寒中雑感

昨日の寒さ、水道が凍るかと思いました。
しんしんとひえびえと家じゅうが冷え切って、
さすが、寒中です。
だから、昨日のお風呂は柚子湯にしました。
本当に柚子湯はあったまります。
今日の天気も寒中そのものでした。
そで口から忍び込んでくる冷たさが、
帰り路を急がせます。
急ぐとアイスバーンで足元が滑るので、
慎重にゆっくりと足を運びます。
もう、なんだってこんなに厳しいところに産まれたんだろうと、
この季節、ほんのちょっぴり、恨めしく思ったりするのです。
でも、今さえ乗り切ればなんとかなるはず。
なにごとも修行修行です(笑)



今日、新聞の川柳の仕事の校正がきました。
早っ!
明日には、返送できるでしょう。
1月30日に掲載予定です。
最後だと思うと、やっぱりさみしいものがありますね。
自分ではがんばったつもりなんだけど、書ききれなかった事や、
力量不足、勉強不足で、投句者さんにはさみしい思いを
させたかもしれないなあと言う悔いもあります。
私自身は、とても勉強になりました。
評、あるいは鑑賞を書いているうちに、自分の漠然としていた
川柳に対する考えがはっきりしたことや、文章の書き方が
以前より、注意深くなったこと。
以前の私だったら、もっと自分を押しつける書き方をしていた思うのですが、
今回は、対象が不特定多数の新聞購読者と言うこともあって、
できるだけ、分かりやすさを心がけました。
もとより語彙不足ですし、漢字も使い方がよくわからないので、
パソコンに助けられたこともしばしばです。
パソコンだって操作が覚束ない私。
それでもなんとか、本当になんとか終わらせることができそうです。
玉さんにも、ずいぶんお世話になりました。
今月から、ある川柳誌の選句と鑑賞を書かせてもらっています。
そっちもどうやら、まもなく終りそうです。
書きながら思っていました。
覚束ない私の文章でも必死になって書いたことによって、
書かれたひとは、少しでも刺激を受ければいいな、
その刺激によって、次の作品へつながればいいな、と。
ずいぶん、だいそれた考えですね。
生意気と、大先輩諸氏からお叱りを受けそうです。
ふー、取りあえず今夜はこれで寝ることにします。
あれ、なんだか、急に洋梨が食べたくなった。
なんで?


それはそれは大きな角の蟻がいる   玉

みとめたくないがわたしに角がある   かなえ