いまのなな

あんなに待ち焦がれていた桜も、あっと言う間にと散ってしまいました。
でも、はなびらの絨毯と花吹雪はとても綺麗でした。
さて、ななの事ではご心配をおかけしております。
今日は、今のななの状態を報告させていただきます。
最初の画像は今日のなな。
病院から帰ってきて、お気に入りのサイドボードの上で
くつろいでいるところです。
あごの下に見えるピンク色のものは、前足に巻かれた
粘着テープです。続けて点滴をするために、
針を入れっぱなしにしてあるのです。
そこを保護するために粘着テープを巻いてあります。

これは、ななを探しに行った娘が偶然見つけて写したものです。
小さな神社の境内がななのおなじみの場所のひとつ。
神様、ななをお守りください。
4月22日以来、外に出ては帰ってくる時間がだんだん遅くなったななでした。
早朝に出て行って昼にも戻らない日が続いたので、
病院に行く時間に帰らないと大変ということで、
4月29日から家の中に置くことにしました。
そして4月30日の診察日をむかえました。
お腹の腫瘍は、変わらない大きさでななの食欲もすっかり落ちて
しまいました。
その日は、検査だけで帰されました。
5月1日、2日と水さえも飲まなくなったので、5月3日は休日でしたが、
休日でもやっている動物病院に電話して連れていきました。
検査の結果、体温は39,9℃もあって、腫瘍の大きさも前に
診てもらったときよりも大きくなっていました。
さっそく点滴をしてくれたのですが、その時に私と娘は
そばにいさせてくれました。
そこの病院のスタッフさん達はとても親切でした。
初めての病院ということもあって、ぶるぶる震えるななを
やさしくなだめてくれて、かかりつけでもないのに
本当に親身になってくれました。
かかりつけの病院もとてもいいところでしたが、休日の
対応も考えてそこに転院することに決めて、
とりあえず食欲が出るまで、毎日点滴に通う事にしました。
連休ということもあり午前中だけの診療です。
点滴は三時間かかります。
今日のななはとってもおとなしくおりこうさんに
治療してもらいました。

点滴はキャリーの中に入ったままでしてもらいました。
ずっと一緒に傍にいられます。
ときどき「みゃー」と鳴くのですが、その声が可愛いと、
待合室の人に褒められます。


エリザベスカラーの、なな。
不機嫌になるのは当然よね。

今朝、久しぶりにトラが来ていました。
娘がトラを抱いて風除室に入れたところ、こんな感じでした。
トラ、これからもきてちょうだいね。


外に出たくて必死のななの目。
トラのまなざしのなんと優しいこと…。

細く開けたガラス戸のすき間から、風を感じています。
なな、元気になろうね。

すみません。今日はななの近況の報告だけにさせてください。
ななは今、玄関先のコタツの中で寝ています。
本当は部屋の中で寝て欲しいのですが、どうしてもそこがいいらしいのです。。
なのでその近くに私もつき添って寝ます。
ななは、とてもとてもがんばっています。
体力がすっかり落ちて、歩くのさえもおぼつない状態です。
点滴でトイレの回数が十回くらいもあります。
それでもよろよろとひとりで立って歩いて行くのです。
玄関にしがみつくようにして座りこんだりもします。
今はななの生命力に賭けるだけです。

いつも、応援、本当にありがとうございます。