「川柳展望」№143


今日は、ちょっと風が冷たいきれいな青空の
一日でした。
雲が次々とかたちを変えて空を楽しげに行き交って
いました。
仕事の合間に、ちょこちょこ外歩きなんかして、
風の冷たさに慣れているところです。
午前中の日陰は、まだどことなく湿っていて、
サンダルの足元がひんやり。
晩秋が近付きつつあります。

今日の画像は、日暮れ前に見上げた空の雲です。
あまり見たことがないかたちだったので、思わずデジカメを
構えてしまいました。

私にはお魚に見えたのですが、娘は、「鳥の羽みたい」と。
ホント、ひとそれぞれですね。


こちらは、通りすがりの紅葉です。
本格的な紅葉にはまだ早いのですが、
窓に映った紅葉のきれいさに立ち止まりました。
上の方がガラスの紅葉、下が本物(?)。
青空に紅葉は、やはり映えますね。
本格的な紅葉になりましたら、また載せたいと思います。


さて、「川柳展望」№143「第14回川柳展望全国大会」の様子の
掲載号です。
暑い暑い大阪の時間がありありと思い浮かびました。
大会の入選句のうち、それぞれの秀句二句ずつを
書かせてください。


席題
「声」   仁賀俊雄選

秀・ふるさとへときどき声を置きにゆく   森中惠美子

秀・いい声で答えるように努力する   阿部淑子


「波」   石橋芳山選

秀・強引な波が蒲団を剥いでいく   木天麦青

秀・波の音聞こえて来るか回るすし   森中惠美子


「負け」   小寺竜之介選

秀・子を産めぬ男に負けるはずがない   松谷大気

秀・満月のおおらかさには負けている   宝生まり


「息」   足立千恵子選 

秀・消息を保険庁から聞いてくる   野島 全

秀・欲のない人の寝息を聞いている   小西カツエ


「別れ」   稲村遊子選

秀・美しい傘買いました別れの日   前田孝亮

秀・僕に柩にやれやれという参列者   日野 愿


「刑」   笹田かなえ選

秀・あっ死刑と思うことあり改札機   上山堅坊

秀・神の手に普天間の刑拉致の刑   森中惠美子


「狭い」   津田 暹選

秀・おトイレに座るわたしの小宇宙   森中惠美子

秀・中庭が狭い 身投げは又にする   鈴木公弘


「坂」   新家完司選

秀・朝下りた坂を夕方には登る   寺川弘一

秀・大抵はしんどいだけの坂である   片山 忠


「自由吟」   天根夢草選

秀・通訳は世界を変えること出来る   藤井宏造

秀・真夏日の葬儀暑いと申すまじ   新家完司

さて、今日の「プチグル」、「cafe lobo(カフェ ロボ)」の
スコーン(200円)。このお店は娘の贔屓のお店のひとつでも
あります。友達と行ったり、ランチを食べに行ったりしている
ようです。若い女性がカウンターに入っていて、メニューも
若い人が好きそうなものが多いなって感じでした。
こちらのスコーン、全粒粉を使用していて、食感はソフトビスケット
みたいな感じ。香ばしくてレーズンの風味が効いていて、
これ一個でもけっこうボリュームがありました。


こちらは、「ル・スゥブラン」の「焼き菓子詰め合わせ」(200円)。
ラスク、クッキー、マンデルーの三種類が入っています。
やはり甘さ控えめになっています。
多分これ、今回の企画のための特別メニュー。
このお店、この街でも三本指に入るくらいに美味しい洋菓子店です。
これを売っているのは「さくら野」さんの地下の出店のほうですが、
店舗ではいつでもお客さんがいっぱいです。
市内だけでなく、近郊の街や他県からも買いに来るひとがいるらしいです。
だから、この企画に参加しているのは、嬉しい驚きでした。

さて「プチグル」めぐりも残すところ、あとふた品になりました。
頑張ります!



「好きよ」「好きよ」でシェイクスピアが死ぬ   玉


とちらずに言える「なまむぎなまたまご」   かなえ