カモミール6号


秋もいよいよ深まり、こちらはもうストーブが欠かせません。
皆様には、お変わりなくお過ごしのことと思います。
さて、ご連絡が大変おそくなりましたが、
カモミール6号、無事に発行できました。
会員6名の作品と、一句評には青森県内でご活躍の
島鉄男さん、短歌の兼平あゆみさんにお願いいたしました。
「一句のスゝメ」には、藤田めぐみさん、旅男さん、北山まみどりさん、太田久さんからご執筆いただきました。
カモミールネット句会も大好評で、
皆様から「楽しかった」のお声をたくさんいただいております。
メール、お手紙のお励まし、本当にありがとうございました。
今回のカモミールネット句会は「夏の飲み物・食べ物いっさい(好き嫌いに関係なく)」と「冬においしいもの」の二回分を掲載しております。
また、会員の川守田秋男さんが句集「久遠」を上梓しましたので、

そのご紹介もあります。
ネット句会会員の達毘古改め金瀬達雄さんからも、昨今のネット句会事情も書いてもらいました。
年に一度のささやかな句会報ですが、無事に発行できてホッとしました。
今回もあざみエージェントの冨上朝世さんに、とてもお世話になりました。
朝世さん、いつも本当にありがとうございます。
そしてそして、八戸には「八戸ブックセンター」という
全国的にも珍しい八戸市営の書店があるのですが、
そこに期間限定で3号から6号まで、11月から置いていただくことになりました。
書店で川柳の結社誌を手に取ってもらえるのってすごいと思いませんか!
できることを少しずつ、いろんなことに挑戦していきたいです。
カモミール6号、お読みになりたい方は
以下にショートメールかお電話をください。

090-2998‐7277

定価 税込500円 送料は一冊140円となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ブログをさぼっていた八月の思い出。
ウクライナの名門劇場「キエフ・バレエ」の舞台を観ました。
ダンサー達の研ぎ澄まされた芸術的な舞台は、ただただ圧巻でした。
ウクライナの「今」を背負いながらのパフォーマンスには、
華麗で優美で、またたくましくも切なく、痛みがあって、と言葉にできない感動を
もらったものでした。
戦争が終わって、平和な世界でまたこの舞台を観たいと心から祈るばかりです。

 


九月は青森市で開催された「青森県川柳大会」に参加しました。
去年も一昨年も東奥日報新聞の紙上大会でしたが、
今年はリアル大会で、懐かしい友達にも会えて本当に嬉しかったです。

そして、カモミールでも久々のリアル句会。
それも吟行しました!
場所は八戸市内で一番古い「龗神社」という神社です。
「龗神社」の起源は九〇〇年以上も前らしく、義経北方伝説にも関りがあるそうです。
画像は、畏れ多くもご神体の前で権禰宜さんに映してもらいました。

久々の句会、おしゃべりのはずむことはずむこと。

 

各自の作品です。

龗神社吟行

秋の日を少ぅし蛇行させてある  潤子

二百年前の手鏡だった 空  守田啓子

神という名前は風に訊きました  川守田秋男

龗に神降り八戸の地はじまる  細川静

Tシャツの禰宜や大吉のみくじ  滋野さち

ご神木うわさ話の通りゃんせ  笹田かなえ

 


では、ネコたちにいきます。


ありす。
プリンタの上でくつろいでいます。
この顔とこのポーズ、ほんとじろにそっくり。
いつの間に、じろから伝授されたんだろ。


風除室のぱんだ(上の段)とさばみ(下段の椅子の上)。
去年の夏ごろまでは、じろとぱんだといた場所にいるさばみ。
ぱんだはまるで見守っているかのよう。
さばみのいる場所は、な~こもまた大好きな場所でした。
ひなたぼっこのお日様の光を受けて、きらきら輝いていた
な~この金色の毛並み、本当に懐かしい。
去年までは5にゃんだったのにと、寂しいけれど
「たくさんの幸せをありがとう」って寂しいの代わりに思うことにしています。

 


今日の美味しいもの。
九月に高校時代の友達と、久しぶりの会食。

横浜から来た友達は生ウニ丼。

 

私はお寿司。
久しぶりに、ワサビの利いたお寿司を食べました!

