山の神様

今日の天気は、よくわかりません。
晴れていたとも、曇っていたとも言えない空でした。
黒い雲と白い雲とその間からの日差しが、なんとも
バツが悪そうで、空も困っているのではないかしら。
午後から、お習字に出かけようとしたら、小雨がぱらつきました。
このごろの早朝は、霜が真白に降りています。
枯草も落ち葉も、白く息を潜めるかのように
しんとして、霜の衣を着ています。
確かにいつもの年より、ずっと暖かで異常気象と言えそうな
雰囲気ですが、何する術も持ちません。
ただ、何事もないようにと祈るばかりです。
そう言えば、今日は山の神様の年取りです。
習字の教室で、何気なくそのことを話したら、
習いに来ている子供の付き添いのお母さんの一人が
そのことを知っていて、
「じゃあ、今日は実家でお餅、搗いたかなあ。」なんて言ってました。
その人の実家では、神様の年取りごとに
お餅を搗くんだそうです。
いいですね。お餅搗き。
はい、私もちゃんとお汁粉作りました。
でも、家では私しか食べません。
明日と明後日ぐらいまで、食べられそうです。
嫌いじゃないから嬉しいことです。


川柳のお仕事はゆっくり進んでいます。
そして、またまた玉さんに助けられました。
私の詰めの甘さを容赦なく言い当ててくれました。
本当にありがたいです。
もう少しです。
頑張りますよ!


王様の椅子から豆の木が伸びる   玉

豆のつるここにもバネの心意気   かなえ