7月と8月



三連休です。そしてすっかり秋です。
大きな台風がきそうですが、被害が大きくならないことを祈るばかりです。

さて、とうとう二か月に一度の更新になってしまいました。
何とかもっと沢山更新しないといけませんね。
最初の画像はリオオリンピックで四連覇を達成した、
伊調馨選手を称える横断幕。
今月の24日には市内をパレードして、その後のはっちの二階バルコニーから
報告会をするそうです。
実は、娘は、伊調姉妹のお姉さんと小学校、中学校の同級生なんです。
だから、余計にうれしいです。
伊調選手、本当におめでとう。



ということで、7月の出来事の報告をいたします。
まずは、「おかじょうき」の「ステーション」がありました。
画像は特別ゲストの内田真理子さんです。
当日は私もトークセッション「女子会川柳」に参加させていただきました。
もう、とっくに「おかじょうき」の掲載誌が出ているので、
今更あれこれ書くのもなんですがとてもいい経験を
させていただきました。
今回は守田啓子さんが、いろいろ資料を作ってきてくれたので、
青森県の川柳の歴史の一端を知ることができました。
ゲストの内田真理子さん、吉田州花さん、岩崎真理子さんのそれぞれ、
川柳を書かれてきた時間の重みを感じさせられる発言がずしんときたのでした。
特に州花さんがおっしゃった、「いつまでも選手でいないで、コーチにもならないといけないよ」と
言う、先人のお言葉にとても考えさせられました。

翌日は真理子さんの飛行機の時間まで、三内丸山の見学。
お昼を食べてデザートのソフトクリームを食べているときのツーショット。
楽しそうでしょ。はい、とっても楽しかったです。

7月7日に松竹大歌舞伎を観ました。
市川染五郎、とってもきれいでした。
女形の役者さんも動きがしなやかで、ほれぼれとしました。
書き割もそれは見事なもので、クッキリスッキリと舞台に映えていました。
現代劇もいいですが、たまには歌舞伎の荒唐無稽なお話もまた、
楽しいものですね。江戸時代に遊んだ気分になりました。


7月の中頃にちょっとしたお祝い事があって、久しぶりに着物を着ました。
もう二十年くらい前に買っていて、一度も着ていなかったのですが、
やっと着ることができてうれしかったです。冷房の効いている室内では、
天然繊維が冷房から守ってくれるみたいで、とても快適でした。




カモミール句会の報告です。
7月のお題は蝉。
画像は、席題の「ポッペン」。
では、新聞に載せたそれぞれの句を紹介いたします。

先だしジャンケンがぶりとトーストの四隅   三浦潤子

巨泉とかバナナの皮の行方とか   守田啓子

忠魂碑70年目の蝉しぐれ   滋野さち

蝉時雨かがらんどうの賑わいか   横澤あや子

二の腕プルプル ひぐらしが張り付いた   笹田かなえ



と言うことで、八月に行きます。

八月と言えばお祭り。
山車の豪華絢爛さはますますエスカレートしています。
毎年のことながら、何が何だかわからないままに通り過ぎていきます。

そして、日本舞踊のお師匠さん達による華屋台。
これが好きです。暑いのに汗のひとしずくも見せずに
八戸小唄を踊っていました。
昔、八戸に遊郭があったころ、見番の芸者さんたちがこのようにして
お祭りに参加したのが始まりとか。
一時は廃れていましたが、復活して今年で20年になるそうです。



今年、金子兜太さんが県俳句大会にいらっしゃるとというので、
ミーハーな私、行ってきました。おかじょうきの啓子さん、こあきさん、
冬鼓さん、青森のさちさんも参加でした。
272名のすごい参加者でした。
俳句の大会は初めてだったのですが、川柳とは違いますね。
まず、一句に対して選者の数が多いでしょ。そして、事前投句の披講が
代表の選者一人だけでしょ。その披講に呼名がないんです。
席題の披講にも呼名がないんです。
うーん、どうしてなんでしょう。
なんだか封建的なものを感じて、どこかすっきりしなかったのが正直な感想。
でも、その封建的(笑)な大会に啓子さんが快挙でした。
金子兜太の事前投句「夏季雑詠」に人位を獲得したのです!!
すごいよね。
ちなみに三才のご紹介。


