川柳カモミール

やっとひとつ大きい仕事が片付きました。
もうひとつあるけれど、少しだけ締め切りに余裕があるので、
ブログを書かせていただきます。
まずは、4月30日に行った「さくら吟行会」の様子から。
あいにく桜は散りかけていたのが多かったけれど、
それでも枝垂桜や八重桜は見ごろで、お天気にも恵まれ、
絶好の吟行日和でした。
ほどよい広さとほどよい人出に、のんびり歩きまわりました。

小さな池もあり、その水面を桜の花びらが覆い、
近くの水場ではスズメが水浴びしていたりして、
本当に和やかで心地よい時間を過ごすことができました。

一時間ほど散策して、句会場のはっちに向かう時、
ちょうどブルーインパルスの練習飛行を見ることができました。
翌日の5月1日に八戸市の市制施行88周年を記念しての
祝賀行事に展示飛行を行うのだそうです。
青空とブルーインパルス、本当に絵のようでした。

今回のカモミール句会に新聞を見て参加してくださった方がいらしゃいます。
男性です。新しい参加者があると、刺激があっていいですね。
カモミールは別に女性限定ではありませんので、興味をお持ちの方は、
どうぞ、ご参加ください。


というところで、各自の作品を紹介いたします。


満開を過ぎてアンパンマンになる  三浦潤子

桜の下を通る乗りそびれた電車  守田啓子

電車出る糸電話から聞こえる五月  細川 静

大の字で白木蓮が融けてゆく  滋野さち

八重桜ムーランルージュ昼下がり   笹田かなえ


次回は5月25日(木)午後1時から。場所ははっち。
宿題は「緑」、ほか雑詠、時事吟合わせて2句。
会費は500円です。
見学も大歓迎ですよ。


さて、この度カモミール句会では初めての句会報を発行いたしました。
内容は会員作品20句、会員作品の一句評を九州の俳句結社「連衆」の
谷口慎也さんと「おかじょうき」のSinさんに書いていただいております。
あとは折々の吟行の様子を、潤子さん、啓子さん、さちさんがそれぞれ
書いています。
表紙画は村上幹夫さんです。村上さんは青森市では知る人ぞ知る、
大変に実力のある画家さんです。
そして、えんぶり人形作家の高橋寛子さんのご主人でもあります。
句会報は、全国の日頃よりお世話になっている皆さんにお配りさせていただきました。
皆さまからお祝いと励ましのメール、お手紙、ここのブログへの書き込みをいただき、
大変恐縮しております。
改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。


それぞれの作品から勝手に一句ずつ書きますね。


左折左折左折 小さくなるわけだ   三浦潤子

夕闇に追われて甘納豆ったら   守田啓子

そん時はトッピンシャンで抜けなはれ   滋野さち

風船売りはきっと来るだろ五月病   横澤あや子

小麦粉をたっぷりまぶし黙らっしゃい   笹田かなえ


一年に一度の発行になりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



さて、もうひとつのお知らせ。
私、今度、朗読会に参加することになりました。

成田守企画「角 昌俊、長谷川直行」作品朗読展示会

平成29年5月28日(日)
デーリー東北ホールにて
入場料:無料
展示=13時より19時00分まで
朗読 昼=14時〜14時50分まで
朗読 夕=17時〜17時50分まで
【朗読作品は昼の部、夕の部、違うものになる予定です】


昨年亡くなった、お芝居の仲間の残した作品の展示とその一部を朗読するのです。
私は朗読というより司会をさせていただくことになりました。
初めての司会です。ドキドキしています。

お時間のある方はぜひ、いらしてみてください。



ということで、今日のネコ。
ぱんだ、なーこ、さばちゃんときたので、
今日はじろね。
じろは若いせいもあって遊ぶのが大好き。
このトンネルの中でひっくり返ったり、トンネルを引きずったりして、
遊びまわります。
ぬいぐるみみたいな鼻と口元が可愛いね、じろちゃん。

おまけの一枚。
時々仲良しのふたり。
さばちゃん、なーことぱんだには近寄らないけれど、
じろとは遊びたがるの。じろは気分次第で相手してあげるようです。
じろ、兄貴分としてもっとさばちゃんの面倒を見てあげてね。


今日の美味しいもの。
13日に八戸ペンクラブの会合に参加してきました。
その時の懇親会に出たオードブルとおにぎり。
おにぎりは福島のお米で作ってあるそうです。
オードブルも添加物なしで美味しいものを提供している
里山夢食堂」さんのもの。
みんな美味しくいただいてきました。