すっごく楽しかったです。

また、会おうね!

七月、あれこれ

七月も,もう下旬。
新型コロナのものすごい感染爆発、八戸市も過去最多が続いています。
そして不安定な空模様。
豪雨もまた油断ができません。
どうか皆様に何事もありませんようにと、お祈り申し上げます。

さて、最初の画像。
川柳のともだちのなかはられいこさんが川柳句集
「くちびるにウエハース」を刊行なさいました。

「散華詩集」(1993年)「脱衣場のアリス」(2001年)に続いての3冊目になります。
れいこさんはあとがきに
「出会って35年になるのに、川柳がナニモノなのかいまだにわからない」と書かれています。
おお、あのれいこさんもそうなのか、ってすごく安心しました。
何をどう書けばいいのか、川柳を書くたびに悩む私にとって、
すごく心強い言葉でした。
「くちびるにウエハース」から、特に心に響いた作品勝手に少しだけ書かせてください。
(解説で「無敵のアリス」を書かれている荻原さんとなるべく被らない作品にしました)

 ちがうから曇り空とも童話とも
 お別れね壜の中身を当てたから
 あけがたの夢に出てきたけむりでしょ
 豆電球が(おやすみ、さくら)ぽっと点く
 ビル、がく、ずれて、ゆくな、ん、てきれ、いき、れ
 ほうふくとつぶやいてみる酢の匂い
 百人の腹筋揺れて冬の原
 魚の腹ゆびで裂くとき岸田森
 サボテンに赤い花咲くそうきたか
 顔だったところにできる水たまり
 あいさつの終わりにちょっとつける雪
 席に着くアタマヲクモノウエニダシ
 はらはらと金輪際が降ってくる
 撫でてやる日本列島きゅーと鳴く
 家々のあかりを編んでゆく仕事

もうこの辺でやめておきます。
もっと読みたいと思われた方は、
発行所 ㈱左右社にお申し込みください。
れいこさんの川柳は、何気ないこと、ものを自分に引き付けて
それ以上でもそれ以下でもないものを提示してくれます。

その情景がくっきり見えるのです。
それはきっと、ぎりぎりまで言葉を選び抜いているからだと思います。
私はいつもフラフラしていて怠け者ですが
れいこさんの川柳によって軌道修正させられるのです。
こころが弱った時に、れいこさんの川柳を読んでいると、
会っておしゃべりしているみたいな安心感をもらいます。
「くちびるにウエハース」、おめでとう!
素敵なたくさんの川柳に心から「ありがとう」です。

 

ネコの話にいきます。

な~こ。
4月に病気になったな~このことのですが、
6月5日の早朝に旅立ってしまいました。
享年14歳。
な~この闘病生活はおよそ一か月半でした。
あっけない思いもしますが、それだけ投薬や通院、点滴と、ストレスのある辛い思いを
しないで済んだのだと、ずっとずっと自分に言い聞かせています。
な~こ、病院が大嫌いだったから…

風除室のてっぺんの棚の上が大好きでした。
ひゅんひゅん駆け上がって、のんびりゆったり辺りを見回していました。

 

この画像はものすごく風の強い日に外を見ている時のもの。
ともかく外を見るのが大好きでした。
雪の日も嵐の日も、窓を開けて外の匂いを嗅いでいたものです。
あどけないような表情が可愛いね、な~こ。

お魚も大好きでした。
特にカツオとマグロ。
他のお魚を買って来た時もこのようにまずはチェック。
まるで食欲がなかったのに、5月27日にカツオの刺身と
焼いたものをみて「みゃーみゃーみゃー」鳴いて、むしゃむしゃ食べたのでした。
でも次の日から、ぱったり水も食べものもほとんど口にしなくなりました。
この日の嬉しそうな声と姿が今でもはっきりと思い浮かびます。
食べられないのに食べたことは、奇跡みたいでした。

