忌明け



今日は、朝からカッと日差しが照りつけて、
梅雨明け間近を思わせる空の色でした。


この街の七夕祭りが、昨日から始まっています。
昨日の仕事の帰りに、ちょっとだけふらりと
一回りしてきました。
   ↓

歩行者天国の街並みは、親子連れ、夫婦連れ、恋人同士、
友達同士で賑わって、私のようなひとり歩きは余りいなかったなぁ。
仙台や、大きな都市の七夕祭りに比べるとささやかなものでは
ありますが、街の活性化に一役買っていることは確かです。


そして今日は、六月一日に亡くなられた、恩あるひとの
四十九日の忌明け法要がありました。
本当は、七月十九日がその日なんですが、少しだけ前倒しして今日になり、
私もお声を掛けていただき、その席に連なって来ました。

和尚さんのお勤めのあと、場所を替えて市内某所にて、会食。
故人の思い話でひとときを過ごしました。
画像は、その市内某所の会食の部屋に飾られていたお花です。
そのお店は、故人が生前、贔屓にしていたお店で、
今日の会食に相応しい場所だと思いました。
大きな白い紫陽花がひときわ目立って、会食の間中、
まるで、何かを語りかけそうでした。
紫陽花は、故人の好んでいた花だそうです。
私が何気なくその花を話題にしたときに、奥様が
教えてくださいました。
野球が好きで、イチローが大好きで、コンクリートが好きで、
ゴルフも好きで、カラオケの歌も上手でした。
もう四十九日と、今日集まった人たちは、一様に口にしていました。
そう言えば、今日は石原裕次郎の命日のあじさい忌なんだそうです。
石原裕次郎も紫陽花が好きだったとか。



「おかじょうき」の「0番線」の「森」の入選句が発表になりました。
    ↓

http://www.okajoki.com/bbs/index.php


共選の面白さですね。

発表誌が楽しみです。



なみだ粒ほどの小石に足とられ   玉

紫陽花の下の乾かぬ水たまり   かなえ