大阪、行ってきました! ③



今日は、蒸し暑い一日でした。
雨の天気予報だったのですが、降ったのは夕方近くで、
帰りには、結構、ざんざ降りとなりました。
今も、降ったり止んだりを繰り返しています。
明日は金曜日。止んでくれればいいのですが。
ああ、もう、金曜日。
先週の金曜日は、大阪行きの準備におおわらわでした。
あっと言う間の一週間。


さて、今日は名付けて「青空書房ツァー」と
「『ぜりぃびぃんず』お邪魔しました」のお話です。
「青空書房ツァー」というのは、このブログでお馴染の、
倉本朝世さんが懇意にしていらっしゃる、大阪でも有名な
「青空書房」という古本屋さんに朝世さんに、
連れて行ってもらったお話です。
大阪三日目のその日は、夕方の5時に、飛行機で大阪を
発たなければなりませんでした。時間は、そんなにありません。
でも、「青空書房」さんへは、大阪に行ったら是非行ってみたいと
かねてから秘かに願っていました。
だけど、方向音痴の私です。ホテルアウィーナから、
どうやったら「青空書房」さんへ行けるのか皆目見当もつきません。
そこで、あつかましくも、朝世さんに御同行をお願いしたと
いうわけです。

実は、朝世さんとは、それまでお会いしたことが無く、
今の大阪行きが初対面。
それなのに、朝世さんは、私のそんな申し出を快く承知して
くださったのでした。
大会の終わった翌朝、ホテルアウィーナまで迎えにきてくださった
朝世さんは、小柄でとてもキュートな女性でした。
ホテルのロビーで、お互いに自己紹介をしながら、初対面の感じは
まったくしませんでした。
「青空書房」さんまでは、地下鉄です。
地下鉄から下りて、商店街を抜けて、朝世さんは、
するすると大阪の街を導いてくださいました。
「青空書房」さんは、朝世さんのブログで見たそのまんまの
佇まいで、私の前に立ち現われました。
お店のご主人のさかもとけんいちさんも、想像通りのお声とお姿で、
初対面にも関わらず、とても懐かしい感じがしました。
お店の椅子を勧められて腰かけながらも、あたり一面の本が気になって
しょうがない私です。さかもとさんとのお話の合間に、立ったり座ったりを
繰り返してつい、本の方にばかり行ってしまうのです。
何冊か、購入を決めてやっと落ち着くことができました。
さかもとさんのお話は、本当に体に心に沁み入ってきました。
近所の喫茶店からでしょうか。アイスコーヒーが届けられ、感激
しながら美味しく美味しく、ご馳走になってきました。
暑い大阪の暖かいお心にしみじみと触れてきて、まさに至福の
ひとときでした。

さかもとけんいちさんは、このたび
『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』 という本を出版なさいました。

   ↓
http://nomarkukai.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-def1.html


「青空書房」のさかもとさんです。

   ↓
http://garasuwohakobu.blog77.fc2.com/page-3.html


実は、私もこの時に購入しました。でも、私の荷物のあまりの多さに見かねた
朝世さんが、後で送ってくださることになりました。
お手数をおかけしました。
読むのが、とても楽しみです。


「青空書房」さんで、小一時間ほどを過ごしあとは、
次の目的地、蛍池の赤松ますみさんのところに行きました。
蛍池では、赤松ますみさんが中心になって「ぜりぃびいんず」という
川柳の勉強会を開いていて、そこもかねてから行ってみたかったのです。
その場所に行くのも、やっぱり朝世さんのお世話になりました。
阪急電車に乗って目的地まで、朝世さんとのおしゃべりに、沢山、
元気をもらいました。目標を定めてそこに進んで行こうとする朝世さんの
目の輝きがとてもまぶしかったです。
朝世さん、ありがとうございました。
本当にお世話になりました。
是非、ぜひ、青森にもいらしてくださいね。

こちらは、朝世さんのブログです。
   ↓
http://garasuwohakobu.blog77.fc2.com/


さて、「『ぜりぃびぃんず』お邪魔しました」ですが。
勉強会の場所に着いたのは、ちょうどお昼少し前。
そしたら、ますみさんが、大阪名物のタコ焼きとお好み焼きを用意して
待っていてくれました。さすが、本場の粉モン。
とろとろのふわふわのタコ焼きとお好み焼きにしばし時間を忘れて
パクつきました。ますみさん、ごちそうさま。
おなかがいっぱいになったところで、さあ、勉強会です。
当日は、私以外にも奈良からのゲストさんもおいでで、全部で15人。
ほとんどの方が初対面ですが、そんなの関係ありません。
皆さん、本当に川柳が好きで、熱心な方達ばかりでした。
すごく刺激になりました!まず、じっくり時間をかけての句作。
そして、互選、さらに選句。そして頂戴選という流れで
とことん作品と向き合うことができるのです。
句を読み取る勉強、選の勉強、披講の勉強になるのです。
このことについては、機会をあらためてまた、書きたいと思います。
一度に書くには、もったいないほど、充実した時間でした。
そんな「ぜりぃびぃんず」でしたが、飛行機の時間があります。
途中でしたが、名残惜しく蛍池から、伊丹へ。
「ぜりぃびぃんず」の皆さま、お世話になりました。
ありがとうございました。
また、どこかで、お会いしたいです。


画像は飛行場。まだ、明るい夏の夕方です。


こちらは、お土産の数々。おこし、餃子、水茄子。
大会でお会いした、ひとり静さんからは茅のハンカチ。
珍しいですよね。展望の会員の利光ナヲ子さんからは、
手作りの小物を沢山。ありがとうございました。
大切に使わせてもらいます。

こちらは、展望の大会で秀吟の記念品です。
森中惠美子さんが、五個獲得なさいまして、私にそのうちの
一個をくださいました。惠美子さん、ありがとうございました。
これもまた、大きな大きなお土産です。


今回の大阪行きは、本当に充実したものになりました。
そして、ますみさん、朝世さんはじめ、たくさんの方にお世話に
なりました。本当に、本当にありがとうございました。


今度は、多分、一人でホテルや蛍池に行けると思います。
多分、きっと、大丈夫です、うん。


たどりつく峠に遊ぶすべり台   玉

迷わずに行ける矢車草の坂    かなえ