収穫の秋

今日は、朝のうち雨で結構寒かったです。
寒いのが苦手なので、すんごい厚着して仕事に行きました。
上半身はババシャツ二枚にニットのインナー、さらに腰までの
カーディガン。下半身はタイツにレッグウォーマー、
裏が起毛のパンツと言う格好でした。(笑)
でも、午後になって雨があがったらたいそうしのぎやすくて、
どうにか、一日を過ごすことができました。

仕事の帰りに食材を買いにデパートの地下に寄ったら、
小ぶりの早生みかんが山盛りになって売られていました。
隣には、和歌山の種なし柿もわんさとあって、これもまた
つやつやと「買って買って」光線を放っていましたので
その誘惑に負けてしまいました。
ええ、みかんと柿の両方とも。
弱いんです。果物たちの山盛りに。
野菜を置くスペースに、果物たちがあると安心します。
収穫の秋ですね。


もともと、川柳はひとりでこそこそ書いているのが
好きなので、余り句会や大会に出るほうではありません。
でも、今年はお正月からあちこちに出かけて、そこそこ
楽しんでいます。
大会などでは、誌上だけで知っていた人とお会いできるのが、
やっぱり新鮮です。会って、作品のイメージと微妙に違うのも
楽しくて、話がはずんだりします。
あちこちに川柳を通じてのともだち(女性)、
おともだち(男性)がいるのはありがたいことです。
大会と言えば、私はあまりいい成績を取ったことがありません。
何しろ、題で書くのがおしつけがましく感じられて、
どうも拒絶反応を起こすみたいなのです。
と言うより、やっぱり下手っぴいなんです。
だから、大会のたびに上位入賞するひと達は本当に
すごいと思います。ただ、私はあまりもの覚えがいい方では
ないので、上位入賞した方たちの作品を覚えられないのが
ちょっと、残念なときがあります。
(もちろん、後から作品集が送られてきますので何の問題も
ないのですが。)
大会で、自分の納得できる句で入賞するのは、本当に
嬉しいことです。
でも、たとえ入賞できなくても、いい句を聞けるのも
大会の大きな楽しみだとも思っています。
だから、この間みたいに玉さんの玉さんらしい句を聞けたのは、
とても大きな収穫でした。
あの2句だけでも、私は大会に行ってよかったと思ったくらいです。
そして大会と言うと、順位ばかりが取りざたされることが多いのですが、
いい句があったときは、その後の懇親会で、もっとその句について
話されることがあってもいいのではないかと考えています。
川柳のひとが集まっているんだから、川柳のこと、たくさん
話したいですよね。
あら、なんだか偉そうな事、言ってしまいました。(笑)

今年の大会、句会も、あとどれくらい出席できるかわかりませんが、
私の今年の川柳に、収穫はあったのかつらつら考えるこのごろです。


草競馬 あいつも泣いたことがない   玉

泣きそうもないと言われちゃ泣けません   かなえ