「えんぶり」と誌上大会


今日は、時折、寒い時間がありましたが、おおむね
暖かく過ごすことができました。
雪の融けたところは乾いたりもして、ほっと一息かな。
今日から、この街の春を呼ぶ「えんぶり」という
冬のお祭りが始まりました。
ということで、仕事の帰りに支庁前広場まで。
最初の画像は、そのかがり火です。
本当は、もう少しゆっくり見たかったのですが、
明日も仕事ですから、今日は、かがり火を写すだけに
しました。

このブログは「川柳日記」なのに、最近は「はっち」の
ことばかりで、申し訳なく思っていたところ、
石橋芳山さんのところで、川柳の誌上大会のお知らせを
見ましたので、紹介したいと思います。




      [松江川柳会」全国誌上川柳大会 

 自由吟(3句まで)用紙は問いません

 4名の選者による共選です 

      選者 ・梅崎 流青   福岡県柳川市

           川柳葦群発行人・編集長  句集「蟹の足」より

          ・手を強く握れば何かしたたれり

      選者 ・浅利 猪一郎  愛知県半田市

     川柳きぬうらクラブ会長 ごんぎつねの郷全国誌上大会責任者

                      句集「はらわた」より

           ・端っこで舌打ちしてるのはユダか

     選者 ・草地 豊子   岡山県津山市

             川柳展望会員・バックストローク同人  

             句集「セレクション柳人 草地豊子集」より

            ・アメリカがハンマー投げをやめません

     選者 ・長谷川 博子  島根県松江市

             松江しんじ湖番傘川柳会会長   

            ・いい知恵がホットミルクの底で咲く   

 投句料 1、000円 定額小為替を同封願います・切手不可

 締切り 平成23年 5月20日 (消印有効)  

 発表平成23年7月上旬予定(大会誌上位入選句に賞品贈呈)

 投句先 〒690・0001 松江市東朝日町206・7

                    石橋芳山方

                        誌上大会事務局


みなさん、こぞって投句しましょう。

この間、このブログにコメントをくださった芳山さんとは、
去年の展望大会で初めてお会いしました。島根県在住です。
事前にますみさんからお名前だけは聞いていたのですが、
正直、その時は、あまりよく覚えていませんでした。
大会の選者として披講したときは、確か白いスーツに赤いネクタイ
だったのではなかったでしょうか。
記憶違いだったらごめんなさい。
その生真面目そうな(?)いでたちの人が、懇親会では、頭にバンダナ巻いて、
歌うは踊るはの大活躍。
もう、ギャップが大きすぎて、きっちりインプットされたと言うわけです。
それでも、シャイなのはよーーくわかりました。
芳山さんの「海賊 芳山」のブログは、こちらです。

http://d.hatena.ne.jp/y542067/
(勝手にコピペさせていただきました。ごめんなさいね)

哲也さんもときどきお邪魔しているようで、哲也さんに言わせると、
海賊なんだか山賊なんだかわからないようなお方らしいです(笑)
展望の大会のときに私の選「刑」で、芳山さんの句も抜句していました。


ブロッコリーは刑務所空が見えますか   芳山


この句を選んでいる時に、作者のやさしさを感じたのを覚えています。
芳山さん、これからもよろしくお願いいたします。


さて、今日のメインの画像は「朳(えんぶり)和紙人形」です。
作者は高橋寛子さん。
「はっち」オープンの日のブログでも紹介しましたが、私の憧れであり心から信頼し、
尊敬している女性です。
「はっち」に飾ってある「朳(えんぶり)和紙人形」を
ご堪能ください。

こちらの画像は、えんぶりの烏帽子です。向かって左が
「どうさいえんぶり」と呼ばれる動きの激しいえんぶりの烏帽子。
左側は、「ながえんぶり」と呼ばれる動きのゆったりしたえんぶりの
烏帽子です。その違いは「どうさいえんぶり」の烏帽子の前には、
「マエガミ」と呼ばれる房がついていて、動きに合わせて
揺れるのがダイナミックです。

最後の画像は、寛子さんからおすそわけいただいた、
お干菓子です。
色合いも形も春です。
口に含むと、柔らかい甘さがが舌に溶けます。
寛子さん、どうもありがとうございました。


暗闇にマッチ灯した人といる   玉

如月の闇の深みに火の祭り    かなえ