ZAP通信のこと


今日は、久しぶりにいい天気でした。
窓を開けて空気の入れ替えしたり、掃除を少し(笑)とかで
のんびり過ごしました。
ずっと引きずっていた締め切りのある原稿を
昨夜やっと書き上げ、とりあえずFAX送信して、まずは一安心。
こういうことに才能のない自分をつくづく思い知らされています。
すらすら書ける、鳥取のS先輩や弘前のS先輩に秘訣をお聞きしたいものです。
さて、今日は「母の日」。
今日の画像は、昨日買い物にいった食料品売り場で買ってきた
「母の日弁当」。あの「割烹銀波」さんのものです。
ちょっと迷ったのですが、売り場の人が「2500円を2100円にします」と
言ってくれたので買ってしまいました。
もちろん、昨日のうちに美味しくいただきました。
てんぷらの山菜らしいのは「タラの芽」。
その下にはシラウオのかきあげが隠れています。
ほかにもシドケという山菜のおひたしやたけのこご飯、
グラタンには、どうやら林檎が入っていたのではないかしら。
ひとつひとつの味がそれぞれに違っていて、目にも舌にも楽しめました。


さて、この間の続き、娘との津軽旅の後篇です。
と言っても、時間的にはこちらの方が先だったのです。
最初の目的は、「盛美園」。「借りぐらしのアリエッティ」の舞台の
モデルになった場所ですね。
弘前から弘南鉄道に乗り換えていくのですが、
乗り込んだ電車で、ばったり黒石の句会へ行く皆さまとお会いしたというわけです。
私もそちらに行きたかったのですが、うまく時間調整ができなくて、
静かに諦めました。


で、「盛美園」の「盛美館」。
ね、そのまんまでしょ。
建物の中も一階部分だけは見学できて、規模こそ違いますが、
「斜陽館」の中を歩いた時のような、時間の流れを感じました。


色々写真も撮ってきたのですが、今までと視点を少し変えてこちらの
「殿様の御手洗い」を。
男性用の朝顔もありましたが、ちょっとリアル過ぎるので。
漆塗りがなんともゴージャス。
庭園もゆっくり見て、しばらく浮世の雑事を忘れることができました。

次も娘の希望で黒石市へ。
もう一度「津軽尾上駅」へもどって電車を待っていたら
面白い貨物車をみました。
ホームにいた駅員さんに聞いたところ、何でも線路に砂利を撒くのだとか。
全国に三台しかなく、稼働しているのは、これだけなんだそうです。
貴重なものを見させていただきました。


黒石市は、こみせ通りで有名ですね。


特に、こちら「高橋家」は国の重要文化財なんだそうです。


でも、中は喫茶店になっていてお茶ができます。
座敷へは上がれませんが写真を写していると、茶箪笥の上に高橋寛子さんの
「えんぶり和紙人形」を発見!
すっかりこの場所に馴染んでいました。


黒石と言ったらやっぱり「つゆやきそば」。
インスタントもありますが、本場のものを食べてきました。
ソース味のスープに太めの麺が面白い食感。
焼きそば好きの方、一度お試しください。


とまあ、一日目はこのあと弘前に向かい、夜桜見物となった次第です。


そして、翌日は弘前から夕方の青森市へと移動。
青森市内を少し歩いて、夕飯を食べてこの夜はホテルで休憩。

旅の最後は青森市三内丸山遺跡の見学と、
県立美術館へ。


三内丸山遺跡といったらこれですね。
よその団体のガイドさんの説明によると、このやぐらの木材は、
日本のものではなくて、今度冬季オリンピックの開催される、
ソチのものだそうです。


こちらは県立美術館の「あおもり犬」。
大きいでしょう。あおもり犬に会うためには、
ぐるぐる階段を上り下りしなくちゃなんないけれど、
ここに来たらやっぱり会いたくなります。


これは、美術館のお手洗いの水回り。
レトロでモダンじゃないですか。
前に来たときはは気がつかなかったなあ。


とまあ、とびとびの紹介でしたが、青森の魅力、少しは
伝わりましたでしょうか。

実は、来年の「第32回全日本川柳2013青森大会」に向けて、
色々な試みが始まっています。そのうちのひとつですが、
この間コメントをくれた濱山哲也クンから、ちょっとした情報が
流れてくることになっているのです。
情報元は、弘前川柳社の高瀬霜石さん。
あちこちにアンテナをはりめぐらしている霜石さんの情報は、
実に盛りだくさん。名付けて「ZAP通信」と言います。
艸太郎さんの訃報も「ZAP通信」で知りました。
そして、濱山哲也クンが「第10回川柳展望現代川柳大賞」を受賞したことも。
哲也クン、本当におめでとうございます。
発表号が出たら、作品を掲載させていただきますね。

ということで、今日はZAP通信からお知らせをひとつ。
 
第1回東北川柳文学大賞 (概要)

 応募要領 〜 未発表の新作10句(題材自由)を1篇とし、全体の題を付ける。
        応募は1人何篇でも可
 応募用紙 〜 A4の用紙に縦書き。冒頭にタイトルと住所、氏名(雅号)、電話
        所属結社を明記 (10人選)
 投句料  〜 1篇当り¥1,000円(現金・郵便小為替)
 締切り  〜 H24年5月31日 (発表 H24年9月ごろ)

応募先  〜 〒980-0011  
 問い合わせ  仙台市青葉区上杉2-4-8 朝日プラザ上杉313
        川柳宮城野社内  東北川柳連盟 
        ℡・fax 022(227)0575 

*ただし、東北6県在住者に限ります。
(まみどりさんから連絡いただきました。うーん、そうじゃない県の方、ごめんなさい)


時間はまだあります。みなさん、こぞってご応募ください。



またまた長くなりました。
今日の美味しいもの。

黒石の高橋家でお茶しながら食べたお汁粉。
お餅が香ばしくて思い出すとよだれが沸いてきます。


今日の句。
艸太郎さんへの弔句です。
玉さんに艸太郎さんのことを電話で話したら作ってくれました。


さくらさくらほどいて鶴は折り紙に   玉

そのふいに桜の森の迷子かな   かなえ