な~この毛色は明るいので、顔の表情も実に豊かでした。
娘がおもちゃを見せているときのもの。

 


去年、じろを病院に連れていこうとしたら逃げ回って、
な~こも一緒に隠れていました。

 

今年の5月17日に撮影。
少し具合が良かった時。
でもきっと我慢していたんだろうな。
な~こは2011年に福島県から保護されたネコでした。
詳しいことはよく解りませんが、2011年の秋ごろに
避難準備区域の山の方面で保護されたらしいです。
その時期に入る事のできた避難準備区域を調べてみたら、
楢葉町南相馬市などがありました。
その後、シェルターや一時預かりさんのお家にいて
2015年の1月に娘が譲渡会で出会って、家に来てくれました。

 


な~このこの寝顔がとても好きです。
この写真、私の枕元にじろと一緒においてあります。
おだやかで優しくてちょっとやきもち焼きで甘えんぼのな~こ。
家のこになってくれてありがとう。
もっと一緒にいたかったよ。
そして、もっとたくさんの美味しいもの食べて欲しかったよ。


もしかしたら、じろがな~こを迎えにきたかもしれません。
そっちでななとじろと一緒に一緒に遊んでいるかもね。
うん、トラも一緒に我が家のネコ一家を作っているに違いにありません。
1年もしないうちに2にゃんを亡くすのはやっぱり堪えます。
でも、ぱんだ、さばみ、ありすがいるので、
まだまだ元気でいないとね。

3にゃんにいきます。

ぱんだ。
ぱんだは昼寝時になぜか隣を少し開けています。
誰か来ているのかなって思う時があります。

さばみ。
私をにらんでいませんか?
シャッターチャンスが難しいさばみさん。
ともかくすばしこくて用心深いんです。

 


ありす。
若いネコは無邪気で元気がお仕事。
そういえばじろも最初の頃はこんな感じだったなと。
どちらもハチワレなので、暗いところでみるとちょっと似ています。

今日の美味しいもの。
じろ、な~こ、ぱんだがずっとお世話になっている、かかりつけの動物病院に
持って行ったお菓子。
この町で創業50年以上にもなるお菓子屋さんの
創業以来変わらない味のミルフィーユ。
チョコレートのほろ苦さとクリームの甘さが絶妙です。

追記:今さらですが、川柳は自分の感じたり思ったことやものを
自分の言葉で書くというのを初心者の頃に教わりました。
師との手紙でのやりとりで指導を受けている時に
「それはあなたの言葉ですか」という叱責が、今も私の川柳の根っこにあります。

 

 

 

 

 

川柳ステーション2022

 


7月なのに寒いです。
冷房どころかストーブ点けています。
雨は降ったりやんだり。
大雨の地域の皆様には何事もありませんようにと、祈っております。

最初の画像、行ってきました!
おかじょうき川柳社の「川柳ステーション2022」。
すごく刺激的で楽しい大会でした。
コロナ禍での開催、そして今回はリモートも加えてという、
挑戦的な場でしたが、おかじょうきの皆さんは見事に成し遂げました。
Sinさん(「君」でなく「さん」づけ)の挨拶には緊張と覚悟が見えて、
なんか感動しました。
おかじょうきのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

本当にありがとうございました。

リモートで参加してくださったのは名古屋の「ねじまき句会」の
なかはられいこさん、二村典子さん、瀧村小奈生さんの3人で、
特別選の「祭」の選と合評の様子。

 


スクリーンのれいこさん、小奈生さん、典子さん、かっこよかったよ。
すごく面白かったよ。
三人のそれぞれ違う選句と選評、こういうのが聞きたかったと思っていました。

れいこさんの「誰も特選に採らないだろうな」というのが

印象深かったです。

その時の様子は発表号でどうぞ!


合評が終わった後、ねじまきのみなさんとあっちとこっちでおしゃべりできて、
一緒にいる空気感も味わえて、すごく嬉しかったです。
今でも、思い出すと興奮します(笑)。
良かったよ、すごく。うん!


