六月です

今日は、晴れたことは晴れたけれど、
風が冷たくて、縮こまって過ごしました。
これからの季節は、ずっとこんな風です。
ヤマセが吹いて、寒くてお日様がぼんやりして、
体によくない日が続きます。
でも、六月です。
お約束の玉さんの表紙絵です。
最近の玉さんは、表紙絵を描かないので、
ちょっと昔のものになってしまいますが、
お許しください。
この絵の線が好きです。
柔らかいけれど迷いがなく、赤とか緑の色が見えそうだと
感じるのは、私だけでしょうか。
玉さん、気が向いたら、またこんな絵、描いてくださいね。

こちらの画像は、今日の空です。
職場の人から教えられて、ちょうどお昼だったので、
カメラを抱えて外へ飛び出して写しました。
太陽の周りの虹!「日暈」というらしいです。
私は初めて見ました。

虹は、二重だったのではないでしょうか。
こんな感じで、下の方がより濃い色でした。



さて、ずっと以前から知っていて書けないでいたこと。
それは、仙台の大友逸星さんが4月にお亡くなりになったことです。
もっと早く書きたかったのですが、向き合うことができないで
いました。
生前の逸星さんにお会いしたのは3、4回ほどしかありません。
それでも、最初からそれは親しげに接してくださいました。
初心のころ、逸星さんが選者をなさった大会に行った時のことです。
披講の前に、「今日の句に、同想の句が二句ありました。
私は、ひとつの題に同じ発想の句は良しとしません。
よって、二句とも没にしました。」というようなことを
おっしゃったのです。
その時、「なんてもったいないこと」と思ったものですが、
その毅然とした姿勢がとても印象深く今もありありと
思い浮かびます。
逸星さんのことは、瀬戸の丸山進さんのブログと

↓  (4月21日の分です)
http://blog.livedoor.jp/ssm51/archives/2011-04.html

バックストロークの小池さん正博のブログでも紹介していらっしゃいます。

http://daenizumi.blogspot.com/


丸山さん、小池さん、勝手にリンク貼らせていただいてすみません。


私も「新世紀の現代川柳」で御一緒させていただいた縁で、
その中から五句だけ、逸星さんの句を紹介させてください。


公園で一緒に欠伸してほしい

明後日へ傾いてゆく醤油さし

立ち上がるまでの勿体ない時間

淋しかろう右手袋も捨てる

乾いてる石の周りに水をまく


逸星さん、沢山のやさしさを本当にありがとうございました。



さて、先週の土曜日に法事がありまして、
お寺やお墓などに行って、昼食はこんな感じのものを食べてきました。
何だか、ごちそう続きで、危ない体重になっています。
翌日の日曜日は、この街の今年最初の歩行者天国がありまして、
そちらへもちょっと出かけてきました。


あいにくの小雨霧雨で、淋しいスタートとなりました。

東北フリーブレイズというアイスホッケーのチームのメンバーが
参加してくれて、少年たちと路上ホッケー?していました。
この街はアイスホッケーも盛んで、少年たちのチームもあります。
ここから、未来の名プレーヤーが出るかもしれませんね。

こちらは、八戸ラーメンのホコテンバージョン。
災害復興価格で280円。
煮干しと鳥ガラのスープが、このラーメンの特徴です。


それにしても、政局は一体どうなっているんでしょう!
なんでこんなときに騒ぎを起こさなければいけないの!
涙がこぼれそうに悔しい思いをしながら、ニュースを見ています。
誰か黒幕でもいて後ろで糸でも引いているのではと、
勘繰ってしまいます。私は特にどこの政党を支持して
いるわけではありませんが、国民の一人として、
情けなくて悲しいとしか言いようがありません。



おとなの絵本黒いリボンが結べない   玉

おわかれのブルーシートがはずされる   かなえ