9月と10月 ご報告


9月も10月もすっ飛ばしてしまいました。
お芝居が10月14日、15日にありまして、今回私はキャストでは
ありませんでしたが、制作及び小道具というスタッフで頑張りました。
昭和の小道具探し、本当に大変でしたー!
まあ、お芝居のことはあとで書くということにして
すっ飛ばした9月、10月のことにいきます。
最初の画像は、東北連盟川柳大会弘前大会の前夜祭の清興の一コマ。
(最近、アトラクションのことを「清興」って書いてあるのをよく見るので真似しました)
彼女たちは青森が誇るご当地アイドル「りんご娘」です!
名前は向かって左からジョナゴールド、とき、王林、彩香です。
スカートの色がりんごなの。
可愛くて元気いっぱいのステージに、おじさん、おばさん、そうでない人も
大盛り上がりでした。
そして第6回 東北川柳文学大賞はきさらぎ彼句吾さんの「たまゆら」が
受賞なさいました。彼句吾さん、本当におめでとうございます。
更なるご活躍をお祈りいたします。

大会当日、私も選者を仰せつかりまして、大先輩の方々の前で緊張いたしました。
画像は大会の清興で津軽笛の演奏。力強くて透明感のある音色が素敵でした。
ちょっとだけ希望を言えばマイクを通さないで聞きたかったな。
奏者はさとうぶん太さん。世界的にも有名な方だそうです。
私はこの日まで津軽笛を知りませんでした。
津軽三味線津軽笛に津軽富士。津軽って奥が深いですね。
大会の結果は発表誌が出ましたらお知らせいたします。
この大会のあとで、仙台の丸山あずささんから、とても温かいコメントを
いただきました。あずささんの言葉、すごく励みになりました。
あずささん、あらためてありがとうございました。
11月に仙台で会えるかな。

9月17日、高校の同期会に出席しました。
なかなか思い出せない人もいればすぐにわかる人もいました。
でも高校時代の友達はみんなが友達って感じで、すぐにその時代にもどるんですよね。
お芝居の券もたくさんの人に買っていただきました。
皆様、ありがとうございました。
同期会翌日は、演劇部仲間三人と恩師の小寺先生宅へお邪魔してきました。
そして、先生の奥様の手料理を御馳走になりながら、
昔の思い出話に花を咲かせたのでした。
奥様もすごく喜んでくださってとても楽しかったです。
奥様、お元気でいてください。
来年もまたお伺いいたします。
アカちゃん、運転ありがとうございました。


9月23日、「薪能」に行ってきました。
狂言野村万作野村萬斎がやっぱり光っていました。
画像は暗くなる前の舞台の様子。
火入れ式はとても厳かでした。
たったこれだけの舞台装置なのに、演目が始まるとそこは家の中だったり川だったりに
なったりするんです。背景の欅の大樹が何もかも包み込むようにそびえていて、
夢幻、幽玄の世界に引き込まれました。



9月30日、「第25回カモミール句会」。
と、ここまで書いて、8月のカモミール句会の様子を報告してなかったことに
気が付きました。
8月24日、「第24回カモミール句会」がありました。
写真は8月の様子からで席題での「青いタオル」。
8月は短歌を書いていらっしゃる、
小瀬川喜井さんにもちょこっと参加していただいて、
選に加わっていただきました。
喜井さん、ありがとうございました。
では、みんなの作品の一部を紹介いたします。

「恋人つなぎ」を咬まずに述べなさい   三浦潤子

忘れかけた八月使い古しのバスタオル   守田啓子

丁寧にタオル洗えば象の寿命   細川 静

八月の音は正しく響いたか   滋野さち

夏の終わりの始まりの音 か゜き゜く゜け゜こ゜  笹田かなえ


喜井さんの句評のなかにあった「王道」と言うのが印象的でした。

9月30日の「第25回カモミール句会」の作品を書きます。
席題は「ピーラー」。

みんなの作品です。

剥いても剥いても秋のブルー  三浦潤子

リセットする前にしっかり皮をむく  守田啓子

紅葉始まる皮剥きストンとうろたえる  細川 静

ポロポロと文字転げる秋の手紙  滋野さち

じゃんけんにピーラー出して叱られる   笹田かなえ

カモミールも2年経ったのですね。
会員は増えそうにもないけれど、まっ、いいか(笑)