今回は、北海道から浪越靖政さんが、くんじろうさんに「顔が見たい」と
言わしめた河野潤々さんと四ツ屋いずみさんを連れてきてくださいました。
実はお二人はカモミールネット句会のメンバーでもあります。
藤田めぐみさんも東京から来てくださって、さちさん、啓子さんと
ネット句会のメンバーが結構揃いました。。
初めてお会いしたのに、おしゃべりの弾むこと弾むこと!
浪越さん、潤々さん、いずみさん、めぐみさん、
来てくださって本当にありがとう!

なお特別選「祭」の結果はおかじょうきのHPで発表されています。

http://www.okajoki.com/

「祭」のタイトル、なかなか深いです。
皆様もいい川柳に触れることの喜びをお楽しみください。

 


ということで、5月のカモミールです(今頃5月かいっ!て声は聞こえないふり)。
この日の会場は「はっち」。

静さんが帰ってから写真を撮るのに気が付いたので、残念ながら静さんがいないの。
宿題は「旅、お題は「キャベツ」。

キャベツの中にプーチン 献立変更    潤子
せんべいの耳がはじまりだった旅    守田啓子
毎日が旅と立ち寄る亡母の風    川守田秋男
キャベツを裸にすると湖が見える    細川静
留鳥になったロシアに帰れない    滋野さち
キャベツまっぷたつトーキョーまっぷたつ    笹田かなえ

 



6月のカモミール

 

宿題は「雷」席題は絵葉書です。

この日は長者公民館で。

外の緑が爽やか。


雷蒟蒻ただただ聞いて欲しいのよ            潤子
頷くには太すぎる向日葵の首            守田啓子
雷を握ったままで二十年                   川守田秋男
人堕としてから山百合踏んで行く            細川 静
葛の花この先侵入すべからず            滋野さち
ゴロゴロドーン だれがおそらをころしたの     笹田かなえ

 


今日の美味しいもの。
包装紙を開かなくてもなくてもわかる、北海道の銘菓の数々。
ステーションでいただきました。
ありがとうございました!
本当は、7月31日のはちのへホコ天で吟行をやって、
皆で食べるつもるだったんけど、コロナ感染拡大につき
吟行を中止にしました。
この次の句会までおあずけです。
待っててね。

 

 

 

 

五月、いろいろ

気持ちのいい日が続いています。
天気がいいとやっぱり気分もいいですね。
最初の画像は、連休中に帰省してきた妹と甥っ子と
行ってきた横浜町の菜の花畑。
満開の見ごろとまではいきませんでしたが、
それでも広々とした黄色に、気持ちが軽くなりました。

横浜町は蜂蜜が特産品の一つです。
蜜を吸う蜂が時折吹き付ける風に負けないで一所懸命でした。

Kくん、連れていってくれてありがとう。

また、お盆に会おうね。

 

カモミールのメンバーの、潤子さんが送ってくれた
御衣黄桜の画像です。
三戸町の城山公園で咲きます。
うす緑の桜、大好きです。
潤子さん、ありがとうございました。


さて、カモミール4月の作品です。
お題は「立つ」(啓子さん出題)。

泡立て過ぎたみたい理論もクリームも   潤子
そろそろという位置 桜立っている    守田啓子
茶柱を一気に倒す次男坊   川守田秋男
初孫が歩いた露と宇が戦争だ    細川静
ひまわりの大地に風は立ってるか   滋野さち
夕桜とろみをつけて立ち並ぶ   笹田かなえ

4月も集まる事はできませんでしたが、5月は何とかリアルな句会が出来そうです。

 

 


「ひまわり」。
八戸でもウクライナ支援の上映があって、観てきました。
50年ほど前に観てて、その時は二人のラブラブな場面にばかり惹かれていました。
でもこの間は残酷な戦闘場面やいちめんのひまわり畑が、ただただ苦しかったです。
戦争は本当にあってはなりません。

 

 


