5月と6月 長くてごめん



うかうかしていると、八月になってしまいます。
すっかりすっかりのご無沙汰でした。
体はとっても元気です。
ただ、パソコンの調子がイマイチで、
それでなくてもパソコンが苦手人間なのもので、
壊れる前にと、とうとう買い替えました。
すると今度は操作がおぼつきません。
あれこれ試行錯誤の日々でしたが、
やっと、どうにか目途がついたところです。
最初の画像はお祭りの山車小屋。
明日には前夜祭ですから、最後の追い込みですね。

さて、5月のあれこれ。

まず、秋田漣さんのディナーショーがありました。
今年は娘も一緒に行ってきました。
聞きごたえのある歌声と美味しいお料理に至福の時間でした。


5月のもう一つの恒例となったアイスショー
今年は高橋大輔さんが来たものですから、もう女性ファンの熱狂がすごいこと。
この握手のお相手は、何を隠そうおかじょうきのM子さん。
もう、大の大輔さんのファンだそうです。
握手をしてもらった手を大事そうに抱きしめてましたよ。
そうそう、5月と言えば足の指にヒビが入ったことを思い出しました。
ちょうど、アイスショーのあたりで、そのせいで予定を一つキャンセルしたのでした。



足の指のヒビも落ち着いた頃の5月の末に、秋田に行ってきました。
職場で大変お世話になった方の7回忌法要に出席するためです。
奥様がとてもお優しい方で、私にまで声をかけてくださったのです。
亡くなった方の人望と奥様のお人柄の所以でしょう。
法要はとても和やかなでした。
この次は13回忌といわず、10回忌にして集まりましょうよ、ということになったのでした。
お供えしてある秋田のお酒、個体識別番号がついているんですよ。
私も少しだけいただきましたが、コクがあってどっしりとした味わいでした。



ということで、5月のカモミール句会の報告をさせていただきます。
今回は題詠に「恋」、時事吟、自由詠の各一句ずつあわせて三句の提出です。
全部は載せられませんので、新聞に載せたぶんを書きますね。


春の花火ぽぽぽぽ誕生日なんです   三浦潤子
水たまりに映る万葉仮名の恋   守田啓子
新しい出会いドロドロ好奇心   中 弘美
風船売りはきっと来るだろ五月病   横澤あや子
廃炉論いつか無口なブナ林   滋野さち
ノンカフェインノンアルコール 恋や恋   笹田かなえ

今回の席題、啓子さんからの出題で「オリヅルラン」の鉢植えです。
私の句だけですが書きます。


縁取りをすればどうにかなるでしょう   かなえ



大事なこと。
潤子さん、5月のデーリー柳壇の「恋」で見事に地位に入選。

木蓮の白 愛した人の愛した人は   三浦潤子

潤子さん、おめでとう!



では、6月にいきます!



6月はまず、おかじょうき川柳社の熊谷冬鼓さんの句集「雨の日は」の
出版記念祝賀会があり、それに出席しました。
画像は、挨拶をする冬鼓さんと、司会の蒼鬼さん。
最初に句会にあって、その後の祝賀会です。
それも飲み食いだけの祝賀会でないのが「おかじょうき」。
アトラクションに折句あり、土匪吟ありの実に勉強になった祝賀会でした。

土匪吟、折句のそれぞれの上位作品をご紹介いたしますね。


土匪吟「熊谷冬鼓」 むさし選


ドーナツのまん中にいる力持ち   滋野さち

コーヒーのミルクのような人である   辻井洋子

おかじょうき・変換・冬鼓雨あられ   熊谷冬鼓

裏がえすと雨の日になる句集   徳田ひろ子



折り句「と・う・こ」  熊谷冬鼓選


どうしよう運命線がこわれてる   むさし

扉を開ける海の匂いを乞いながら   斎藤泰子

突然ですが海がこぼれました   奈良一艘

トラウマのウですけれどと声を出す   徳田ひろ子


みなさん、上手ですよね。

とても即興で書いたと思われません。

  

    渡された蛍に両手ふさがれる   熊谷冬鼓


私の中でピカ一の大好きな句です。
冬鼓さん、句集の出版、本当におめでとうございます。
機会を改めて句集の紹介をさせていただきますね。




6月5日に、演劇の仲間が亡くなりました。
1月にも一人亡くなったばかりだと言うのに、どうしたことでしょう。
その人とも今年のお正月に会って、来年お芝居をする話をしていたのに。
5歳年上の高校時代の先輩で、社会人になってから何度か一緒の舞台を
踏んだこともありました。お酒を飲みに連れて行ってもらったり、
お芝居のことをたくさん教えてもらいました。
高野悦子の「二十歳の原点」を読むように勧められたりもしました。
いい時代のいい先輩たちでした。
そしてン十年を経て、やっと私も一段落して活動できるようになった矢先の、
そういう仲間達との別れはけっこう堪えました。
火葬の前日の夜のことでした。
なんとなくぼんやりしていると、大阪の赤松ますみさんからメールがありました・
「草原句会で、かなえちゃんの句、秀句に入ったよ」って。
草原句会の大会に投句していたのをすっかり忘れていたのですが、ちょうどその日が大会だった
のです。入選したのも嬉しかったけれど、そういう風にメールを貰えたのが、その時は本当に心に沁みました。
その上、その後にれいこさんからも電話をもらって、ひとしきり川柳のおしゃべりをしました。
ますみさん、れいこさん、そして川柳のおかげで、落ち込んでいた気持ちを立て直すことができました。


