立春

それにしても、寒い日が続きます。
今日の日中は昨日よりましだったけれど、
それでも、−3℃。
昨日の寒さで、とうとう二階のエアコンが故障しました。
どうやら室外機に原因がありそうです。
以前にも何度かそういう故障、ありました。
二年前には、基盤と言うものを交換しました。
それでも外気温が−7℃を超えると、
どうも調子がよくなかったのです。
確か寒冷地仕様はずだったのに、いったいどういうことでしょう。
寒いときに稼働しないエアコン、やっぱり買い替えなのかなぁ。
うーん、痛い出費です。
家じゅうの暖房器具をつけて、台所ではせっせと煮物を作って、
寒さしのぎをしています。
タイマーが使えないので、今朝の寒さ(−9℃)は応えました。
子供のころの寒い朝を思い出しました。
今よりもはるかに寒くて、今より暖房器具だって充実していなかった
家の中でだって吐く息が白かった、あの寒い朝です。
そう思えば、我慢できそうです。
ストーブ一台とデロンギヒーターで、六畳三部屋の
暖房を賄っています。
もしそのストーブも故障したら大変だから、やっぱりなんとかしないとね。
今日は立春
寒さはまだまだ、続くでしょう。


新聞の川柳を紹介させてください。

「香」

天位  菊まつり野菊もそっと香を放つ   日野碰子

地位  惜別の夜はキンモクセイを吐く   ツキコ

人位  平成も大人の香り二十一   野々宮光昌


秀逸  鬼ぐるみひとつ拾えば陽の香り   坂本喜如

     わたくしの死臭はとてもいい匂い   細川静

     朝焼けそわそわ香りが動き出す   鈴木きく

     巫女舞って神の匂いがしてきます   田村三之助

     検診を終え深呼吸菊香る   角金博子


十一月二十九日の掲載でした。秋のまっただ中に書かれただろうと
思われる句がたくさんでした。
明日は「ひとり」です。


保険屋の朱肉は妙に生臭い   玉

折鶴が羽ばたくふっと雪匂う   かなえ