この帽子、母の日に私が私へのプレゼントに買ったもの。
昔は靴が好きだったけれど、最近は帽子に心を奪われます。


去年じろが亡くなって、どうにも心が沈んでしょうがなかった時、

茶柱はこれから龍になるところ   西沢葉火

の作品に心惹かれました。

鬼滅の刃の煉獄さんの
炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天(にのかた のぼりえんてん)を
何となく想像して、我ながら笑えました。
「柱」にすぐ鬼滅の刃を結びつける自分が、何だかおかしかったのです。
これからも少しでも心が明るくなるものを見つけていきます。

 

ネコ達、いきます。

ありす。
もうすっかり大人なんですが、未だに仔猫泣きで甘えます。
無邪気で甘え上手なところは、まさにネコそのもの。


さばみ。
時々、ありすのお部屋にいます。
ぱんだがじろの代わりに子分扱いするのが、いかにも迷惑そうです。
ここで一時避難しているのかも。


ぱんだ(向かって左)とな~こ(向かって右)。

な~こは福島から来たネコです。

東日本大震災の後に保護され、縁あって我が家にきてくれました。
そんなな~こ、リンパ腫を発症しました。
4月に入ってまもなく、食欲がないなと思い、動物病院に行って
血液検査をしても、結果は異常はありませんでした。
でも、どうしてもどんどん元気がなくなっていき、
再び病院で診てもらい、レントゲンを撮ったら病巣がありました。
その日からそのまま入院して、点滴や抗がん剤の治療。
3泊4日の入院で、午前中に私が見舞いに行き、娘は仕事帰りに寄ったものでした。
退院しても食欲がなかったのですが、5月に入って少しずつ食欲が出てきて、
体重も少し増えました。
今は、一日おきのステロイド剤の服用や期間をおいての抗がん剤治療をしています。
そんなな~こに、時々寄り添ってくれるぱんだ。
さすが我が家のボスという感じでゆったりと見守ってくれます。
ただ、早朝(4時半)の「ご飯くれー」と、夜寝る前(0時過ぎの)「トイレしたー」の甲高い泣き声は、もう少し忖度して欲しいところです。


今日の美味しいもの。


娘が最近お気に入りのお店のお惣菜。
このピーマンの肉詰めは、ご飯が進みました。


横浜町で買ったお団子。
向かって右側の色合いが華やかなお団子は、花もちといいます。
昔の懐かしい味のひとつです。

 

 


 

桜が咲きました。

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昨日も今日も雨が降って寒い日でしたが、桜が咲きました。
あいにくの曇り空ですが、この間の暑いくらいの日で
一気に咲きました。
季節が動くのは嬉しいですね。

 

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私の住んでいる町で52年間営業していたデパートが閉店しました。
三春屋」というデパートですが、呉服屋としての創業は
1558年の永禄期になる、古い歴史を持つデパートです。
地方のよくある小さなデパート、中心街にあっていつも買い物をしたものです。
我が家の食材の3分の2はそこで調達していました。

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最後の日の地下食品売り場の一画です。

閉店の日が近づくにつれて、スカスカになっていく陳列棚にはけっこう堪えました。
「終りの在り方」をつくづくと考えさせられたものです。
今後の食品調達は、中心街ではなく反対方向へ方向転換することにして、
昨日、そっち方面を歩きながら、思いがけないお店の出会いもあり、
心を切り替えることが出来ました。

カモミールも少しずつですが動いています。

1月から4月までは投句での句会となりましたが、みんな元気ですよ。
コロナの感染者高止まりが続いていますが、何とか乗り切りましょう!


