました。
関東方面のみんな、懐かしいひとが映っているでしょ。
みんな元気だったよ。
では、川柳の話題もみっつほど。
まず、みなさんすでにご存知の「ねじまき句会」の
「川柳ねじまき ♯1」の機関誌の発刊ね。
この件に関しましては、私からはあとでゆっくり書かせてもらいます。
早くお知りになりたい方は、↓のブログを覗いてみてください。


      http://nezimakiku.exblog.jp/22222520/

ふたつめはFM青森「これでも川柳 おれは岸柳」の
「轟の十句集」のこと。
岸柳さんがパーソナリティをしていたラジオ番組で、
読まれた優秀句の句集です。
黒石の三浦蒼鬼さんから送っていただきました。
蒼鬼さん、ありがとうございました。
こちらも、あとでゆっくり紹介させていただきます。
みっつめは第8回松江川柳大会のことです。
石橋芳山さんのところですね。
7月20日に開催され、私も投句していたので、
その大会の掲載誌が送られてきました。
ここに、特選句と準特選句だけ書かせていただきます。


「カモメ」    石橋芳山 選

特 選  カモメ飛ぶ メロンの尻はまだ固い  安黒登貴枝
準特選  今日のメロンはロシア語を話してた  松本文子


「しなやか」   松本知恵子 選

特 選  最後にはしなやかに押す削除キー   仲田美千代
準特選  しなやかに生きて時代の息を吸う   橋田秀穂


「しなやか」   熊田熱四郎 選

特 選  飲みに出るときには猫の身のこなし    新家完司
準特選  しなやかにしなやかにくる脳の錆   政岡未延子


「キリン」    内田久枝 選

特 選  あなたに逢うため麒麟を飼っている  濱谷ひろし
準特選  湿布100枚キリンの首に貼りまくり 山根七七


「動く」     木天麦青 選 

特 選  すね皿よアキレス腱よ頼んだぞ   但見石花菜
準特選  大仏が動くわたしのウインクで    斉尾くにこ


「骨」      新家完司 選

特 選  心まで疲労骨折してしまう      仲田美千代
準特選  がぶがぶと骨まで届く水を飲む    橋本幸子


「脱ぐ」     樋口由紀子 選

特 選  衣脱ぐ下は達磨の絵の着物      吾郷初枝
準特選  羽織を脱ぐと七つ八つは若くなる   佐藤好野

面白い句が多くて、読んでいて楽しかったです。
川柳とお芝居のかけもちの八月も残すところ、あと少し。

八月十四日は、ななの四十九日でした。
長かったです。
毎日、毎日、ななのことを考えながら過ごしています。
この写真はちょうど一年前のなな。
お気に入りのアイロン台の上でくつろいでいます。
このアイロン台はすっかりぼろぼろになって、
ななの亡くなる前に処分してしまいました。

さて、以前に紹介したじろちゃん。
すっかり玄関でくつろいでいます。
金曜日に透明な眼やにが出ていたので、
思いきって動物病院に連れていきました。
最初にななが通っていたあおば動物病院のほうです。
亡くなるまで通っていた病院には、まだ行きたくないのです。
あのころの道を通るのが、どうにもたまらないのです。
あおば動物病院では、じろちゃんの血液検査と予防接種もしました。
もしかしたら、じろちゃんは他所の飼いネコかもしれないけれど、
放っておけません。眼やにのほうは目薬をもらってきて、
何とか私でもできそうです。
血液検査の結果は、猫エイズは陰性でしたが、猫ウイルス白血病
かなり陽性に近い結果がでました。
ななのいた場所には、アルコール消毒などをしていたのですが。
もしじろちゃんが、またななと同じだったらと思うと
いたたまれないのですが、どうしようもありません。
その時はその時と、娘と話し合っています。

しるこちゃん。
朝と夕方にご飯を食べにくるのが日課になりました。
以前にくらべて、顔が穏やかになったと思いませんか?
きちんとご飯を食べられるのが、いいのかもしれませんね。

これはなながうちの子になる少し前の写真です。
平成24年の6月ころ。
娘の携帯に入っていました。
やんちゃな顔が、男の子みたい(笑)

これはなながうちの子になって、最初の予防接種をしたあと、
脱走して、ほぼ一週間帰ってこなくて、やっと帰って来た時の
写真。目つきが鋭くなって怖い(笑)
この時もすごく心配したっけ。
家の近くをトラとうろうろしていたみたいだけど。
帰ってきた時は涙が出たものです。
これも娘の携帯から。
そうそう、じろちゃんも予防接種から帰ってきて、
やっぱり一日くらい家に帰ってきませんでした。
でも昨日の夜はちゃんと帰ってきて、ご飯を食べました。

こちらは平成25年の3月ころのもの。
階段でのいないいないばあ遊びが大好きでした。

今年の6月8日のもの。
まだ、なんとか自力で二階まで上がれていました。
でも、この日を境にどんどん体力が落ちてきたのでした。
知人にななのこんな写真を見せると、とてもほめてくれます。
ななの目の凛としているところとかね。
私ですが四十九日を過ぎるころから、だんだん落ち着いてきて、
以前のように、涙にくれることはなくなりました。
それでも、ふっとななのいないことがどうにも納得できなかったり
する時があります。
でも、ときどき夢に出てくれたり、あたりの空気が柔らいで
いるのを感じたりするときがあるのです。
ななはきっと、ずっとそばにいるのでしょう。
じろちゃんに関しては、これから新聞に「猫保護しています」と
載せてもらったりして飼い主探しをして、見つからなかったら、
うちの子にする方向で考えています。



今日の美味しいもの。
実家の母と妹、甥っ子がお盆前に
八戸に来た時に「かん東」にお鮨を食べに行ったのですが、
妹と甥っ子はこのウニ丼を食べて絶賛していました。
確かにこれで2000円ちょっとは、お得かも。



今日の一句。
玉さんは、句会の「鰈」の題で。
私の句は、松江大会の「脱ぐ」の入選句です。
ちなみに、じろちゃんとしるこちゃんも仲があまりよくありません。
じろちゃんは家の表玄関がおもなテリトリー。
しるこちゃんは、裏の縁側方面にご飯を食べにきます。


鰈とひらめとっても仲が悪いのよ   玉

脱ぎすぎないようにとネコを抱いている   かなえ