お豆腐の肩持つように雨の音  かなえ


草原句会の大会で「肩」の秀句に選んでいただいた句です。
選んでくださった藤本鈴菜さん、ありがとうございました。


「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」(「二十歳の原点」より)

この言葉がいまもずっとあります。


関東方面にいる友達の一人が、忙しい合間を縫って、
恩師と先輩二人のお墓参りに帰八したので、
とある一日、一緒にお墓参りツァーをしました。
画像は6月に亡くなった先輩の菩提寺です。
三人のお墓それぞれにお花とお線香を供えて回り、
その夜は、他の仲間何人かと会食。
久しぶりの会合に会話がはずみました。




6月はなかじまみかさんのコンサートもありました。
震災の年から始めたので、今年で5回目だそうです。
たくさんの観客で、会場は熱気ムンムン。
ボリュームのある歌声にぐいぐい引き付けられました。
画像は、最近みかさんが習い始めたという古代文字の書です。
見たことあるなぁと思っていたら、
向かって右が「太陽」で左が「月」を表しているのだそうです。
なんだか素敵ですよね。
古代文字、ちょっと興味がわきました。



6月のカモミール句会の句を書かせていただきます。
宿題は「調味料いっさい」と時事詠、自由詠です。

イチローのバットSEKOIを吹っ飛ばす   三浦潤子

コショー振り過ぎたあたりが青春   守田啓子

コンペイトウのプライドなんて噛んじまえ   滋野さち

有権者いまほたる袋のなか   横澤あや子

遠い日の藻塩焼く火の夕まぐれ   笹田かなえ

席題は画像の「パプリカ」。
出題はあや子さんです。

各自の句。

熟れ過ぎた私を見てと叫んでる   潤子

満月と一緒に落ちてさようなら   啓子

空っぽの私を揺らす人がいる   さち

緑はどうしたあきらめて逃亡の旅   あや子

パプリカのヘタがクィッと「お茶しない?」   かなえ

ひとしきり合評したあとに席題を書くと、面白い句が出てくる気がします。
川柳にも準備運動が必要かも(笑)

デーリー柳壇、6月のお題「きらきら」に潤子さん、またまた地位で入選。

刺さった棘はアクセサリーにしましょうか   三浦潤子

潤子さん、おめでとうございます。
選者の省悟さんも褒めていらっしゃいましたよ。


えーと、お待たせいたしました。
ネコ、まとめていきます。


まず、ごまちゃん。
すっかり我が家の門番さんです。
ごまちゃん、模様のせいでふてぶてしく見えるけど、
目の色がとてもきれいでシトリンというかペリドットみたいなんです。
ときどき鼻がぐずぐずで、なかなかよくなりません。

さてさて、さばみちゃんですが、
これは6月から7月にかけてのお話になりますが、
さばみちゃん、家を二度も脱走して、
ただ今、ときどき二階のベランダにやってきてご飯を食べるという、
ベランダネコをやっています。
最初はうっかり隙間が空いていたベランダの窓から脱走しました。
そして、ご飯を食べにきたところをうまく娘が誘導して家の中に入れたのですが、


(こっから一気に飛び降りたらしい。すごい身体能力だね)

二度目は、二階の窓の網戸を破っての脱走したのを見て、、
この子は家にいることができないネコだと諦めて、
好きにさせることにしたのです。
外にいるとどんな病気をもらうかわからないので、
ボーイズへの感染防止ために家の中へは入れないことにしました。
それにもしかしたら、よその家のこかもしれないという気もしているです。
二階のベランダへよそさまの屋根を伝ってくるさばみちゃん、
本当は保護して里親探しをしたいのですが、
この調子では捕獲機に入らないだろうなと危惧しています。

このこ、いつの間にか来るようになった黒ネコさん。
このこがくると、なーこは凶暴になります。
「わぉーん、うぉーん」と鳴き喚き、まるでとびかかりそうになるのです。
「くろださん」と命名しました。


では、ボーイズにいきます。
いつもは冷静沈着だけどときどきお茶目なぱんだくん。
ネコって箱とかたんすとかの角が好き。
痛くないのかと思うくらいに顔を擦り付けるんですよ。


なーこのこの無防備な寝姿はホント、癒されます。
家に来て最初のあたりは、少しの物音でも起きたものですが、
今では一度寝ると、三時間は熟睡しています。
ねこじゃらしを食べるのが大好きで、外に出るたびにお土産に
ねこじゃらしを持って帰るのが習慣になりました。

遊ぶの大好きじろくん。
時間になるとスリスリ「ほにゃーん」と誘いにきます。
この真剣な顔、かっこいいいよじろくん。


いつ見ても、可愛くて凛々しくて美しいななちゃん。
今年も6月27日が来ました。
なな、弟たちを見守っていてね。
虹の橋で、トラくんと遊んでいるのかな。

ななとぱんだとじろのスリーショットもね。


今日の美味しいもの。
たくさんあったけど、5月に秋田で食べたきりたんぽ。
秋田のきりたんぽには、油揚げが入るって知っていました?
こくが出て、美味しかったですよ。


こちらは、お墓参りに来た友達と食べたランチ。
いろんなおかずが少しずつとデザートまでつきました。
とっても美味しかったですよ。


今日の一句。
玉さんは句会の「老いる」から。


せんぷう機カタカタカタとしゃべりだす   玉

テッペンカケタカ ニナガワガシンダ   かなえ