ありがとうございました


無事、終了!!
おかげさまで大大盛況の大会となりました。
前夜祭には372名、そして大会当日は、658名もの方にご出席いただきました。
ほんとうにありがとうございました。
怪我も病気もなく、お天気にも恵まれて最高の盛り上がりでした。
最初の画像は、大会の会場の入り口です。


まず、8日から私の担当ぶん(笑)のお仕事を書いていきます。
8日はかねてよりの約束だった、静岡の棋人さん勝又恭子さん、
水品団石さん、そして松江の芳山さん、大阪のますみさんを
青森の観光名所を案内するべく、皆さんと青森駅で待ち合わせ。
私を含め総勢六名で、そこからタクシーで県立美術館へと向かいました。
ひとわたり観賞したあとは、美術館内の喫茶室で一服。
お茶やら甘いものやらビールやらで、まずは再会の乾杯。
何を話したかはあまり覚えていないくらい楽しい語らいのひとときでした。
そのあとは、徒歩で三内丸山遺跡まで。
その時、うっかりものの私は出口を間違えてしまい、丸山遺跡への道が
延々と遠いものになってしまいました。
長い距離を歩かせてしまって本当にごめんなさい。


ということで、三内丸山遺跡に到着したときはあまり見学の時間がなく、
ボランティアのガイドさんつきで30分のコースで回ることにしました。
でも、かえってこれがよかったみたい。
美術館ではなんかパッとしなかった約一名が、まるで古里の道を歩くかのように、
イキイキして、ガイドさんに質問しまくりでした。
日傘を差しているのはますみさん。
後ろ姿の男性は棋人さん。ちなみに棋人さんの持っている赤い袋は、
私の荷物です。棋人さんはすごくやさしいひとです。
次の日の大会が終わったあとに、静岡の人達と打ち上げをするお店に
向かう時にも私の荷物を持ってくれました。
大感激でした。棋人さん、本当にありがとうございました。
遺跡見学のあとは、前夜祭です。
私は、出席者を各県ごとに分かれているテーブルに案内する仕事が
ありました。
会場は、びっしりの人でした。
それでも、会いたかった人に会って挨拶できました。
たとえば、埼玉の佐藤美文さん。お顔が分らなかったので、
新家完司さんにお願いして紹介してもらいました。
思いがけない方から、「ここのブログを見てますよ」の
うれしい言葉もちょうだいいたしました。

さて、前夜祭のアトラクションですが、なんとねぶた囃子に乗って、
ハネトの登場です。
笛は菊池京さん。
始まる前に、霜石さんとのツーショットをゲット(笑)

この盛り上がり様をご覧ください!
真ん中の緑のTシャツの男性は、芳山さんです。


森中惠美子さんがいらっしゃると、やっぱり会場は華やぎます。
彼女がいるとなぜかそれだけで、その大会は成功したと思うのは、
私だけででしょうか。
惠美子さんは大会の華です。

さて、このハネトのみなさんですが、足元にご注目ください。
ぞうりではなく靴の皆様方は、なんと大野風柳さん、天根夢草先生、
そして雫石隆子さんです。
まさにじぇじぇじぇっ!
こんな風に大騒ぎした前夜祭のあとは、おかじょうき川柳社の
懇親会へ。

ますみさんと芳山さんを同伴しての参加です。
芳山さんのお顔の嬉しそうなこと!
お隣は青森川柳界きっての美人、きさらぎ彼句吾さん。
この席で、てじま晩秋さんと初めてお会いしました。
なんと晩秋さんはこのブログをご覧になっていらっしゃるとか。
そしてななちゃんのファンなんだそうです。
晩秋さんの飼ってらした猫ちゃんにそっくりなんだって!
とまあ、ここもワイワイと過ごして、ホテルに帰ったのは、
多分12時近くだったと思います。


さあ、いよいよ大会当日です。
私は受付担当!
参加者は658名!

