川柳ステーション２０１３ - 川柳日記　一の糸

八戸は、ここ二、三日、とても涼しくて連日の各地の猛暑日のニュースを
聞くたびに、日本列島の仕組みの不思議さを思わずにはいられません。
今日なんか、娘はエアコンの暖房を入れてたくらいです。
夜になると雨さえ降ってななは散歩ができず、ちょっとふてくされ気味。
さて、おかじょうき川柳社の「川柳ステーション」も無事終わりました。
最初の画像は、特別選者でいらしたくんじろうさんの挨拶のショット。
くんじろうさんは、ちょっと強面のお顔からは想像もつかないくらい（失礼！）
優しくて才気あふれる男性でした。
ほとんど初対面にも関わらず、最初からもう何年も前からの知り合いのように、
親しくお話をさせていただきました。
何より猫が大好きで、お宅でも四匹の猫ちゃんを飼っていらっしゃるそうで、
猫の話になると、お互い写真を見せあいっこして盛り上がったものでした。

肝心のトークセッションですが、Sinくんのコーディネートよろしく、スムーズに且つ、
忌憚のない意見交換ができたと思っています。
むさしさんとくんじろうさん二人を相手に、か弱い私は何をどう話せば
いいか、大分緊張してその場に臨みました。
「吐く川柳・つくる川柳」、くんじろうさんはご自分の川柳は、
「吐しゃ物であり、排泄物だ」おっしゃったけど、わたしからみれば、
かなり吟味して言葉を選び構成されたものだと思っていたので、
そういう風におっしゃっていたのが意外でした。
内容に関しては、「おかじょうき」の掲載誌をごらんになってくださいと
言うしかありません。

第一部の句会のほうですが、私も選者でしたので写真を撮る余裕も、
特選句のメモを取る余裕もなくて、ただ、くんじろう選の「自由詠」だけを
書くので精いっぱいでした。

「自由詠」

くんじろう選

特選　　　コーヒーのおかわりしての紙ずもう　　　ひらく

くんじろうさんは、後で「この句が一番衒いがなかった。作ろうとしていなかった」と
いうようなことをおっしゃっていました。
ひらくさんは、川柳をはじめて間もない人で、会場でたまたま私の隣に座っていらしてのですが、
この句が披講されたとき、お顔を覆って涙ぐんでいらっしゃいました。
そういう場に居合わせたことが出来て本当に嬉しかったです。

さて、大会前夜のお話になります。
今回は私も、特別選者のくんじろさんと、くんじろうさんと大阪から一緒にいらした
酒井かがりさんとを囲んでの食事会に参加しました。
場所は去年と同じお店だそうで、瀧村小奈生さんが絶賛した、
ごぼうの唐揚を食べてきました。

ピリ辛風味があとを引く美味しさでした。
私もごぼうをピーラーで引いて素揚げして塩で食べたりしますが、
太いままのごぼうの唐揚もいいものですね。
このほかにもこのお店の美味しいものをあれこれ頂いて、８時過ぎに解散。
で、くんじろうさんとかがりさんと古錐さん、Sinくんと私との５人で、
カラオケに繰り出しました。
何と大胆なことをしたのでしょう！
でも、とても楽しいひとときでした。
くんじろうさんもかがりさんも歌うは踊るはの、それはそれは
芸達者のお二人でした。
歌も何でも歌えるのです。上手いのです。

こちらは古錐さんとのスリーショット。

そして、Sinくんとのデュエット。

青森の夜は熱くてそれはにぎやかなものでした。
くんじろうさん、かがりさん、お付き合いありがとうございました。
また、是非青森にいらしてください。
くんじろうさんのおおらかな笑い声が今も暖かく耳に残っています。

さて、我が家の小動物たちの話になります。
まず、悲しい報告をしなければなりません。
この間ななが保護してきた子すずめ「にぃ」が、残念ながら金曜日の昼前に
天国に行きました。
家人が仕事の合間に餌やりに家に寄った時は、もういけなかったそうです。
やっぱり人間の手で育てるには早すぎて、無理があったのでしょうね。

お腹や胸にはまだ毛が生えそろってなくて、脚だけが長くて、
ひょろんとした姿が痛々しかったです。