弘前にて



最近、この季節にしては暖かく過ごしやすい日が続きました。
小寒の氷大寒に解く -小寒よりも大寒のほうがかえって暖かいこと。
物事が必ずしも順序どおりにいかないことのたとえだそうですが、
まさにそんな感じで、何だか落ち着かないところもあります。
でも、明日からまたぐっと冷え込むそうです。
どうぞお風邪などひかれませんように。
 さて、行ってきました。弘前
盛り上がりましたよー。
特別ゲストに、岐阜からはるばるなかはられいこさんが来てくれて、
もう、最高に楽しかった二日間でした。
大会の内容は、れいこさんのブログ「そらとぶうさぎ」
→ http://soratokito.exblog.jp/
で、ごらんください。
わたしは、もっぱらお楽しみ部門の報告といたします(笑)
大会前日の1月17日にれいこさんの乗ってきたはやぶさに私も
乗り込み新青森まで。そこから在来線に乗り換え。
在来線では、青森から乗った守田啓子さんと合流。
雪のみちのく路を一路弘前へ。
れいこさんてば、雪にひたすら驚き続きでした(笑)
以前、私が大阪に行った時、彼岸花の群生を見て歓声を
あげたことがあったけど、そんな感じのれいこさんでした。
でも、れいこさんの場合は歓声ではなく驚愕かな(笑)
とまれ、雪の話で盛り上がりながら、まずはホテルにチェックイン。
そのあとすぐに「ひまわり」という弘前の老舗の喫茶店に行き、
啓子さんとれいこさんの三人でお茶してきました。


このレトロ感が落ち着きます。


ケーキも頼んでおしゃべりがはずみました。
ケーキは三人別々に頼んで、少しずつ味見しながら美味しくいただきました。
これはアップルチーズケーキね。

ひまわりのあとはホテルに戻って、弘前川柳社主催の夕食会に参加しました。
塩釜から来た、丸山あずささんとニコちゃんも一緒です。

夕食会の食事。
食前にケーキを食べたはずなのに美味しく完食。
自己紹介やおしゃべりであっと言う間に時間が経って、
お次は、お約束の秋田漣さんのシャンソンのお店へ。

秋田漣さんの歌、いつ聞いてもやっぱりじんときます。
今回は、いつもよりしっとりしていたような気がしました。

漣さんのお店からの帰り道、とあるお店でシメのラーメンというのを
食べてきました。
弘前の夜の繁華街は、雪の白さが眩しくて雰囲気がありました。
連れて行ってもらったお店はラーメンもある日本蕎麦のお店と
いうことでした。テーブルはさすが、見事な津軽塗ですね。
そして解散、ホテルへ。

ホテルではれいこさんの部屋でまたまたおしゃべりと、
大会当日に頼まれた朗読の読み合わせ。
気が付いたら、時計はそろそろ日付が変わりそうでした。

さあ、大会当日です。
会場は例年より出席者が多くて、熱気にあふれていました。
プログラムにはれいこさんの講演もあります。
なかはられいこ「川柳の生まれるところ −読者を探せ」
れいこさんは短歌、俳句などのジャンルの人達とも交流があります。
そして俳句や短歌にどうしても遅れをとっている感じの川柳界を、
いつも歯がゆく見ているのです。
作品の内容自体は決して劣ることのない川柳をもっと世間に知ってもらって、
もっと川柳人口を増やしたい。それには、いろんなかたちで世間に
アプローチしていかなければと、語っていました。
講演のお終いに、れいこさんの「非常口の緑の人と森へゆく」
という川柳に、柳本々々さんが書いてくださった文章を朗読しました。
わたしもちょっとだけお手伝いさせていただきました。
すごく緊張したけど、とってもいい経験でした。
いい川柳を読んだ時、絵や色が見えたり、音や音楽が聞こえたり、
物語が浮かんだりすることがありますよね。
柳本々々さんの文章もまさにそんな感じに組み立てられていました。
朗読と川柳もそうですし、作品から物語が生まれると言うのも
素敵です。川柳にはまだまだいろんな可能性があると
言う事もれいこさんは語っていました。
大会の作品などは、あとで発表号が出たら紹介させていただきますね。



れいこさんの特別選の特選句。


何をしてきたの 真冬のぶらんこ   守田 啓子


講中れいこさん。文台の女性は斎藤あまねさん、
男性は濱山哲也さん。


大会の一位は丸山あずささんでした。
あずささん、本当におめでとうございました。


大会の余興も楽しかったです。
りんご娘さんは、弘前川柳社の重鎮のおひとりです。

大会が終わった後に「おかじょうき川柳社」のみなさんに合流しました。
そこでは恐怖の五分吟。お皿に句選なんてねぇ。

駅前のホテルのラウンジでの懇親会。
お料理はイタリアン。茄子とチーズってどうして
こんなに相性がいいんでしょう(笑)
その日も弘前泊りでした。
そして翌日の1月19日、れいこさんと11時に弘前を発ったのでした。
二泊三日の楽しい日々、れいこさん、ありがとう。
弘前の鉄男さん、霜石さん、芳生さん、哲也さん、本当にお世話になりました。
無事、れいこさんは予定通りに岐阜に帰りましたからね。
れいこさん家のまりんちゃん、とてもお利口さんにお留守番していたそうで、
安心しました。
娘がまりんちゃんにプレゼントしたおもちゃをとっても喜んでくれて、
なによりでした。


ということで、ネコのお話。
ごんちゃんの全身像(笑)この日も玄関の方に来て
おねだりです。


しるこちゃんも時々きてくれますよ。
すっかり男所帯になった我が家に、このゆったり感は一服の
清涼剤です。

このこ、名前ははなちゃんです。よそのお家の外猫ちゃん。
詳しくは今度書きますが、ななとちょっと縁のあるこです。
今日はななの月命日。来てくれてありがとう、はなちゃん。

ぱんだの最近のお気に入りの静電気を軽減するグッズ。
あとは髪ゴムなど、輪になったものを咥えたり滑らしたりして
遊びます。

ネコ部屋とテレビの部屋の間の仕切りをネットにしました。
じろの覗く顔が可愛い。甘えん坊がすっかり顔に出ています。


そしてそして、なんと、弘前から帰ったらもう一匹増えていました。
名前はなーくん。娘が譲渡会に行って譲りうけてもらって
きたこです。福島から来たこだそうです。
詳しくはまた、後日報告させていただきます。

なな、あれよあれよと言う間にななのお家、ネコ屋敷になったようよ。
これは2013年の三月のものです。

今日の美味しいもの。
喫茶ひまわりのコーヒー。
実は私、ひまわり行った時に、帽子を忘れてきてしまったのです。
でも、ひまわりに電話してお願いしたら、レターパックで送って
くださったのです。その際にこれが同封されていたのです。
お礼の電話をしたら、お店の御主人「今度、弘前にお越しの際には、
是非またお出でください」って。
もちろん、行かせていただきます!
ありがとうございました。このブログをお読みの皆さんも、
機会がありましたら、是非「ひまわり」へいらしてくださいね。


今日の一句。
玉さんの句は大会の「吹く」から。
私は弘前の大会の「羊」の入選句から。


くちびるをとがらせ秋の仮名手本   玉

羊かんの切り口ですか沼ですか   かなえ