6月と7月


暑い日が続いています。
7月にこんなに暑いのはちょっと記憶にありません。
それでも寒い夏よりはずっといいです。
今年は梅酒と梅シロップを作りました。
梅シロップはもう飲めます。
麹の甘酒と梅シロップで今年の夏を乗り切りましょう!
最初の画像は八戸の七夕祭りの様子。
大きな町の七夕には及びもつきませんが、
それでも若い人たちが大勢で楽しんでいる様子は、
見ていて嬉しくなります。
まもなく三社大祭。北国の夏はただいま絶好調!


さて、7月の話題と言えば「おかじょうき」の川柳ステーションですね。
今年のトークセッションはゲストに柳本々々さんをお迎えして
「難解句芸人」というテーマで、月波与生さん、奈良一艘さんの三人が
熱く語らいました。
どういう感じだったかは「おかじょうき」の発表号を読んでいただくとして、
印象に残った言葉などを少しだけ書きますね。

*川柳を実際に作ってみるとむずかしい。普段の常識に縛られている自分がいるのに気づく。
*ゆるく結びつく。
*言葉がイキイキする句。

司会者の質問の
「読み」のスキルを意識して書いているか?
については
与生「わかってくれたら嬉しいな・・・くらい」
一艘「わかってたまるか みたいなところがある」
々々「十人のなかの一人でもわかってくれたらそれでいい」

と、こんな感じでした。
(表記とか間違っていたらごめんなさいね)

私も今回の大会では選者をつとめさせていただきました。
お題は「九」
その特選に選ばせていただいた句を書かせてください。

「九」特選  小林麻央 九八 72   Sin

ちょっと表記に自信がないのだけれど、ともかくすごくインパクトがありました。
句箋がまるでお位牌のように見えて、正直ちょっと手が震えました。
九八の九が苦労の苦と通じるものがあるのではとか、
九九算の九×九の一つ前の九×八であるところに小林麻央さんの
無念を表しているのではないかとも想像しました。
久々に面白い句を読ませていただいて嬉しかったです。

今年の大会は静岡から明日歌さんが来てくださいました。
明日歌さん、楽しい時間をありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう。


さて、カモミール句会です。
6月は第二土曜日に行いました。
でも、これからはそれぞれの都合があるので開催日は固定しないことにしました。
もし参加ご希望の際にはご一報ください。


では6月の作品にいきます。
6月のお題は「梅雨」あるいは自由吟。

冷凍庫から言葉を一つ出そう 梅雨  三浦潤子
折り畳めない心引きずって 梅雨   守田啓子
誠意って言った目元が花曇り   滋野さち
牛は草食む母逝った日は皆既月食   細川 静
輪郭はメゾソプラノに梅雨の入り   笹田かなえ


そして席題は、ちょうどはっちで開催中だった
工藤紅花さんと大橋逕花さんの書道展の吟行を行いました。

「紅花・逕花書道展吟行」

ほとばしる墨汁梅雨を真っぷたつ  三浦潤子
見上げればポツポツと六月の黒  守田啓子
草行書流れて行きぬ仮の世に   杉山 敦
悪運が硯の隅にしがみつく   細川 静
海図から漁火ヒュンと滑り出す   滋野さち
うす墨をまとうこの世の言葉たち  笹田かなえ

そしていよいよ種差吟行が近づいてまいりました。
以下にスケジュールを記しますね。
日時は7月27日(木)13時 種差インフォメーションセンターに集合。
出句締め切りの14時20分まで種差近辺を散策しながら句作。
そのあと手分けして清記して15時から句会となります。
会費は500円。筆記用具をご用意ください。
ご参加、お待ちしております。


と言うことで、ネコたちに行きます。

先月お騒がせいたしました「漣くん」。
譲渡会で無事、里親さんに引き取られました。
もう、ずいぶん大きくなったでしょうね。
いつかこっそり会いに行きたいものです。

さばみちゃん。
暑さにばて気味。
近くにななの使っていた扇風機を置いています。
うちのこ達は冷房よりも扇風機の方が好きらしく、
ぼーいずにも大きな扇風機を用意してあげたら、
喜んで、扇風機の風の通り道にいます。

そのぼーいず。
ぱんだとなーこのこのシチュエーションは珍しい。
やっぱり暑さのためにお互い妥協したのかしら(笑)
なんたってじろが一番気持ちいい場所陣取っちゃったんだもんね。
こういう時のじろにはなーこもぱんだも叶わないようです。
まだまだ暑い日が続くけど、頑張って乗り切ってね。


今日の美味しいもの。
ステーションで出たごちそう。
今年から開催場所が変わったので、ごちそうもいつもと違います。
デザートも充実していて、美味しかったです。
おかじょうきのスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
お世話になりました。
また、来年お会いしましょう!