ともだちと東京と


今日は、秋晴れというほどではなかったけれど、
風のない、穏やかな一日でした。
紅葉の名所の八甲田は今が見ごろらしいですが、
里の方も、そろそろ色づき始めています。
今年の紅葉は、どんな顔をみせてくれるの
でしょうか。


無事、東京に行ってきました。
予定していたこともほとんどクリア。
友達もみんな元気で楽しいひとときを
過ごすことができました。
朝、8時に八戸発の新幹線に乗って東京駅に着くと、
新幹線のホームに忍ちゃんが待っていてくれました。
待ち合わせが町田なので連れていってくれるということで。
忍ちゃんは、横浜在住。なのにわざわざお出迎えです。
その上、私が東京にいる間中、ずっと付き添ってくれました。
もう、感謝、感謝です。
ということで、小田急ロマンスカーで町田まで。
町田の駅の改札口で、ヤマガ、森ちゃん、赤チャンが
待っててくれました。
東京は、あいにくの雨。それでも、みんな元気、元気。
話すことは山盛りだけど、まずは、ランチ。
駅前の美味しい中華料理屋さんで腹ごしらえ。
そして、行ってきました。旧白洲邸「武相荘」へ。
雨なんか平気、平気。

茅葺の屋根に降りしきる雨が、吸い込まれるように
静かに、ひっきりなしで、それもまた風情がありました。
中には、お茶を飲むところがあって、それぞれ、
お抹茶とかコーヒーをいただいてきました。

こちらの画像は、「武相荘」のお土産。
下に敷いているのは、布のトートバッグ。
小皿のうえの物は、コーヒーのお砂糖。
杉のお箸、小さいお花をちょこっと飾るもの。
そして、「武相荘」の柿の葉です。
武相荘」のあとは、また駅前に戻って、
今度は、改めて再会の祝杯。
話は尽きませんでした。
介護のこと、病気のこと、子供の進路のこと、
円高のことも。アメリカのひとと結婚しているひとが
いて、もう、大変なんだそうです。
思い出話も沢山。私のこともみんなよく覚えていて、
赤面の話が次々でした。
みんな、迷惑かけたね(笑)。
ということで、気がつけば8時近い時間。
そこで、再会を約束してその日は解散となりました。
翌日は、大好きな浅草です。
忍ちゃんが付き合ってくれました。
わざわざ、宿泊先の田原町のホテルまで迎えに来てくれて。
涙、涙の感謝です。

これも予定の「東京スカイツリー」。
雨でしたが、しっかり見てきました。

そして「仲見世」、「浅草寺」。
ああ、江戸が溢れんばかりです。
浅草寺」では、お葬式か法事でもあったのでしょうか。
朗々とお経が始まっていました。
その、お経のせいか、雨がだんだん止んできて、
次の目的地、「江戸東京博物館」へ。


「江戸が愛した風景」と題しての展示会。
浮世絵や絵画のコレクションをじっくり見て
きました。
広重、国貞、北斎歌麿もあって、感激。

こちらのすっきりした後ろ姿は忍ちゃん。

そして、浅草と「江戸東京博物館」のお土産。
「言問団子」と、「揚げまんじゅう」と「切り山椒」。

お昼は東京駅で。
ヤマガが町田から出てきてくれて、「銀の鈴」で合流。
夕方の帰りの電車まで、「丸善」に行ったり
お茶したりしました。
慌ただしかった一泊二日の旅でしたが、
一番の目的の「ともだち」と会えたし、
念願の「武相荘」に行けたし浅草界隈も
歩けたし、有意義な時間を過ごすことが
できました。それにしても忍ちゃん、本当に
ありがとう。忍ちゃんがいなかったら、多分
こんな風にできなかったよ。
また行くから、また、遊んでね。


そうそう、トミさんに連絡取れたから。
相変わらず、仕事に頑張っているみたいよ。



リヤカーが生きて笑っている写真   玉

武相荘」床のタイルの秋を踏む   かなえ