会員の作品です。

1月「雑詠」
ING(アイエヌジー)付けて全開する蛇口     潤子
母さんのお墓はいつも話し中  守田啓子
セピア色のほっぺが並ぶ共犯者 川守田秋男
別れはかならずストーブの熱感 細川静
葉ボタンの葉裏に母を探したり 滋野さち
ふり返ればおでん あれこれドレミファソ♪ 笹田かなえ

 

2月「逆」・「雑詠」
逆流の蒼 友達ひとり減らした日 潤子
逆境を抜けるとそこは老後だった 守田啓子
鮭遡上 逢いに行くのは明日がいい 川守田秋男
逆転はあるか 砂漠に雪は降るか 細川静
窓すべてふさがれていたウクライナ 滋野さち
逆転が視野に 美しき残酷 笹田かなえ

 

3月「流れる」
悪女です血液さらさらです たぶん 潤子
流されてみた暖かい水辺だった 守田啓子
水になる覚悟で米を研いでいる 川守田秋男
生生流転 落ちつく果ては子宮・柩 細川 静
母さんの遺影の奥の信濃川 滋野さち
give and take=落花流水 笹田かなえ               

4月はまだですので、この次のお楽しみ。


ネコ達いきます!

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な~ことぱんだ。
このふたり、ライバル同士。

時々縄張り争いで火花散らすんですが、こんな風に寄り添う時もあるんです。
じろがいた時は、じろとぱんだはいつも仲良く寄り添っていて、
微笑ましかったものです。
ぱんだ、新しい枕ができてよかったね。
な~こ、優しくしてくれてありがとう。

f:id:kanae0807:20220302142312j:plainさばみとぱんだ。
この組み合わせも最近見られます。
ぱんだはさばみに意地悪するときもあるのにね。
だからちょっときんちょー気味かな。健気なさばみです。

さばちゃん、お顔がよく見えなくてごめんね。

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ありす。
この天真らんまんぶりはなんなんだ(笑)。
おじちゃん達のいないところで、のびのびお日様をひとりじめ。


「カムカムエヴリバディ」、終わりましたね。
こんなに一所懸命観たドラマは初めてです。
実はストーリーとは関係なく、キャラ設定を「鬼滅の刃」に重ねて楽しんだりした、

アブナイ私です。
たとえば安子とるいが大阪で二人暮らしている時は、炭治郎と禰豆子。
ジョーさんの掴まえ所がないのに人気のあるところは水柱。
実弥はトミーさん。クールで熱い男ということで。
伴虚無蔵さんは鱗滝さん、あるいは岩柱なんてね。
蜜璃ちゃんと蛇柱は、すみれさんと桃剣さん。
算太お兄ちゃんは猗窩座。
鬼舞辻無惨は「戦争」。
そして稔さんは炎柱の煉獄杏寿郎さん…。
「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも、自由に聴ける、
自由に演奏できる世界を、我が子には生きてほしい。日向の道を歩いてほしい」
稔さんのこの言葉は、この物語を大きくけん引してきましたから。
はじまりは「おはぎ」ですし、ドラマが始まった時は
まだテレビで「鬼滅の刃」やってましたから。
いやはや、相変わらずの「鬼滅の刃」馬鹿、笑ってやってください。

で、こんどの「ちむどんどん」、ヒロインの年齢設定は私より一つ年下。
場所は違っても懐かしい風景がたくさん。

食いしん坊のところもそっくり!
ゆっくり楽しみます。
そうそう年齢の事を言えば、プーチン氏は私より一つ上。
習近平氏は同い年です。

ロシアのウクライナへの侵攻、毎日胸が押しつぶされそうな思いでいます。


今日の美味しいもの。

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去年の暮れに閉店したとても美味しいイタリア料理のお店のピザ。

大好きなマルゲリータ
八戸の自慢がまたひとつ消えました。

 

 

 

 

 

 

 

今年もよろしくお願いいたします。

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令和4年となりました。
大雪に新型コロナに津波に事件にと、新年から大きな出来事が続いています。
情報を正しく把握しながら行動して、前に進んで行きたいです。。
皆様にとりまして、良い年でありますようにと心からお祈り申し上げます。
最初の画像は、毎年がネコ年のネコの年賀状です。
ひとり減りましたが、4にゃんは元気で過ごしていますよ。
そうそう、昨夜というか深夜のこと。
いつもなら夜は0時頃にはみんな眠るのですが、
昨夜は0時30分辺りから4にゃんが大騒ぎでした。
あらぬ方を見て鳴いたり、勝手におもちゃのボールを転がして走り回ったりしたんです。
30分ほど撫でたり、ご飯をたべさせたりでなだめすかして、
やれやれと寝ようとちょっとスマホをチェックしたら、
津波のニュースが入っていて、本当に驚きました。
もしかしたらネコ達、何かを感じていたかもしれませんね。