天位  語り出す母の戦や蝉時雨   阿久津凍河

地位  青田波青田の沖を千空師   桜田 恵

人位  武器捨てるように胡瓜の花落ちる   守田啓子


啓子さん、本当におめでとう。さすがです。


カモミール句会のことに行きます。
八月のカモミールに嬉しいゲストさんがいらしてくださいました。
おかじょうきのこあきさんと冬鼓さんです。
人数が多いと句も話しもメリハリが効いて、
とても充実した時間を過ごすことができました。
今回の宿題は「八月」。
では、句のご紹介です。


中八の花火や肌の露出度や   三浦潤子

地蔵様の攻撃的なよだれ掛け   守田啓子

とろとろと夏をいったりきたりする   渡邊こあき

八月の空き缶 月がきれいです   熊谷冬鼓

仰向けに蝉死んで空真っ青に   滋野さち

もんしろ蝶つれて八月の帽子屋   横澤あや子

昼顔の笑み笑みもっと風もっと   笹田かなえ



席題はさちさんが持ってきてくださった、とても不思議な
物体。何かの虫の抜け殻ではないかということですが。
それぞれの句も書きますね。

まだ中に居るのに誰も気づかない   三浦潤子

断捨離を終え処暑の夜の透き通る   守田啓子

網の目を通り抜けてく巡礼歌   渡邊こあき

チントンシャン羽化は済んだか弾んだか   熊谷冬鼓

ピカチュウの脱けがらだろう夏終わる   滋野さち

飛べば飛べそうモザイクをかけようか   横澤あや子

ナウシカの産まれるときの木のそよぎ   笹田かなえ


9月は28日、はっちです。お題は「粉」。
見学の方も大歓迎です。


さて、ネコにいきます。

すっかり我が家になじんでしまったごまちゃん。
お手製のキャットウオークに乗っかって涼んでいます。

くろださんも一日に一度は来ます。
そして、きっちり食べて、玄関前に寝転んで寛いでいきます。

さばみちゃん。なんかちょっと荒んだお顔になったような。
娘がいるときは風除室に入れてご飯をあげているのですが、
決してそれ以上中に入ろうとしないようです。
寒くなったらどうするか、頭が痛い。

このこ、ある日突然来たの。
2,3日、来たかな。ちゃっかりほかの子の食べ残しを
食べてたのだけど、もう来なくなりました。
多分、どこかの飼い猫さんだったのでしょう。
なーこにそっくりの模様で、なーこの隠し子かと思いましたよ(笑)

そのなーこ、相変わらず身の軽いことで、高いところが大好き。
最近では、仏間の洋服ダンスがお気に入りです。
いつかその写真も載せますね。

ぱんだはもしかしたら、意外とお年寄りかもしれない。
ある時から、洋服ダンスの上に上がらなくなりました。
ネコは自分の出来る、出来ないをわきまえているのだと思います。
病気のななが高いところに上がろうとして、無理だと悟ったとき、
寂しそうにその場所から引き返したのが忘れられません。
でも、ぱんだはいつまでもチャーミング。

じろも童顔。一番表情が豊かで、食いしん坊で遊びたがり屋。
好きな言葉は「ちゅーる」「スープ」「遊ぶよ」です。
体重が一番重くて、高いところへは上がれません。
ダイエットしなければいけないのに。

今日の美味しいもの。
カモミール句会にこあきさんと冬鼓さんが来た時に夕飯を食べて
親睦を深めました。
その時のお寿司定食と

鯖定食です。
電車の時間までとても楽しくおしゃべりしました。
十月は三沢での吟行も考えています。
三沢の町中にテラヤマロードなるものができて、
ちょっと面白いことになっています。


今日の一句。

玉さんは句会の「憧れ」から。
私は、今年1月にお亡くなりになった加藤鰹さんの追悼句会の入選句から。


しゃぼん玉もうじき空に届きそう   玉

紫が跳ねると虹になるらしい   かなえ