弘前へ 番外篇


今日も、風が冷たかったけど晴れました。
外に干した洗濯物も乾いて、家にいるのが
もったいないような冬の一日でした。
娘が、友達の結婚式に出席のため、
二泊三日で横浜へ出かけています。
4羽のインコの世話、結構気をつかいます。
それでも、のんびりと何するでなく
過ごしています。


さて、弘前の余韻がまだあるうちに、
「番外篇」をお届けします。
土曜日に弘前に着いて、ホテルに荷物を置いて、
少しだけ弘前の街中を歩いてみました。
最初の画像は、街中の通りの脇にある場所。
何でしょうね?公園?
通りすがりの人にでも聞いてくればよかった。


こちらは、呉服屋さんの店頭のディスプレイ。
老舗の風格がありました。
鯉の絵がなんとも言えない雰囲気。
中に入ったら、専務さんとかでなく、番頭さんと
呼ばれる人がいそうな感じです。


そして、一番楽しみにしていた「紀伊国屋」さん。
私の住んでいる街の街中には、本売り場はあっても
本屋さんがありません。
郊外にいけばありますが、なかなかその機会もありません。
だから、「紀伊国屋」に行くのがとても楽しみでした。
わくわくとドアを押して店内に入ると、ワァッという感じで
本の匂いが、インクとか紙とかの匂いが立ちこめていて
恥ずかしながら、深呼吸をしてしまいました。
広ーい店内のどこもかしこも本、本、本。
至福の時でした(笑)



で、買ってきました。
松井今朝子の「吉原十二月」。1月15日に発売になったばかりで、
アマゾンに注文しようかなって思っていたところでした。
(この本、前夜祭が終わってホテルに帰ってから、その夜のうちに
半分近く読んでしまいました)


こちらの画像は、三味線ライヴのお店「山唄」に行く途中の
イルミネーション。あかりも綺麗だけれど、歩くところが
綺麗に除雪されていて感動しました。
こういう風な雪景色、なんだかほこっとしませんか。


「山唄」の店内にあった津軽凧。
天井がとても高くて安心感を覚えました。
山唄のメニューに津軽弁が書かれてあったので、
一緒に行った人達と、それでもまたひとしきり
会話が弾みました。
メモしてきたので紹介しますね。


いぱだだ → へんてこ

あどはだり → もう一度

からきずもの → わがまま

じゃまけしもの → 余計なもの

うすちゃかし → そそっかしい


同じ青森県でも私は南部の人間なので、ちんぷんかんぷん。
そこがまたいいのかも(笑)


こちらは、秋田漣さんのお店の中の様子。
ピアノがあって、ゆったりしたスペースで、
とても寛げました。
ちなみに、このお店のボトルはホワイトホースです。


最後のこちら、りんごジュースを温かくした飲み物。
ホットアップルジュースとか、ホット・アップルサイダーとか言います。
漣さんのお店でも、ホテルの朝食にも、大会の飲み物としても
出てきました。
りんごジュースを電子レンジでチンすると、酸味も甘みも
いっそう濃くなるようです。
温度は好みですが、私は600度で40秒が好きです。


津軽弁に「もつけ」という言葉があります。
「頑固者」とか「強情っぱり」という意味らしいです。
そんな言葉が生きている弘前は、底力のある街だなぁと
つくづく感じた、今回の「弘前へ」でした。



今日の句、またまた「あさひな」の五分吟からです(笑)。

玉さんのは「恋」の題で、私のは「終わりは始め」の題で。



飛行機の羽ばたくところ見せてやる   玉

メビウスの輪をゆっくりと通りゃんせ   かなえ