 

大事なお知らせ。
海賊芳山さんのところの誌上大会があります。
こぞってのご参加をお願いいたします。

     第五回 水の都まつえ川柳誌上大会

※男女4人、合計8名の『自由吟』の共選です。

               兼 題 【 自 由 吟 】 2句詠( 8名による共選 )

                        選  者

               奈 良 一 艘 ( 青 森 ) 井 上 一 筒 ( 大 阪 )

              くんじろう  ( 大 阪 ) 新 家 完 司 ( 鳥 取 )

              笹 田 かなえ ( 青 森 ) 米 山 明日歌 ( 静 岡 )

              八 上 桐 子 ( 兵 庫 ) 樋 口 由紀子 ( 兵 庫 )

       締め切り … 2022年1月31日(当日消印有効)厳守

      参加費 … 1口 1,000円(切手不可・小為替等で) 一人、何口でも参加可能です。

      投句用紙 … 専用の投句用紙、または便箋・コピー可です。

                             前回ご参加の方々には 投句用紙・チラシを送付いたします

      投句先 …〒690-0001・松江市東朝日町206-7  石橋 芳山      TEL-090-2003-5846

      賞品 … 1句のポイント制として、上位10位までに賞品を設けます。

        

 

さて、12月のカモミール

 

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今回から会員が1人増えました。
川守田秋男さんです。
男性が2人になりました。
静さん、心強いんじゃないかしら。

照れ屋さんなので、お顔はまたの機会に。
ということでみんなの作品です。

 

宿題は「遊ぶ」、席題は秋男さん出題と選で「雪」。

かすり傷集めただけなのに吹雪       潤子
雪にルビ振るならたぶん片想い       守田啓子
還暦もカゴメカゴメの中にいる       川守田秋男
パレットは銀色 雪は鈍色       細川 静
アフガンに雪は降らない けど凍る   滋野さち
何はともあれバナナは遊び仲間だし   笹田かなえ

 

 

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今日の美味しいもの。
家人がもらってきた折詰。
ボリュームがあって、バラエティーに富んでいました。

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こちらのお寿司ですが、お寿司のオレンジ色のネタは
「紅(くれない)サーモン」と言って、新郷村の特産品のひとつだそうです。
地元でもなかなか食べられない幻のお魚とか。
淡水で育てているとのことで、海のサーモンと違いあっさりとしながら
緻密な食感が美味しかったです。


昨年の12月の初めに転びました。
それも市内の繁華街の交差点近くで。
急いで信号を渡ろうとして、道のタイルのはがれているところに
ひっかっかったらしいのです。
膝や腕の骨折こそしませんでしたが、前歯が一本欠けて一本は根元がぐらぐら。
なので、ただ今歯医者さん通いが続いています。
おっちょこちょいの私、実は一昨年もほとんど同じ場所で転んでいます。
ちょうど「鬼滅の刃」の最終巻の発売日で、
早く帰って読みたいと、急いで信号を渡ろうとしたところバタッと。
2度あることは3度あるとか、3度目の正直とかを心に念じて、
私の今年の目標は「慌てない事、急がない事」です。


さあ、今夜も「鬼滅の刃」観なくては!

