3月になりました。

カモミール句会設立五周年記念誌上句会のご案内

 

 

カモミール句会は、川柳における個性を大事にし、お互いを切磋琢磨するという趣旨の下、勉強会として2015年に発足し、2020年に設立5周年を迎えることとなりました。

つきましては、それを記念して誌上句会を開催いたします。

 佳い川柳を書きたい、佳い川柳を読みたいと願われている皆さまの、こぞってのご参加をお待ちしております。

 

     

兼題【自由吟】 2句提出(6名による共選)

*男女各3名、合計6名による『自由吟』の共選です。

選者

 柳本 々々 (東京都在住・無所属)

 細川  静 (青森県在住・「カモミール句会」会員)

 楢崎 進弘 (大阪府在住・「連衆」会員)

 高鶴 礼子 (埼玉県在住・「ノエマノエシス」主宰)

 なかはら れいこ (岐阜県在住・「川柳ねじまき」発行人)

 三村 三千代 (青森県在住・古典文学研究者)

 

締め切り… 2020年 4月10日(金曜日)(当日消印有効)厳守

参加費… 一口 一,000円(切手不可・小為替等で)/発表誌呈

       *お一人何口でも参加可能です。

投句用紙… 自由(郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記してください)

投句先…  〒031―0056 八戸市新荒町7 滝沢方 笹田かなえ

             TEL 090‐2998‐7277

 

賞 … 選者特選の各一名に青森県特産のさくらんぼ 「ジュノハート」一箱進呈

     (ジュノハートとはハート型のさくらんぼで一粒350円×12粒)

 

*他に入選数の多い作品には青森県特産品を予定しております。

 

 

発表は7月上旬発行予定の「川柳カモミール 4号」誌上にて。

 ジュノハートで夏のバレンタインはいかがでしょう。

 

 

主催 カモミール句会

 

f:id:kanae0807:20200303003610j:plain

 

コロナウイルスの影響があちこちに表れています。
通りすがりにこんな看板を発見しました。
政府から突然の小、中、高校の休学の要請に、
共働きやひとり親ご家庭は苦慮されていることとお察し申し上げます。
私も子供を同居の義両親にあずけて働いていたので、
今の状況には、とても胸が痛みます。
でも、私は学校の休学の要請には基本的に賛成です。
子供が学校に通っていたら、やっぱりすごく心配でたまらないからです。
家にいたら食べる物も気遣ってあげれるし、
まだまだ寒い通学時の心配しなくてもいいし。
ただ、実際に親が子供のために休んだ時の保障だけはしっかりして欲しいと、
切に思っています。

川柳界でも大会の中止や延期があります。
新家完司さんのブログです。

https://shinyokan.jp/senryu-blogs/kanji/

中止の連絡、本当に大変だったと思われます。

「おかじょうき」の3月の定例句会は投句形式になったようです。

http://okajoki.com/bbs/


カモミールも、ちょっと影響がありました。
3月1日の「青森県近代文学館川柳大会」の中止で
当日配る予定だった100枚ほどのチラシが余っちゃいました。
皆さんに比べれば本当に小さいことですが。
3月3日はひな祭り。
お雛様に厄払いをしてもらいましょう。

f:id:kanae0807:20200303003717j:plain



さて去年8月のカモミールの句会の様子からです。
この日は青森市から吉田州花さんがご参加。
州花さんと一緒にお昼は「やぶ春」でお蕎麦を食べました。
州花さん、本当にエレガントですよね。

f:id:kanae0807:20200303003735j:plain

そして、和気藹々と句会。

f:id:kanae0807:20200303003805j:plain

この日の席題。
東京にいる甥っ子からお土産にもらった笑点の人形焼きです。
句会のあとは、もちろんみんなで食べましたよ。
お土産、ありがとうね。

各自の作品です。

こんがりと焼かれて日曜の夜へ 潤子
ヘクトパスカルな人形みたい穴みたい 啓子
スポーツマンシップと白い航跡と 静
水もれがつづくそろそろ寄席へ行く 州花
座布団の下に表現の不自由 さち
歌丸さんの居た席夏が終わらない かなえ

 

f:id:kanae0807:20200303003650j:plain

私は百人一首が好きです。
小学校に入る前から、お正月に家で百人一首をするのが楽しみでした。
今回の誌上句会の選者の一人、三村三千代さんは、
古典文学を研究されている方です。
そして、地元の新聞に中学生を対象に百人一首の解説を書かれました。
それを本にしたのを読んだ時に、ちょっと驚いたものです。
百人一首は相聞の歌が多いですよね。
それもけっこう内容が激しかったりします。
例えば、

ながからむ心も知らず黒髪の乱れてけさはものをこそ思へ  待賢門院堀川

について、
 「いとしい人と夜をともにした、翌朝の女性の歌です」
と、書き出して当時の女性の置かれた立場なども記しています。
中学生にちょっと刺激的な内容の歌でも、
きちんとまっすぐ向き合っている姿勢にすごく感銘を覚えました。
今回の選者をお願いをするにあたり、三村さんは最初、
「自分は川柳のことは何もわからないから」とお断りになったのですが、
私は「川柳の素人として、川柳を読んで頂きたい」と無理にお願いをして
お引き受け頂きました。
川柳は決して川柳を書く人だけのものではなく、
川柳に興味のない人にも読んでもらいたいと願っているのです。
三村さんには三村さんの立場で読んで選をしてもらいたいと思っています。
是非、いろんな方に色んな挑戦をしていただきたいです。

 

f:id:kanae0807:20200303003830j:plain



ということで、ネコにいきます。
さばみ版「家政婦は見た」(笑)
ネコの鋭くも興味深々のお目々がいかにもネコですね。

 

f:id:kanae0807:20200303003858j:plain

ぱんだとじろが日向ぼっこをしているところに、
家人がありすを連れてきて一緒にしたところです。
ありすのうっとりした横顔が可愛い!

f:id:kanae0807:20200303004017j:plain

そのありすとじろ。
ありすがじろに乗っかって!

 

f:id:kanae0807:20200303003920j:plain

じろとの激しい攻防。
ありすは先輩からたくさんのことを学ばなければいけません。

 

f:id:kanae0807:20200303004426j:plain

ネコのこのお昼寝姿には本当に心が和みます。

さんさんとおひさまの光を浴びたな~こ。

隣に寝たいなぁ(笑)

 

f:id:kanae0807:20200303005104j:plain



今日の美味しいもの。
1月の弘前での新春大会で前泊したのですが、
州花さんと夕食のあとに
漣さんの酒場に行き、漣さんの歌を堪能。

 

f:id:kanae0807:20200303005121j:plain



その時におつまみとして漣さんお手製の
津軽地方のお正月の郷土料理「けの汁」が出ました。
山菜や根菜の味がこっくりとしてとても美味しかったです。