濡。

なんだかんだと言いながら、このブログも昨日が七日目でした。
読んでくださっている方々、どうもありがとうございます。

むさしさんの帽子はカウボーイ・ハットではなくソフト帽、
あるいは中折れ帽だそうです。(失礼いたしました)
そう言えば、誰かが「ボルサリーノですよね」って言ってました。
おしゃれですよね。


夕立ちやひとのかたちに濡れてしまう   昭雄 句集「少年地図」より


リンクを貼ってくださいました昭雄さんも、川柳のお友達です。
昭雄さんは、交通事故の後遺症で車椅子の生活をなさっています。
川柳と詩とエッセイを書き、句集の他にも「ゼロの握手」と言う
エッセイの本を出版されました。
「車椅子の生活」と私は書きましたが、その一言では言い現わせない
昭雄さんの今までが「ゼロの握手」に書かれています。
「ゼロの握手」一気に読んで、現在のお暮しの平らかであることを
心から嬉しく思いました。


さて、玉さんから「古い句ばかりでなく、新しい句も載せてくれ」と
注文がありましたので、先月の句会から一句。


かき氷浴衣のあやめ濡らそうか   玉

くらやみにほどよく濡れて来る電車   かなえ