さくらんぼ 川柳大会


今日も、一日、じとじとじとじと、、、。
曇りと雨の繰り返しで、いいかげんうんざりです。
でも、その湿り気のおかげでしょうか。
花粉症が少し落ち着いてきました。
多分に精神的なものもありそうな、今の体調です。
本格的な夏までには、きっちり良くなっていますように。


昨日は、この間お亡くなりになられた方のご自宅に
お邪魔してきました。
仕事の帰りに、共通の知人と一緒にお伺いして
お線香をあげてきました。
この間の月曜日が三七日。白木の祭壇の上の遺影が、
にっこりほほ笑んでいました。
お元気なころの、机も蛍光灯スタンドも本もそのままで、
そこにいた主だけが不在の一隅が、目に残っています。
奥様が、闘病中のお話を初めて淡々とお話くださいました。
どれほど苦しまれたか、そばにいてただ見守るしかなかった
ご様子が、その淡々とした口調によって、鮮明に思い浮かび
ました。奥様の気丈さは、本当に美しいと思いました。
お元気なころのエピソードを、笑いながら涙ぐみながら
語らって二時間ほどを過ごし、また、お伺いすることを
約束して帰ってきました。
思い出を話せてよかった。ひとりでじわっとしているよりも、
話すことができるひとと話せてよかったと、しみじみ思った
帰り道でした。


画像は、頂き物のさくらんぼです。
まだ、ちょっと酸っぱいけれど初夏の味。
口に含むと、つんと初夏の味がつき抜けます。
さくらんぼと言えば
「第20回名川さくらんぼ狩り協賛川柳大会」があります。

以下、その要綱を記します。

「第20回名川さくらんぼ狩り協賛川柳大会」

日時  平成22年7月11日(日)午前十時受付
会場  南部町「中央公民館」
会費  3500円(弁当、小宴会、発表誌)

宿題(各二句吐)


「精一杯」  五 戸  三浦幸子
        八 戸  小沢賢治

「溺れる」  八 戸  笹田かなえ
       十和田  佐々木銀湖

「結ぶ」   南 部  八木田幸子
       おいらせ 袴田よし司

「農」    田 子  北村吾朗
       八 戸  豊巻つくし

「年輪」   洋 野  柳清水広作
       南 部  出町國子

席題(二題、各二句吐)

       十和田  佐藤允
       八 戸  西山金悦


今年で二十回のこの大会は、今年で最後になるそうです。
私が最初にこの大会に行ったときに、昼食に出してもらった、
絹さやと豆腐のお味噌汁がとても美味しかったのを覚えています。
最近は、あの、せんべい汁がお昼にでます。
主催のまべち川柳社のお知り合いの方々の手料理です。
上位入賞者の副賞は、この街特産の、最高のさくらんぼです。
この季節の楽しみのひとつでもあった大会がなくなるのは、
本当に残念です。
七夕の季節のこの大会は、風物詩でもありました。
最後の、記念すべき大会に、私も選者をさせていただくことになり、
責任をひしひしと感じているところです。



妖精を乗せてゆれてるサクランボ   玉

さくらんぼ うれしい時もさみしがる   かなえ