十月のあれこれ - 川柳日記　一の糸

十月になりました。
台風のものすごい雨や風に大変な被害が出ています。
御嶽山の捜索もまだまだ続いています。
こんなに立て続けに大きな出来事があるのは、
あまり記憶にありません。
どうか、もうこれ以上何事もありませんように。。

さて、最初の写真はこの間の日曜日に観てきた、
「大駱駝艦」の舞台です。えんぶりから題材を取った
「おじょう藤九郎さま」。

チラシはこんな感じなので、どんな感じだったかは、
ご想像ください。
私はまったく踊りはできません。でも、観るのは好きです。
今回は観ながら、体のどこかが動いているような気がして
なりませんでした。舞り手さん達のどの動きも絶対に真似できないのに、
体中の細胞が動いている感じがしたのです。
エロスとタナトスという言葉も久しぶりに
体を駆け巡りました。
そして、「祈り」。
白塗りの背中に滴る汗がライトに光って、
踊ると言うことの意味をまざまざと思い知らされたようでした。
また、機会があったら観たいものです。

先月の末にあったホコテンにも行ってきました。
向かって左、ギターを弾いているのは、この間の舞台で、
旦那さん役をやったひとです。
なんて多才なひとでしょう。
偶然見かけてびっくりしました。

十月に入ってすぐの金曜日には「酔っ払いに愛を」という
イベントに行ってきました。
町なかの小さなお店やビルの一室で、さまざまパフォーマンスが
繰り広げられるイベントです。

「演劇女子」達の体当たりの演技は、思いがけない展開で
目を離せませんでした。
この間一緒にお芝居をした仲間も出ていました。
（写真に写っていないのですが）

こちらは十日市さん。
相変わらず巧みな話術で観客を大笑いさせていました。
今回一緒に行ったのはお芝居の仲間です。
彼女は初めだったということでしたが、とても楽しそうにしてました。
ふたりで笑って食べて呑んで、気が付いたら１２時に近い時間で
びっくり！
何だかかんだと遊んでばかりのこの頃です（笑）
お芝居のときの後始末も本腰を入れてやらなければ
いけないし、柳壇もあるし句集もあるし、、。
現実逃避なのかな。

では、恒例のネコの話に入ります。
このこ、パンダちゃん。男の子。
寝ている場所は娘の机の下。

起きているときは、こんな顔です。
この町に「天龍稲荷神社」という名前の神社があって、
そこは知る人ぞ知る、野良ねこちゃん達の棲家になっているところです。
普段は有志のボランティアの人達が世話をしていて、
ネコ達には避妊手術などを施しています。
（今度、そこの写真のせますね）
その近くには公園があって、そこに神社のネコ達が散歩しに行ったり
するのですが、娘もときどき行ったりします（笑）
そしてパンダちゃん達と仲良くなりました。
パンダちゃんはこの春に、その神社に捨てられたと、
ボランティアの人から聞きました。
夏の間はよかったのですが寒くなってきたある日、
いつものように公園のネコ達に会いに行った娘の後を
パンダちゃんがついてきてしまったのです。
気がついたときにはすっかり暗くなっていたので、
その夜は娘の部屋に泊めました。
いつ、じろちゃんに気付かれて喧嘩になるんじゃ
ないかとひやひやしましたよ。
で、翌朝、キャリーに入れて公園に無事返しに
行ったのでした。
でも、娘の話によれば最近のパンダちゃん、
目やにや鼻水、くしゃみがひどいとか。
で、また、ある日娘のあとをついてきたので、
また泊めて、翌日、動物病院に連れて行きました。
そしたら、なんと猫風邪に罹っているとか。
なので、治るまでウチで預かることにしたのでした。
パンダちゃんはさすが元飼いネコ。
部屋の中ではななのように泣き喚くこともなく、
一日中おとなしくて、いたずらもしない。
トイレもちゃんとできるのです。
どうでしょう。
どなたか里親をご紹介いただけないでしょうか。
動物病院で検査してもらったところ、
ネコエイズにもネコウイルス白血病にも
感染していませんでした。
とてもひとなつっこくて、おうちのアイドルになること、
まちがいなしです。
ウチですか？
ウチは今、他のもっと大変なネコを保護することを
検討中。寒くなる前に何とかしたいと
思っています。
えっ、ごんちゃんかって？
残念ながら違います。
そのネコの話はまた今度ね（笑）