はっち、ご案内


今日は、寒かったけれど少しだけ風に和らぎを
感じました。今週の17日からえんぶりが始まります。
えんぶりが来て、ひがんじゃらくがあって、
この街は、やっと春になります。
それでも道端の草や木の枝に、春の息吹もうかがえます。
早く、暖かくなってくれないかなぁ。


今日の最初の画像は、「はっち」の正面からです。
ガラス張りが眩しいのですが、噂では中からお祭りを
見れるようにとか、夏にはゴーヤを植えてゴーヤカーテンに
するとかとも聞いています。
昨日は、オープニングセレモニーのひとつ、公開トークセッションが
ありました。八戸出身のタレント、十日市秀悦さんとゴスペラーズ
北山陽一さんが、それぞれ市長とトーク
一部は、十日市さん、二部が北山さんでした。


こちらは、一部の様子。真ん中の人が市長で、右隣の板前さん風が
十日市さん。立ち見でしたが笑わせてもらいました。
二部の北山さんは、残念ながら撮影禁止。
とういうことで、今日も少しだけですが中の様子をご紹介します。


まず、一階のショップのようす。
この街に関係する小物や青森が出てくる本などが置いてあります。


こちらは、二階のえんぶりのジオラマです。作者は下崎雅行さん。
えんぶり組だけでなく、観客の人形まであります。
どこかで見たことのある、そんな懐かしさのあるジオラマでした。

二階は、漁業の町の雰囲気を伝える展示が多くありました。
網とか、漁具でしょうね。天井の烏賊ランプがなんとも滑稽。
まだまだご紹介したいのですが、ひとまず三階へ。


三階でまず目につく人工水晶。この街で作られているなんて知らなかった。
そういえば工業の街でもありました。新産業都市としても発展したのでした。

三階の片隅にある文芸のコーナー。
まず、三浦哲郎さん。

そして短詩型。詩人の村次郎さん、歌人の梅内美華子さんのコーナーは、
ちょっとさみしかった。このコーナーには大いに不満があります。
もう少し、文芸コーナーの充実を希望します。


四階には、手作り作品のショップがあれこれ。

まず裂き織。裂き織というのはぼろ布を裂いて横糸にして
織った布のことを言います。
ここでは、体験もできるみたい。

こちらは、藁細工のお店。まさに手仕事です。
他にも、服飾雑貨などのショップが賑やかに華やかに並んでいました。

こちらは、裏にある虎舞のオブジェ。
もしかしたら、手を洗ったりの水飲み場
ということで、今日はこの辺で。
まだまだ、見どころはあります。
食べ物の紹介も全然してませんよね。
取材は着々と進行中。どうぞ、お楽しみに。

最後の画像は、玄米スープ。
「地元の食を大切に」が「はっち」の食のテーマ。
玄米スープの向こうに見えるのは、この街のお鮨「はちのへ鮨」。
11貫で、値段は一律3000円。ネタはおみせによって若干違いますが
烏賊と前沖サバを必ず使うことになっているそうで、
もちろん海胆もあわびもいくらも入っています。
この街のお鮨屋さんだったらどこでも食べられます。



地蔵様十一体に足らぬ笠   玉

あやふやにしても十一からの恋   かなえ