川柳の仲間「旬」

今日も、寒ーい一日でした。
でも、暖房の試運転のおかげで、なんとか無事に
過ごすことができました。
職場のひとに「寒いねぇ、私、湯たんぽ入れてるよ」と
言ったら「ウチは、夕べ電気毛布出しました」だそうです。
10月にこんなに急に寒くなるなんて、本格的な冬は
どうしましょ。カレンダーをあてにしないで、体の
感じるままに防寒して、過ごそうと思っています。
カレンダーと言えば、このごろの天候、旧暦に
一致するとき、しばしばあるように感じています。
太陽暦よりも陰暦の方が、意外と理に適っていそうです。
二十節気の立冬は、11月7日になっています。
もう、そこまで来ていますね。


さて、長野の樹萄らきさんから、「川柳の仲間 旬」№171を
送っていただきました。
会員さんの作品から、また、好きな句を書かせてください。


夏野菜ちゃんと泳ぎは覚えたか   小池孝一

ずっと渋柿でいてやる あいつの目   宮本夢実

覚えてろ記憶を捨てぬパソコンめ    原 利一

さあみんなおひらき笹舟が着いた   樹萄らき

真夏の塔建築中で修理中   大川博

ひまわりの種をさがしに夏へ行く   原 千春

安全ピンはずしたくなる猛暑くる   池上とき子

構造上鳥は泣きつつ飛ぶのです   川合大祐

真剣にやれよ太陽は真上   吉平一岳

夏季講座終わる空蝉地に帰る   丸山健三



昨日の「おかじょうき」のみなさんの句でも思いましたが、
川柳の言葉は辞典の中にあるんじゃなく、
身の回りの見過ごしてしまいそうな所に潜んでいるんですね。
らきさん、ありがとうございました。
急に寒くなって、体調を崩されていらっしゃいませんか?
くれぐれもお気をつけください。


今日の画像、またも通りすがりの一枚です。
風に飛ばされて池に落ちた葉が、なんとも秋です。


そして、こちらが今日の「プチグル」、
「あんどう鯛焼き店」の鯛焼きです(100円)。しっぽまでしっかり
あんこの入った、鯛焼きの見本のような鯛焼きです。
皮の厚みもほどよく、この季節、あつあつを頬張るときの幸せ感は、
ほかのおやつにないものがあります。
向かって右がその「あんどう鯛焼き店」のお店。(朝の開店前)
私が通勤に使う、バスの停留所の近くにある小さなお店です。
でも、昭和41年から営業している、この街きっての老舗。
ほかに、おでんも売っていて、営業中に通りかかると
おでんと鯛焼きの匂いがたまりません。


こちらは、「コルテ」の手作りチョコレート(100円)。
「コルテ」は、イタリアンのお店です。
私は、秘かにこの街で一番美味しい、イタリアンのお店だと
思っています。まだ若いオーナーシェフは、十和田市
出身。きれいでスタイルのいい奥様は、関東方面から
やってきたひと。開店して間もなくの頃、偶然このお店を
知って、以来、娘と行ったり知り合いに紹介したりして、
贔屓のお店のひとつです。
「コルテ」はイタリア語で「中庭」の意味だそうです。
向かって右がその中庭の様子。
これは、八月の末に撮ったものなので、今頃はまた、
ちょっと雰囲気が違っているかもしれません。
チョコレートは少ーしビターで、コーヒー、紅茶に
よく合いそうです。

こちらの画像は、行くと必ず食べる「マルゲリータ」。
他にもいろんなピザがあるんだけど、どうしても
これになってしまいます。


切り株にアルバムだけが添えてある   玉

わたしは芽年輪なんて知りません   かなえ