 

 

お世話になりました

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今年も残すところあと1日。
寒さも雪も大変な感じになりそうですが、

くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

最初の画像は、八戸美術館です。
11月3日にオープンしました。
カモミールでは11月20日にそこで吟行を行う事ができました。
展示物は、三社大祭、えんぶりなど八戸に関したものから、
新進気鋭の作家さんの作品などで、正直まだまだ未知数の美術館ですが、
新たにコレクションの展示があったら、個人的にはまた行こうと思っています。
以下に、一部ご紹介。

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桝本佳子
Blue Birds / Blue Ceramics

壁一面の藍の壷。

八戸は地震が多いんだけど…

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こちらの壷も同じ作家さん。

タイトルは、忘れました(-_-;)

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江頭誠
おやすみのあと
2021 年/毛布、ミクストメディア/作家蔵
昭和の頃に贈答用として使われた毛布を使用して、三社大祭の山車に乗っていたものを覆ってあります。
大変インパクトがありました。

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デコトラは八戸が発祥です。
画像が不鮮明でごめんなさい。

 

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屯所のミニチュワ。
昔の消防署はおしゃれです。

他にも浮世絵や映像での展示もあって、ローカル的なものとの混ざり具合が面白かったです。

句会には、青森市から冬鼓さんとこあきさんが参加してくださって
大いに盛り上がりました。
以下に作品です。


入り口は海出口は白い万華鏡         潤子
アートするか部分月食するか         守田啓子
藍の壷鳥になろうとして ぞわわ       熊谷冬鼓
ピンクの象から不本意なプレゼント      渡邊こあき
下手な絵は塵埃集積場に置け         細川静
鉱山の奥から黒塗りの文書          滋野さち
花柄の毛布 息苦しかった白         笹田かなえ

冬鼓さん、こあきさんありがとうございました。
来年もまた何か楽しいことを企画しますから、
是非、いらしてください。

 

では、ネコに行きます。

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ありす。
無免許運転ですね。
時々、おじちゃん(ぱんだ)やおばちゃん(さばみ)に取り締まられています。

甘え方とか、なんかじろに似てきたんだよね。ありすはじろの継子なのか?

 

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ぱんだ。
この寒さでぱんだの持病のネコ風邪が発症しました。
この間、動物病院にワクチン打ちに行ったら、
ぐらついている歯を一本抜かれてしまいました。
目薬と注射と爪切りと抜歯という受難の日でした。
でも、帰宅してすぐにご飯をモリモリ食べたんです。
やっぱり最強ぱんだです。

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さばみとぱんだ。
最近、時々見られるツーショット。
でもこの微妙な距離感が笑えます。
さばみ、ネコ風邪でくしゃみ連発。
(ぱんだからもらったかも)
薬入りチュールをなかなか食べてくれません。
すごく手強いです。

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な~こ。
な~こもワクチン打ちました。(血液検査もして、まあ大丈夫)
じろがいなくなってから、甘えん坊度が増しました。
もしかしたら、いままでじろに遠慮して我慢していたのかな。
寒いせいかあまり遊ばなくなったけれど、
相変わらずジャンプして、家の中のパトロールは欠かしません。

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じろとぱんだ。
2015年12月11日撮影。
じろ、多分初めてで最後の風除室の高い所へのジャンプ。
隣のぱんだの晴れ晴れと得意そうな顔に比べて、
なんかちょっとビビっている感があります。
じろのいない初めてのお正月が来ます。
もういないけれどいるような、いるけれどいないような
そんなじろの存在感ってすごいなって思っています。

これからも回想場面の掲載をお許しください。

 

 

私は相変わらず鬼滅の刃にどっぷりで、
日曜日の夜をとても楽しみにしています。
そしてもうひとつ、
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバデイ」にはまっています。
定年退職した年に「花子とアン」、「マッサン」までは観たけれど、
段々朝寝坊になってここ何年も観ないで来ましたが、
今回は、目覚ましをかけて起きて観ています(笑)

戦前の昭和が好きで軽い気持ちで見始めたのが、

今ではどっぷり沼です。

 

 

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では、今日の美味しいものにいきます。
高校時代の友達と久しぶりのランチ。

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場所は「丹念」でした。
美味しくて、なによりゆっくり楽しい時間を過ごすことができました。

今年も一年、皆さまには大変お世話になりました。
来年も、カモミール句会をどうぞよろしくお願いいたします。

では、よいお年を!