二月のこと


またまたご無沙汰でした。
とうとう二月が終わってしまいました。
色々なことが終わって、ちょっとのんびり。
元気ですから、どうぞご心配なく。
二月と言えば八戸の冬のお祭り春を呼び込む「えんぶり」です。
今年は念願の朝7時からの摺りの奉納と夜の「お庭えんぶり」に
行くことができました。2月17日から20日までの4日間、
心ゆくまでえんぶりを楽しむことができました。
最初の画像は奉納えんぶりの集合場所から。
一番を取るために、何日も前から並ぶ組もあるとか。
今年は32組の参加で、ご覧の通りの賑わいでした。

神社に向かうえんぶり組。烏帽子に朝日が当たって
神々しい感じ。

奉納です。一組ずつ神様に参拝。

8時から撮影会が始まりました。
こちらはながえんぶりの組です。烏帽子にぼたんやうつぎの花があるのが
特徴。舞いはゆったりと優雅です。

こちらはどうさいえんぶり。激しい動きのある舞いです。

そうそう子ども達の舞いの途中に地震がありました。
けっこう大きな揺れでしたが、子どもたちはちょっと中断しただけで、
揺れが収まると、何事もなかったかのように舞いを続けて、
感動しました。


まつりんぐ広場というところで練習中の子どもたち。
寝ころんでいる人、どんな写真が撮れたんだろうね。


「お庭えんぶり」。
更上閣という明治期の純和風建築のお屋敷の庭で行われました。
最初はながえんぶりです。
中央のひとは藤九郎と呼ばれ、リーダー的存在です。
貫禄があるでしょ。
かがり火が焚かれ、幻想的で厳粛な雰囲気が漂います。

どうさいえんぶり。
烏帽子についている、馬のたてがみをあらわすマエガミと呼ばれるものが、
動きに合わせて激しく揺れるのが、見ごたえあります。

子どもたちの舞いも達者でした。
今回もたくさんの子供たちがえんぶりに出ていましたが、
そういう子たちの中から将来の太夫や藤九郎が出るんでしょうね。

この手あぶり、情緒があるでしょ。

そしてもうひとつのお楽しみのせんべい汁と甘酒。
寒い夜に温まりました。
まだまだ寒さは続きますが、それでも
えんぶりが来ると、ほっとひと息つけるのです。


さて、ネコの話にいきます。

最近、外の新顔が増えました。
このネコ、多分半径1キロ内に住んでいると思われます。

ちょっと見、トラに似ていますが、毛の色と体格が違います。

この子、以前にはなちゃんと紹介しましたが、間違っていました。
アンちゃんです。
はなちゃんとは姉妹になります。
実は、ななに餌をあげていた、恩人のSさんのお家の外ネコちゃんなのです。
一昨年に産まれたのだそうです。
Sさんのところは、家から歩いて7、8分のところにあります。
よく来たものです。

トラが一緒の時はこのように面倒を見ているんですよ。

オス猫のケンカはすごい。
ごんとこの猫、少し前にものすごい取っ組み合いをして
いました。水をかからないように振りまいてやっと引き離したのですが、
ごん、逃げの体制です。


では、うちのオス猫達の様子もどうぞ。
まず、なーくん。家にきてひと月が過ぎ、じろ、ぱんだとも
何とかうまくやっていけるようになりました。
このミニホットカーペットも、ななのおさがり。
和室のテーブルの下に敷いてあります。

じろは去勢手術のおかげで、スプレー行動はなくなったのですが、
ときどきこのように、ぱんだに襲いかかるのです。
青春を持て余しているのかしら。
いくら注意しても治まりません。

でも、こんな風にべったりと仲良しでもあります。
この日はちょうど2月22日。にゃんにゃんの日。
なんて微笑ましいんでしょと、にんまり。

そのにゃんにゃんの日に、娘がアレンジメントの講習会に行ってきました。
そして、作ってきたものをななへプレゼント。
靴箱の上のなな、喜んでくれたかな。

平成25年、11月頃のもの。
はじめてこたつの上に乗ったときの不思議そうな、
嬉しそうなななの顔が、今でもくっきり浮かびます。

今日の美味しいもの。
啓子さんと「鼓」でランチタイム。
たまには豪華なのもいいかなと(笑)
いかにも春らしい彩どりで美味しそうでしょ。
このあと、デパートのレストランでお茶とケーキもしました。
ふたりでいると、ホント、時間を忘れます。
楽しかったぁ。
啓子さん、いつも本当にありがとう。


今日の一句。
玉さんの句は、大会の「肩」の題で。
私は「えんぶり」で書きました。
「えんぶり」はむずかしいです。来年、また挑戦します。


冬の蚊が肩に止まって動かない   玉

かがり火の一心不乱だけになる    かなえ