少しずつ少しずつ

今日は、やっと寒気が緩みました。
張り詰めていた寒さがゆらりとやわらぎ、
歩道の雪も溶けて、ずいぶん歩きやすくなりました。
この寒さで水道凍結のあったお家も、今日にはどうやら無事に
自然解凍したらしいです。
よかった。よかった。
北国は、お日様のご機嫌に一喜一憂すること、しばしばです。
これ以上寒くなることのないよう、祈るばかりです。
でも、こればっかりはね。
エアコンは、この週末に掛け替え工事を行う予定です。
最近の忙しさで部屋がごっちゃりしているので、
また、本格的なお掃除をしなければいけません。
ふーっ。
まあ、なんとかなるでしょう。
おかげさまで、元気ですから。


お正月からずっと、朝食はお雑煮です。
と言っても、お正月に作るほど本格的ではなく、
どうしても余ってしまう、牛蒡、人参、大根に
椎茸、鶏肉のだけの、まあ、具だくさんな汁みたいなものに、
レンジでチンしたお餅を入れるだけのものです。
実家からもお餅が届いたり、鏡開きのお餅もありで、
ともかく消化しないことには、もったいないですから。
それに加えて、小正月に食べた小豆粥にもはまってしまい、
残りりご飯にゆでた小豆を入れてことこと煮て簡単小豆粥にして、
お雑煮と小豆粥の朝ごはんです。
元気なわけです。
太るわけです(笑)。


今日はなんでも、農事始めとか、針供養の日らしいです。
暦では、少しずつ少しずつ春になりますね。

さて、新聞の川柳の特別編です。


「新年雑詠」


天位  中までどうぞお入りあんせ初日の出   中渡 絢

地位  いざ行くぞ笑顔で行くぞ初暦   藤田雪魚

人位  初夢を掴む両手が荒れている   木村奈生美


秀逸  玉子破るパカッと初春(はる)が踊りだす   川守田秋男

    三が日マスク外して深呼吸    国分正武

    初賣りの散らしが誘う春の街   板橋亀代美

    まだ行ける更新しようパスポート   吉田晶二
    鳥語湧く地球の初春(はる)がやわらかい   田村三之助


一月一日に掲載になりました。天の句の「お入りあんせ」は、
このあたりの方言で、「お入りください」と言う意味です。
やさしげなニュアンスがいいでしょう。


ていねいに洗って春に干す心   玉

ツンツンツン春の芽春の扉をたたく   かなえ