八戸三社大祭



今日は、いくぶん涼しくて過ごしやすい
一日でした。じゅうじゅう熱かった体が、
一息ついたって感じです。
さて、この街のお祭りも、明日の後夜祭を
残すだけになりました。7/31の前夜祭に始まって
8/1のお通り、8/2の中日、今日、8/3のお還り、
そして8/4の後夜祭です。
八戸三社大祭というのは、市内の神明宮、
龗(おがみ)神社、長者山新羅神社の三社合同の
お祭りです。約290年の歴史と伝統があります。
各町内の山車は、神話や、童話、伝説、歴史を題材にして、
なにがなんだか分からないくらいに豪華兼欄です。
拙い画像ですが、そのほんの一部をご覧ください。

最初は御神輿。どこの神社かはちょっと不明。すみません。

こちらは、神楽の歯打ちと呼ばれるものです。
獅子頭がホラ貝の合図でいっせいにガシガシと歯を
打ちならします。迫力あります。

これは、虎舞いの虎が子供の頭を噛んでいるところ。
子供の健やかな成長を祈ります。小さい子は、泣き叫んで
嫌がりますけど。

山車は、今年27台参加したそうです。この山車の大太鼓は、
女子です。片肌脱ぎになって男子にも負けません。
山車のタイトルは、「女・七福神と十二支観音」。

山車の後ろも凝っています。「見返し」と呼ばれています。

さて、こちらは、「華屋台」。昔、この街にも遊郭がありまして、
そこの芸者さん達が、こうして参加したとか。今は日本舞踊の、
お師匠さん達が「八戸小唄」を踊ります。

お祭り広場の様子です。
山車のタイトルは「六昆王 山田長政」。
象とか、大きなお釈迦様とかがユニークです。

屋台も並んでいます。それにしてもお祭りの屋台って、
どうして、焼きそばと焼き鳥と唐揚げが多いんでしょう。
それに、ここの広場の中には、香具師さんがいません。
それも、なんだか物足りない感じです。
あの、イカガワシイ色合いの屋台もまた、お祭りの色なのにね。

とまあ、ささやかな画像でしたが、お楽しみいただけたでしょうですか。
この街のお祭りの主役は、やっぱり子供達です。
子供たちの「やれ、やれ、やれやれやれやれー」の掛け声に、
思わずこちらも声をあげてしまいます。
お祭りの思い出をたくさん作って、いい夏休みにしてね。


火の祭り天の岩戸が動き出す   玉

この夏も夏いつくしむ祭り笛    かなえ