凍(しば)れました

今日も、あきれるほど寒い一日でした。
それでも午前中はまだ日差しがありました。
ところがお昼過ぎあたりからみるみる雪が降ってきて、
いっときは、吹雪のようでした。
帰りには小雪になりましたが、2,3センチは積った
でしょうか。
日中の気温は−4℃。
夕方には、−8℃。
もう、凍(しば)れるです。

バスを待っていたら、知り合いのちょっと年上のお姉さまと会って、

私「寒いねえ。」
お姉さま「まだ、二月だもんね。」
私「えんぶり来るまでの辛抱ってことかしら。」
お姉さま「そうそう、なんたってえんぶりが来ないとね。」
と言う会話にひとしきり花が咲いたのでした。
「えんぶり」と言うのは、この地方の冬のお祭りです。
毎年、二月十七日から四日間行われます。
どんなお祭りかは、その時期が来たら書きますね。
どうぞ、お楽しみに(笑)
でも、二月のこの時期は、寒い方がいいような気がします。
去年の大寒あたりには、確か雨が降ったのではなかったかしら。
そして、肌寒い夏。
今までの感覚から言えば、冬は寒く厳しい方が、
夏は夏らしい暑さになるような気がします。
とりあえず、もう少しの辛抱です。
明日、出かける予定でしたが、
出掛ける先が、もっと寒く荒れると言う天気予報ですので、
取りやめにしました。
残念です。

新聞の川柳を紹介させてください。


「ひとり」

天位  もう少し俺は昭和にしがみつく   佐藤張恵

地位  独楽が止まると周りに人が居なくなる   細川威子

人位  つり銭が戻る国道歩んでゆく   磯島雅男


秀逸  おばあさん鍵を確り握りしめ   佐々木ワカヨ

     雑踏へひとりが群れるヘッドホン   金田秋

     ボージョレも君も解禁日が 来たよ   三浦潤子

     誰ひとり言葉も出ないマグロ丼   寺田稠

     人一人見えない味方背負っている   笹ほうき


十二月三十日に掲載されました。胸を打たれる句が多くて、
落とした句に謝るような気持ちになったものでした。
明日は「音一般」です。


踏切をひょいと抜けてく一輪車   玉

思い出にならないように逢いましょう   かなえ