アトラクションは山上進さんの三味線と尺八、笛に会場は、
感動に包まれました。

この写真はジュニア川柳の披講の際の岩崎眞理子さん。
眞理子さんは、大会事務局としてご主人の雪洲さんと
今日までそれは大変な日々だったと思われます。
文台は、まみどりさんと沢田百合子さん。
まみどりさんの綺麗な透き通る声は、大評判でした。


いよいよ優秀作品の発表です。
青森県勢の活躍のすごかったこと。
むさしさん、目立ってましたよ。
以下、作品を門脇かずおさんのところからコピペして載せます。
かずおさん、勝手にごめんなさい。
(私はやっぱり一度も呼名できませんでした)

<高校生・一般部門・入賞句>

文部科学大臣
人間の森に絆という根っこ      広 島 田辺与志魚

参議院議長賞
縄文の遺跡に眠る津軽の血     青 森 柳田 健二

川 柳 大 賞
仮の世の愛憎劇が終わらない    北海道 浪越 靖政

大  会  賞
世に媚びてリンゴは甘くなるばかり 宮 城 山田 純一
海峡を越えて出直す箸二膳      愛 知 河合 正秋
北国へ神は豪華な春贈る       兵 庫 福田 好文
つぶやきを吐く少年の海峡よ     青 森 千島 鉄男
向きを変え北風になるははの鞭   茨 城 岡 さくら
ケータイが鳴る幻想の原っぱで   岩 手 柳清水広作
海峡に突き出た岩が僕である    青 森 む さ し
百色の絵の具と暮らす北の四季   秋 田 斉藤 豊康
草原の風は土偶の歌である     青 森 む さ し
渇くのが怖くて海の底にいる    青 森 須藤しんのすけ
どんぐりの森が広がる子の履歴   青 森 千島 鉄男

<ジュニア部門・入賞句>

青森県知事賞
植じゅしたなえ木元気な森になれ     山 口 椿東小5 宮田 明香

青森市長賞
りんごにもぼくにもかたい芯がある    青 森 佐井中2 松谷 拓人

青森県教育長賞
親じの背高すぎるけどきっとこす     北海道 銭函中2 北  海斗

全日本川柳協会
なりたいな歯ごたえのある人間に     広 島 佐方小6 大井 優希
森の中迷えばいつも友がいる       青 森 蓬田中1 川崎 留依
一本の木になりたくて入る森        千 葉 幕張中3 岡崎しおり

教育新聞社賞
さおしなる魚とオレのつな引きだ      広 島 佐方小6 大田 竜平
りんごがねおちるとこんらんするんだよ 青 森 瀬石小2 佐藤慶
また君を見てる目の先アイツだな     青 森 佐井中3 中村樹美

来年は富山大会だそうです。
いけるかなぁ。

大会が終わってから、今度は静岡の皆さんのセッティングした
打ち上げへ参加しました。
ただの参加ではありません。
そこは川柳の仲間たちの打ち上げ。
「豆」という題で霜石さん選の句会もありました。
そこでは赤松ますみさんが大活躍。
楽しかったぁ。
霜石さん、哲也さん、本当にお疲れ様でした。

この席では今度江畑哲男さんとお知り合いになりました。
想像してたのと違ってとっても気さくな方でした。
私は、会の途中でしたがここで皆さんと別れて帰宅。
長くて熱かった青森の二日がこうしてすぎたのでした。

さあ、ななちゃんが待っています。


こちらは娘の写してくれた留守番ななちゃん。
あらー、ちょっとご機嫌ななめかな。


こっちは月曜日の朝のななちゃん。
頭を私の服の袖口にこすりつけて甘えてきます。
うーん、胸がキュンです。


そのななちゃん、なんと子雀を捕獲?いえ、保護してきました。
この月曜日の朝、出勤しようとした玄関先に置いているのです。
幸い怪我はないようなので、家人と娘が時間の許す限り面倒を見て、
あとは雀の運命を任せることにしました。
とりあえず名前は「ちぃ」。
おかげさまで元気です。
一日ごとに鳴き声も飛ぶ力もついています。
さて、これからどうなるのでしょう。
すっかりちぃのお母さんになった娘は、家でずっと面倒見ると言っていますが。

青森大会の余韻が冷めぬまま、我が家の椿事に毎日がまたまた大忙しです。


今日の美味しいもの。
大会当日のお弁当。青森の食材をふんだんに使った郷土色たっぷりの
お弁当でした。


今日の句。
私の句は当日出句「まぼろし」の没句ですが。



まん中に朝をつめ込むにぎり飯   玉

若冲の庭先にいるうちの猫   かなえ