まだまだ9月は色々あったけど、ここまでにして10月にいきます。


10月に入ったらもうお芝居一筋の日々でした。
毎晩10時過ぎの帰宅が続き、さすがに疲れましたね。
でもおかげさまで舞台は大好評でした。
主役の十日市秀悦さんの卓越した演技力全開という舞台で、
観客の皆さんに感動していただけました。
今回のお芝居は、去年急逝した二人の仲間の追悼公演でした。
かつての劇団の仲間はほとんどが離れてしまって、動けるのは私を含めて
3人しかいない中での公演は物理的にも精神的にも苦しいものがありました。
それでも、たくさんの方々の尊いご協力のおかげで素晴らしい成果を
あげることができました。
あちらの世界の先生も仲間もきっと喜んでいると思っています。
参加してくださった方々、観に来てくださった方々、本当にありがとう
ございました。心から感謝申し上げます。

焼肉屋での打ち上げの様子。
みんないい笑顔でした。


では、ここで大切なお知らせ。

11月23日(木)勤労感謝の日ですがカモミール句会で
吟行を行うことにいたしました。

   ↓

時       11月23日(木・勤労感謝の日
場所      十和田市現代美術館(句会会場は受付の方にお聞きください)
開会      13:00〜 
投句締め切り  13:30
会費      500円
入場料     お得なセット券1000円(企画展+常設展)
企画展600円
常設展510円
      (個人負担)
閉会      16:30?17:00?
 ※13:00までに各人で現代美術館を見学し昼食を済ませて下さい。

ご参加をお待ちしております。
あまり寒くならないことを祈るばかりです。
ご参加いただける方は(09029987277)までご連絡ください。

長くなりましたね。
ということで、お約束のネコにいきます。


このごろ甘えることを覚えたさばみ。
撫でると、以前はゴワゴワだった毛並みがすっかり
しなやかになっています。
一番若いので動きもそれは敏捷です。
ぱんだが未だに喧嘩を吹っ掛けるのですが、
爪の鋭さがすごいので反撃がすごい。

そのぱんだ。
こうしていると殊勝ですが、私たちの目を盗んで
隙あらばさばみに攻撃するのです。
私たちの知らない時代に、さばみみたいなネコと
何かがあって恨みでも果たしているのかしら?
さばみいじめさえなければ完璧なネコなんだけどなぁ。

なーこは一番大きい体なのに一番仔猫の習性を残して
いるように思えます。
きっと福島にいるときにいっぱいいっぱい可愛がられたんでしょうね。
撫でると首をかしげるようにする仕草がとてもあどけないのです。
なーこのもとのお家の方はまだなーこのことを探しているかもしれないと思うと
胸が痛みます。そしてなーこのことを伝える術のないことに忸怩たる思いがあります。
あの震災から6年。なーこ、私たちを受け入れてくれてありがとう。
まだまだ元気いてね。

じろはますます甘えん坊になりました。
私が芝居の稽古から遅く帰ると、玄関で出迎えてくれました。
そして撫でろ攻撃です。
お芝居の稽古の間中、気のせいか毛並みが少し悪くなったようです。
なので最近はいつも以上に撫でています。
撫でるのを手抜きすると満足するまで寝っ転がっているものだから
忙しい時は困ります(笑)



今日の美味しいもの。
今年はなぜか葡萄に縁があります。
向かって左から
サニールージュ、シャインマスカット、キャンベル。
今まではキャンベルが一番好きだったのですが、とあるところで
シャインマスカットを食べてから、虜になりました。
本場物には及びもつかないのですが、地元の物が手ごろな値段で
買えるのを知って、ときどき食べています。